海皇粥店(油麻地店)

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一人旅でも気軽に入れるお粥のチェーン店。ファーストフード感覚で、腸粉、大根もち、豆乳などなどB級グルメをお試しあれ!

こんにちは、香港ナビです。手軽で安い朝食メニューと言えば、お粥。安いし、お腹にも優しいし、おまけにファーストフード並みに出てくるのが早いから、忙しい香港人の朝にもぴったり。だから、どのお粥屋さんも朝から人がいっぱいです。香港内に数あるお粥屋さんの中でも今日は、有名なお粥チェーン店として知られる海皇粥店をご紹介したいと思います。
海皇粥店は1992年開業。この15年ほどの間で香港内に22店、そしてマカオのヴェネチアンホテル内にもお店を開くほど大きく成長しました。品質管理を最重要視し、お粥という素朴な料理ながら、ISOやHACCPなど国際的な衛生基準を導入。採用されている管理方法は超ハイテクです。さあ、お店に行ってみましょう!
MTR油麻地駅を出てすぐのところにあるこの支店は約60席あります。早朝6時にオープンし、夜中2時まで営業しています。ネイザンロード沿いにあるため、一日中客の流れが途切れることはありません。

注文方法は、カウンターで直接注文でもいいし、席についてからメニューを見ながら注文してもOK。メニューには日本語もついています。
お会計のおばさんもちょっとモダンです。
メニューが書かれたカラフルな札。
オクトパスの利用もOK。
厨房の中の様子。店内からもガラス越しに調理をしているところを見ることができます。こちらは腸粉を作っているところ。
店内には「我衛生、你放心」と書かれた大きなバナーが掛けられていました。「(私たちは)清潔な店、(お客さんは)安心」といった意味です。すべての食材は、工場で厳しいチェックを受け、それぞれの支店に配送された後も、各店の品質管理担当者がチェックを行います。また、品質検査官による不定期のサンプル検査も行い、念には念を入れたチェック体制を敷いているそうです。海皇粥店の食品衛生に対する意識の高さがうかがえます。
青を基調にした、明るくて清潔な店内。街のお粥屋さんは、どんなに暑くても扇風機しかない…そんな店も多いのですが、こちらは冷房がガンガンに効いています。

オススメメニューをご紹介

海皇一品粥 HK$22.5
人気のお粥の一つ。魚のスライス、エビ、ずわい蟹の身、鶏肉のスライスなど、具をたっぷりと使ったボリューム満点のお粥です。

南瓜粟米肉碎粥 HK$14
白い粥と南瓜で作ったオレンジ色の粥。この店には粥の種類は2つあります。南瓜を潰して形がなくなるまでじっくりと煮込んだ南瓜のお粥に豚骨とコーンを一緒に煮込んだ『南瓜粟米肉碎粥』はとっても柔らかくて、ヘルシーなメニューです。季節限定のオリジナルメニューだそうです。食べたい!という方はお早めに!

艇仔粥 HK$15.5
庶民的な粥として広く知られているのが、お粥の定番、艇仔粥(テンジャイジョッ)です。『Let’s 食べ比べ艇仔粥』でも取り上げたのでこちらも見てみてください。

煎蘿蔔糕(大根餅) HK$13.5
飲茶の点心でも見かける蘿蔔糕(大根餅)。XO醤がたっぷりとのった大根餅の中には、乾燥エビが入っています。ピリッと辛いXO醤にほんのり甘い蘿蔔糕がぴったり。

羅漢齋炒米粉 HK$10.5
ビーフンの炒め物。一般的なお粥屋さんで食べられるものは具が少なめですが、こちらの炒米粉には、椎茸、にんじん、とうもろこし、木耳などヘルシー野菜がたっぷり入っています。お粥だけじゃ、なんだか物足りない、そんな時のサイドメニューです。

『油器』と呼ばれる揚げパン各種。香港では揚げパンとお粥を一緒に食べる習慣があるんです。油たっぷりのパンとあっさりしたお粥。何とも不思議な組み合わせですね。こちらの店では味と形が違うものが4種類揃っています。左から油條、煎堆、鹹煎餅、牛脷酥。それぞれ1個HK$7
油器のミニセット。オリジナルは1個1個がかなり大きいので、そこまで大きいのはいらないし、いろんな味のパンを少しずつ食べたい、そんなリクエストからミニサイズが誕生しました。 1個HK$3.5、3個HK$8.5。

齋蝦米腸粉 HK$11.5
腸粉とは、米粉を蒸して作った軽食のこと。ぷるんぷるんとした食感で、腸粉自体に味はなく、このように乾燥エビとネギを入れて味を加えています。しょうゆをいかけていただきます!作り方を見せてもらいました。
布を敷いた台の上に腸粉を流し込み、その上に干し蝦とネギをふります。
固まった腸粉を布からはがします。
食べやすい大きさに切ります。
一本ずつ巻いていきます。
腸粉らしくなってきました。
できあがり。

炸腸 HK$13
揚げパンを腸粉で巻いたものです。揚げパンを腸粉で巻いてしまうなんて!お粥×揚げパンに次ぐ奇想天外な食べ方ですが、これも香港のお粥屋さんの定番中の定番メニューです。ゴマや赤味噌のソースをつけて食べるとおいしいですよ。

各テーブルには、塩、こしょう、ゴマ、ピーナッツソース、赤味噌、豆板醤などの調味料が用意されています。塩やこしょうはお粥に、ゴマは腸粉に、ソースは腸粉や蘿蔔糕、ビーフンにつけて食べるのが一般的です。

豆漿(ホット/アイス) HK$7
良質のカナダ産の大豆を使用した豆乳です。

蒸しご飯やスナック類などのメニューも充実しています。
そのほか、とってもお得なティーセット(下午茶)は毎日午後2時半から6時まで提供されています。値段は14.5ドル~25.5ドルです。

いかがでしたか?朝食やティータイムにたまに庶民的な味を試してみたい、でもあまりにもローカルすぎるお店はちょっと心配…。そんな時にチェーン店のお粥屋さんに行ってみるのも手ですよ。味はもちろん、衛生面でも安心できるのも大型チェーン店だからこそです。今度の香港旅行の際には、ぜひお粥にトライしてみてくださいね!以上、香港ナビがネイザンロードからお送りいたしました。

記事登録日:2008-04-29

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-04-29

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