香港・夜の観光決定版 ! 2階席確約のオープントップバス ドライブ&女人街散策 【日本語ガイド付き】

Open Top Bus + Women Streetオープントップバス + 女人街自由散策

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【アキコの体験レポート】女人街散策とオープントップバス

初めて香港旅行に来た友人と共に、香港観光の定番、ネオン輝く迫力満点のナイトドライブに参加してみました!

こんにちは、香港ナビレポーターのアキコです。つかの間の春休みも終わり、日本では新年度、新学期が始まり、新しい生活がスタートした方も多いのではないでしょうか?香港も長かった冬がやっと終わりを告げてくれたようで暖かい小春日和の穏やかな天気が続いています。さて、先日の春休みを利用して、アキコの元にも日本から友人が香港に遊びに来てくれました。彼女は今回が生まれて初めての香港旅行。ビクトリアピークやスターフェリー、ブランド物のショッピング、マンゴーのデザートなどなど、押さえるべきものはほとんど紹介したのですが、どれもキレイな景色を眺めたり、おいしいものを食べたりするばかりで、なかなか香港旅行らしい『体験』をさせてあげることができません・・・。そこで、香港といえば道路に張り出したギラギラ光るネオン。この看板の下すれすれのところを走り抜けるオープントップバスに乗れば、活気あふれる生の香港を肌で感じてくれるのでは?ということで、ナビでも人気のナイトドライブツアー『女人街散策とオープントップバス』に二人で参加することにしました~!

シンフォニー・オブ・ライツを見てからツアーへ参加

香港旅行の一日は驚くくらいあっという間に過ぎていきます。北京ダックを食べに行ったり、マッサージに行ったりしているうちに、彼女が見たいと行っていたシンフォニー・オブ・ライツを見られるのが、オープントップバスツアーに参加する夜のみとなってしましました…。オープントップバスの出発時間は毎晩19:15と20:30。19:15に参加すると、20時から始まるシンフォニー・オブ・ライツを見ることができません。そこで20:30発を予約し、かなりタイトですが、シンフォニー・オブ・ライツが終わってすぐに集合場所の日航ホテルへ向かうことにしました。日航ホテルは尖沙咀東の一番奥なので、ショーは尖沙咀東寄り、インターコンチネンタルホテル、ニューワールドショッピングセンターに近い場所で見ることに。多くの観光客は香港文化中心(HK Cultural Centre)周辺に固まっているため、このあたりは観光客の数も少なめです。
プロムナードから日航ホテルへの行き方(所要15~20分)
20:15、シンフォニー・オブ・ライツ終了。そこからやや小走りで、海沿いを東へ向かいます。プロムナードを海沿いにまっすぐ進むと、スターバックスを過ぎたところに巨大な陸橋が見えました。この陸橋を渡ってもいいのですが、私たちはシャングリラホテル横に架かる二本目の陸橋でMody Roadに渡りました。実はもう一本インターコンチネンタルグランドスタンフォードホテル横に架かる陸橋があるのですが、そこまでの海沿いの道は通行人の数がぐっと減り少し薄暗い道が続くため、夜間はあまりおすすめしません。
このあたりからの
夜景もキレイです。
この陸橋でSalisbury Roadを渡ります。 この陸橋でSalisbury Roadを渡ります。

この陸橋でSalisbury Roadを渡ります。

橋の上の様子。橋の左側はシャングリラホテルです。 橋の上の様子。橋の左側はシャングリラホテルです。

橋の上の様子。橋の左側はシャングリラホテルです。

橋を渡りきった右手のスロープから降ります。
降りたところに横断歩道があり向かい側にSASA(ピンク色の看板)が見えます。 橋を渡りきった右手のスロープから降ります。
降りたところに横断歩道があり向かい側にSASA(ピンク色の看板)が見えます。

橋を渡りきった右手のスロープから降ります。 降りたところに横断歩道があり向かい側にSASA(ピンク色の看板)が見えます。

SASA側へ横断歩道を渡り、Mody Roadに沿ってまっすぐ東へ(シャングリラ逆方向)
約5分で日航ホテルです。 SASA側へ横断歩道を渡り、Mody Roadに沿ってまっすぐ東へ(シャングリラ逆方向)
約5分で日航ホテルです。

SASA側へ横断歩道を渡り、Mody Roadに沿ってまっすぐ東へ(シャングリラ逆方向) 約5分で日航ホテルです。

日航ホテルはMody Roadの一番奥、歩くと結構な距離があります。結局尖沙咀のプロムナードから15分かかって、集合時間ギリギリに到着。道を知っていた私たちでもきっちり15分かかったので、このあたりの土地勘のない方は集合時間に遅刻すると、バスは待たずに出発してしまうため、シンフォニー・オブ・ライツ鑑賞は別の日にしたほうがいいかもしれません。

初めてのオープントップバス

日航ホテルの前に着くと、すでにオープントップバスが到着して他の参加者の皆さんが2階席ですでにスタンバイ(汗)。でもバスの車体には『DFS Galleria』の広告が一面に入っていて、もしやこれは私たちの参加するオープントップバスではないのかも?と不安がよぎります…。ガイドさんも見当たらないし、バスの周りをうろちょろしていると、どこかから私たちの名前を呼ぶ人が。ガイドさんでした。なんで私たちがツアーに参加するってわかったんでしょうね。不思議です。ガイドさんは免税店の前と日航ホテルの前と両方でお客さんを探していました。私たちがたまたま日航ホテルの前できょろきょろしていたときは、ガイドさんは免税店の前で待っているお客さんを迎えに行っていたようです。だから集合場所に行ってガイドさんがいなくても、言われた場所で動かずに待つこと、これ重要ですね。ちなみに真っ赤なオープントップバスが近くに停まっている場合がありますが、これは今回体験したツアーとは別のものです。間違えて乗り込まないようにご注意ください。正しいバスの目印は『DFS Galleria』ですよ!※別の広告の入ったバスを使用することもあるそうです。万が一バスが見当たらないときはクーポンに書かれている緊急連絡先に電話してください。

香港島の夜景も見れる!

かなり手ぶれしているものの\n唯一なんとか取れた一枚

かなり手ぶれしているものの\n唯一なんとか取れた一枚

日航ホテルを出発して、まずバスは紅ハム方面に向けて走ります。目の前に見えてくるのは香港の武道館、紅ハム体育館(香港コロシアム)です。このあたりにはネオンはほとんどありません。

紅ハムメトロポリスの建物を抜けて、緩やかな坂をまるでジェットコースターのようにバスは走り抜けていきます。すると、目の前に香港島の夜景がドーン!銅鑼湾、湾仔周辺のビル群から遠目にセントラル、上環方面の夜景までがバスの左側に広がります。さっきシンフォニー・オブ・ライツを尖沙咀のプロムナードから見ましたが、動くバスの2階席から見るのもなかなかダイナミック!!ネイザンロードを走り抜けて、九龍のネオン街だけが見られるのかと思いましたが、こんなにきれいな香港島の夜景を見ることができてなんだか得した気分です♪日本からやってきていた友人も大喜び。(ここはハイウェイだったためスピードが速すぎて普通のデジカメではキレイに撮ることができませんでした…)

ネイザンロードのネオン街を突っ走る!
Salisbury Road沿いから見る香港島の夜景を林家パー子のようにパシャパシャ写真を撮っているうちに、バスはペニンシュラホテル、シェラトンホテルが並ぶネイザンロードの入口に差し掛かってきました。いよいよ始まりますよ~!実はアキコも香港に住んでいながら(住んでいるからこそ?)オープントップバスの乗車は初めて。だからちょっとドキドキです。2階建てバスに乗っているとたまに日本人観光客がオープントップバスに乗っているのを見かけることがありますが、いつも「そんなにおもしろいものなのかな~?」と車内から眺めていたアキコ。オープントップバスから見るネイザンロードって、いったいどんなんなんだろう??
ペニンシュラの角を曲がると、ネイザンロードが始まります ペニンシュラの角を曲がると、ネイザンロードが始まります

ペニンシュラの角を曲がると、ネイザンロードが始まります


◆尖沙咀周辺
バスはネイザンロードを北上し、尖沙咀から佐敦、油麻地、旺角の4つのエリアを走り抜けます。尖沙咀は重慶マンションの前あたりからモスクの前までがネオンがにぎやかですが、このあたりはまだネオンもお上品な感じで、思いっきり看板がはみ出しているというほどではありません。デジカメにスポーツモードがあれば、バスはたいしたスピードを出していないので、動いていても簡単にネオンが撮れます。でも当の友人は写真を撮るのも忘れて、右や左を忙しそうに眺め、まるでメリーゴーラウンドのようにどんどん流れてくる光の洪水にあっけに取られている模様。あぁ、なんて楽しそうにしているのだ…。このツアーに参加して本当によかった。
尖沙咀を数分で抜けるとここからが本番です。佐敦、油麻地、旺角はとにかくこれでもか~!!といわんばかりにネオンぎらぎら、看板も飛び出まくり。大きな看板はもう少しで頭がつくんじゃないかってくらいにまで道路に向かって張り出しています。この頃にはアキコも大興奮。まるで遊園地のアトラクションのようです。ネオンの明るさも先ほどの尖沙咀とは比べ物にならないほど、まるで昼間のように輝いています。ちなみに香港のこのネオン、日本のものと決定的に違うのが『チカチカしない』ということ。こんなに派手なんですけど、ネオンは静止しています。これだけの迫力ですべての看板が点滅しはじめたら、目を奪われて事故ってしまいそうですね。

◆迫力を求めるなら左側の席を狙え!
バスの2階は3人掛けのイスが左右に並んでいます。香港は日本と同じく左側通行なので、右側に座るとネオン街を走り抜ける時はやや中央線よりになり看板を斜め下から仰ぐ形になります。左側に座ると真上が看板になります。迫力満点の写真を撮りたい人、看板を真下から見たい!という人には左側に座ることをおすすめします。バスの前、後ろはあまり関係なさそうです。走行中は前ばかりを見てしまいがちですが、後ろを振り返ってもネオン街はキラキラ輝いているので、後ろにもシャッターチャンスはいっぱいですよ。
たまには後ろを振り返って、過ぎ去ったネオンをもう一度パチリ。 たまには後ろを振り返って、過ぎ去ったネオンをもう一度パチリ。

たまには後ろを振り返って、過ぎ去ったネオンをもう一度パチリ。


「旺角黒夜」の世界をドライブ
旺角に到着すると、ネイザンロードに交差するように走るArgyle Streetで左折します。横には旺角一のショッピングモール『ランガムプレイス』が現れます。そしてまたここで左折してバスは少し細い路地に入り、今度は繁華街の影の部分をオープントップバスで走り抜けます。このあたりのネオンはネイザンロードの健全な(?)看板と打って変わって、やや怪し気な内容。ナイトクラブやサウナなどアダルティなネオンが輝いています。そして、周囲の雑居ビルは、ダニエル・ウーとセシリア・チャン主演の『旺角黒夜(ワンナイト・イン・モンコック)』の世界そのもの。最初の香港島の夜景に続いて、このツアーは一粒で二度おいしいというか、ネイザンロードのネオン街だけではないバラエティ豊かなナイトドライブを体験できちゃうんですね。(※ルートは交通状況により変更となることもあります)

女人街の散策つき
その後バスは、少し横道に入ったりしながらスタンフォードホテルに到着。ツアータイトルにもあるとおり、このツアーは前半がオープントップバスのナイトドライブ、後半は女人街での散策(40分)になっています。女人街周辺は夜は歩行者天国になっているところも多く、大型バスは入っていくことができません。そのため、少し離れたこのホテル前で降りて、歩いて女人街まで向かいます。
女人街に近づいてくると、いろんな国の団体旅行客がそれぞれの言葉でガイドさんから説明を受けていました。私たちのツアーはこれから40分後に同じ場所で再集合です。女人街の散策が終わると宿泊ホテルまで普通の観光バスで送ってくれるのですが、友人のホテルは新界の方面で送迎不可のホテルだったし、実は前の日の女人街に来ていたので、ここでツアーを離れることに。ただ、ツアーをここで離れる方は必ずガイドさんにその旨を前もって伝えてください。勝手に帰ってしまうとガイドさんはいつまでもいなくなってしまった人を探し続けますので。その後、女人街付近の上海レストランで小籠包やラーメンを食べ、許留山でマンゴージュースを飲んだあと足ツボマッサージで疲れを取って、家路に着きました。

友人も大喜び大満足です!

日本から来た友人も大満足☆

日本から来た友人も大満足☆

実は最初は九巴の1番などの公共バスの2階からネイザンロードを走り抜けようと思ったのですが、手が届きそうな看板を真下から見るのと、車内から見るのとでは迫力が違うかな、と思い、お値段も200ドルなので今回はツアーに参加することにしたのです。やはり、お金を払って参加するだけのことはある充実の内容!何より友人が心底楽しそうにネオンを眺めていたので専属ガイド役のアキコも一安心。友人も、香港を紹介するテレビ番組にはいつもこのギラギラネオンが必ず出てくるから、香港に来たら一度はオープントップバスに乗ってみたかったそうです。香港在住のアキコでも十分楽しめたので、初めて香港に訪れる人なら最高の思い出になること間違いなしです。今度また別の友達が香港に遊びに来たら、絶対また参加しようっと♪以上、香港ナビレポーターアキコがお伝えいたしました。

★おまけ★
バスの上から見た香港の街並み
街角の新聞スタンド

街角の新聞スタンド

等身大ドナルド、顔つきが少し違う

等身大ドナルド、顔つきが少し違う

街中いたるところにあるセブンイレブン

街中いたるところにあるセブンイレブン

ローカルのヘアカットサロン

ローカルのヘアカットサロン


旺角はジュエリーショップだらけ
周大福

周大福

周生生

周生生


看板が頭に当たる!?
ジュエリーショップの看板『六福』

ジュエリーショップの看板『六福』

あ、近づいてきた~!

あ、近づいてきた~!

うわ~真下を通過!当たるかと思った!

うわ~真下を通過!当たるかと思った!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日 :2008-04-08

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