カオルーン・モスク開放日に訪れてみました！

多くの他民族が暮らす香港には、多種の祈りの場所もあります。こちらはイスラム教徒の方々のためのモスクで、香港最大のカオルーン・モスク。MTR尖沙咀駅のA出口を出て直ぐの場所にありネイザンロードに位置していますので、前を通った事がある人も多いのではないでしょうか。

この九龍清真寺（カオルーン・モスク）が一般の人びとに開放されるオープン・デイに訪ねてみました。通常であれば冬と秋の年2回のオープン・デイがあり、ナビが訪れたのはコロナが蔓延する前の1月のこと。ナビも始めての体験でした。今日は1月のオープン・デイの様子をご案内します！

モスク内では靴は厳禁。入り口で靴を脱いだ後は、グランドフロアの大広間に入りました。この日は地元香港の見学者で大盛況。皆さん熱心に、異文化の勉強をしていました。

この広間ではイスラム教に関する多くの展示がありました。

展示関係は英語だったので、広東語ができない人でも大丈夫。

また、無料のハラルフードも振舞われていました。ナビはランチを食べた後でしたが、このハラルフードに興味深々だったので、勿論いただいてきました！

1人分のフードは、スパイシーなサモサ1個、サモサの皮だけを揚げたようなもの、そして甘く煮込んだデーツと紅茶です。うん、なかなかボリュームがあって美味しい。

椅子に座って食事をいただいていると、スライドを見ながらの説明会が始まります。

それはもう多岐に渡る内容！説明は広東語で行われますが、スライドを見ていたら内容もだいたい分かるので、とっても面白かったですよ！例えばイスラムの男性や女性の服装から、

こちらは礼拝のスタイルですね。こんなに色々なポーズがあると知ってびっくり！！！

世界のモスクの紹介もありました。これはアブダビのシェイク・ザイード・グランド・モスク。ナビは以前こちらを訪れた際、その余りの豪華絢爛な内装にビックリしました。その後空港で買ったこのモスクについての写真集は、今でも大切にしています。

いつか必ず訪れてみたい、トルコのブルーモスク。いいなあ。本当に、本当に、行きたい！

スライドを20分ほど見た後は、館内見学が始まります。この日あまりの見学者の多さに、5-6班にわかれての館内見学でした。モスクの外観は白一色で単調気味ではありますが、建物内の細部の装飾はさすがに素晴らしいです！！

こちらは2階の男性専用のお祈りの場所。皆さん熱心にお祈りされていらっしゃるので、写真はこれだけにしました。本来であれば女性のナビがこうして男性専用のお祈りの会場に入るなんていけない事だと思いますが、開放日ならではの特権ですね。この後、女性の部屋なども見せていただき、大満足の開放日でした。ちなみに、イスラムに関する書籍を無料で頂くことができたり、女性用の美しいイスラム衣装を試着できるコーナーなんかもありましたよ！