正確に言えば、世界で「最も高いフロア」に位置するホテル:103-118F
今春完成する、東京スカイツリーの高い方の展望台「天空回廊:450m」よりもさらに高く、ヴィクトリアピーク並みの位置で寝泊りする、といえば、その凄さがわかるかも・・・
当然ながら、標高ではヒマラヤなどの山岳ホテルにはかなわない。ICCというビル自体も香港では一番高いが、ブルジュ・ドバイ:824mに遠く及ばない。
それでも現在のところ、ホテルとしてはギネスクラスであることは間違いない。
エアポートエキスプレスの九龍駅から、Elementsという巨大ショッピングモールを通り、9Fにホテルの専用ロビーとカーポートがあり、スタッフ数名が常駐している。
そこから直通EVで103Fロビーまで一瞬の上昇、さほど揺れないのが不思議である。
レセプションとコンシェルジュ、レストランのメニュや室内利用ガイドは全て英語と中文のみだが、レセプションで邦文の滞在マニュアルをくれるし、チェックイン後に日本語の堪能なスタッフから直接電話があり、滞在中のサポートをしてくれるそう。
しかしいつもその方が待機しているわけではないので、やはりある程度の英語が出来ないと、かなり不便かも。
以下は箇条書きで
・一部のサイトで批判されていたので、危惧していたが、スタッフの対応は殆ど問題ない、ただし殆どの人が、英語か中国語しかはなせない
・108FのHarbour Island Roomに2連泊したが、部屋からの眺望は見たことがないような迫力 しかし高所恐怖症の方にはきついかも?ちなみにこの最上の眺めは、1フロアで7~8室しかない。1.5倍くらいの料金を出して良ければ、バーバー側のコーナースィートがお勧め
・部屋の内装設備は、このクラスでは標準的、アメニティはホテルオリジナル
・ベッドはWestinsのヘブンリーマットクラスで極めて快適、枕は2種で、Four seasonsのように事前に枕タイプを聞いてくることはなかった。
・寝巻類の用意がなかったのは、日本人客が少ないせいか
・118Fのプールにはジャグジーなどもあり、ゆったり楽しめるし、部屋とは異なる絶景が!
・チムへのアクセスはタクシーのみだが、台数が少ない時間帯もある、また香港島へはMTRで一駅(香港駅&中環へ接続)
・朝食の品数は少なめだが、(ペニンシュラの2Fほどではないものの)クオリティは高い。
・宿泊客の大半は、本土から来た中国人セレブか西欧ビジネスマンで日本人らしき人は殆ど見かけなかった。
結論:ギネスに挑戦したい方、リピーターで土地勘のある方は是非宿泊を 眺望だけならば103Fかカフェ/バーOZONEで十分楽しめることでしょう。
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