京菜鹿鳴春飯店

ロッメンチュンSpring Deer Restaurant

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初めて香港に来たら、まずはここで北京ダックを食べてみよう!豊富な北京料理メニューが自慢の老舗。

こんにちは、香港ナビです。今回は1969年の開店以来40年、地元の人はもちろん、観光客にも愛され続けている北京料理の老舗、鹿鳴春をご紹介します。場所は尖沙咀東(Tsim Sha Tsui East)の麼地道(Mody Road)。皆さんご存知のとおり、このレストランの名物料理と言えば、やっぱり北京ダック。この北京ダックを目当てにやってくる観光客は少なくありません。また北京家庭料理の専門店のため北京ダック以外にも、他の店では食べられないメニューもたくさんそろっています。それでは、早速行ってみましょう!
お店はあまり目立たない「麗東大廈」というビルの1階にあります。ビルの横に大きな看板が出ているので簡単に見つけることができます。
白いテーブルクロースを使い、内装もシンプル。歴史を感じさせない真っ白な茶碗やお皿。40年の歴史あるお店にふさわしい凛とした清潔感とプライドが溢れています。

北京ダックとその他んp北京の名物料理を紹介します

燻素鵝拼海哲 五目野菜のゆば巻きとくらげの冷菜 HKD60 (Small)
冷菜には、魚の燻製、冷し鶏肉の酒蒸し、中国ハムなど11種類が用意されています。中でも五目野菜の湯葉巻きとクラゲの付け合せがお勧め。何枚もの薄い湯葉を重ね玉子焼きのようにし、焼き野菜を包みます。食感はさっぱりとして、脂っこさはまったくありません。前菜には、こんなにすべすべとした柔らかい湯葉がぴったり。薄く味がついたクラゲの独特なコリコリとした食感もこの湯葉に絶妙にマッチしています。

北京填鴨 北京ダック HKD280
北京料理といえば、北京ダック。鹿鳴春でも他のレストランと同じく、アヒルを吊るし焼きで焼いています。通常、北京ダックを出すレストランでは皮を餅(小麦粉で作った皮)で包むものと残ったお肉の炒め物という2種類の食べ方を提供していますが、ここでは1羽のアヒルを残すところなく、骨から油まで使って調理してくれます。 詳しくはここ
さて、ここでは定番の2つの食べ方をご紹介しましょう。

まずは皮から。皮だけを食べるのが正しい食べ方と思われる方もいますが、実はお肉8割、皮2割がベストなのです。北京ダックに使われるアヒルは全て1歳未満のアヒルで、最後の2ヶ月で飼料をたくさんお腹に詰め込み、人工的に太らせます。そのため普通のアヒルよりも肉が厚くなります。そして吊るし焼きにすることで、皮がパリパリに焼き上がり、口に入れた瞬間に脂肪が溶けていきます。また鹿鳴春の北京ダックは通常のものより大きいので、一羽だと6人で食べてちょうどいいくらいの量になるそうです。

食べ方はとても簡単。

削いだ皮を餅(小麦粉の皮)の上に載せます。
ネギとキュウリそして甜麺醤を少しずつその上にのせます。
鹿鳴春で20年以上北京ダックを作り続けている文善祥さんは、たった59秒(60秒ではなく、あえて59秒!)の素早さで丸ごと1羽の皮を削ぎます。彼のようにアヒルを左右対称に削ぐことができる料理人は多くないそうです。

炒鴨鬆 アヒル肉の炒め物 $40
アヒルの皮を餅に包んで食べる定番の食べ方に続いて、2つ目は、残ったアヒル肉を使った炒め物です。しいたけ、たけのこ、ザーサイ、セロリ、クルミなどの食材を一緒に炒め、香ばしい匂いが、これまた食欲をそそります。レタスもセットでついてくるので、レタスに包んで食べてもおいしいですよ。
※1品HK$40で、北京ダックで残った身を使って料理を作ってもらうことができます。このアヒル肉の炒め物以外にも、アヒルスープとアヒルのタマゴ蒸しなどがあるので、もう少し食べてみたいと思ったら、店員さんに追加でオーダーしてください。

宮爆大蝦 車エビのチリソース  HKD80(Small)
チリ、お酢、砂糖などで作った甘酸っぱいソースとニンニクと一緒に揚げた車エビを絡めたもの。車エビの外側はこの甘酸っぱいソースが滲みていて、中のぷりぷりっとしたエビをかじると中からチリソースの味が口に広がります。香港にはエビ料理はいろいろありますが、これはナビもお勧めの一品です。

炒牛肉絲青椒 細切り牛肉とピーマンの炒め物 HKD70(Small)
日本の中華料理店に行くと、必ずあるチンジャオロース。日本で作られているものとは違って、オイスターソースは使用されていません。シンプルなさっぱりした味です。

蝦子鍋塌豆腐 揚げ豆腐のエビ子かけ HKD46(Small)

鍋塌というのは鍋の中で焼煎りそして煮込むという調理法です。ほどよく金黄色に揚げた豆腐の表面に小さなエビ子がたくさん付いています。上に載っているたまねぎと香菜がさらに料理の香りを引き出しています。同じ料理を出しているレストランも多いのですが、豆腐の揚げ具合は、鹿鳴春の右に出る店はないでしょう。

いかがだったでしょうか?北京ダックを試してみたい方、本格的な北京料理を食べてみたい方はぜひ鹿鳴春に行ってみてください。日本語のメニューがあるので、注文にも困ることもありません!香港ビギナーにもお勧めの有名レストランのひとつです。以上、香港ナビが尖東からお伝えいたしました。

記事更新日:2009-01-19

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-04-25

スポット更新日:2009-01-19

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