ワン・ハーバーロード

先ほどまで魚料理に特化していただいておりました。メインシェフおよびホールスタッフとやり取りしながら、香港でも魚料理のエッセンスをいただくのは得がたい経験でした。火の通し方にムラができる時があるので素材を吟味しているとのことです。葱油の仕上げもタイミングが素材によりけりだということで、やはり日本とは厨房の火力がちがうなと思いました。明日も海鮮を一品に絞っていただくことにしました。シェフも材料仕入れにがんばると力が入っておりました。シェフの話では、上海料理を基本に据えて広東料理を勉強しなおしたとのこと。やはり香港でも往年の濃い味付けよりもヌーベルシノワの淡味を少しずつ取り入れているようです。メニューには「時価」とありましたが、スタッフの心意気に感謝するお値打ちなところで収めていただきました。本当に感謝です。