香港大学

香港大学めぐりシリーズ(その1)The University of Hong Kong

閉店・移転、情報の修正などの報告

香港大学のキャンパスをご案内!

こんにちは。香港ナビです。今回は香港の大学のキャンパスを案内いたします!香港の大学といえば、代表的なのは「香港大学」。香港島の西に位置する香港大学は1910年に創立、香港で最も歴史の古い大学です。

さて、香港大学までどうやって行くの?

銅鑼湾の怡和街(Yee Woo Street)興利中心(Hennessy Centre)前でノースポイント発の23番バスに乗車。
途中は総督官邸を通り、さらにピークのミッドレベルへ登って行くと、HSBCやifcなど、香港のランドマークビルが見に入ります。
般含道(Bonham Rd)についたら、左側に「香港大学」(イーストゲート)の正門入り口が現れます。次の駅は大学のウェストゲートになります。どれの入り口からも大学のキャンパスまでアクセスできます。

「馮平山楼」香港大学美術博物館

今回ナビは大学の正門入り口であるイーストゲートから入りました。階段を登るとすぐ左側に「馮平山楼」が見えます。ここには香港の博物館の中でももっとも歴史の古い「香港大学博物館」があるんです。

1953年に創立された当時は「馮平山博物館」と呼ばれたのですが、1996年に隣にある建物「除展堂楼」の3階も博物館の一部として改築されたため、名前を新たに「香港大学博物館」に変えました。中には新石器時代から清朝までの中国陶器、磁器や青銅など15,000点の中国芸術品が展示されています。これらの長期展覧品以外に、定期的に東洋と西洋の芸術展も行なわれています。ナビが取材に行ったときは、ちょうどニューヨークのランドマークの写真展がありました。
また、中国の飲茶文化を広げるために、「除展堂楼」の2階にはティーギャラリーが設けられています。昔の中国を感じさせる空間で、いろいろな種類の中国茶が楽しめます。お茶の料金とスナックを含めて一人$50ドル程度です。さっそくお茶で一休み。
入場:無料
営業時間:月曜日~土曜日9:30~18:00、日曜日13:30~17:30
休館日:大学の休み、祝日
ウェブサイト:www.hku.hk/hkumag

いよいよ大学に潜入!

お茶で休憩の後は早速大学に入ってみましょう!大学美術博物館に入ったところの「馮平山楼」に戻り、階段を引き続き登ると、エレベーターがあります。エレベーターで大学のグランドフロアに行きます。
香港では9月から新学年が始まります、ナビはちょうど新学期が始まって少しした頃(10月初旬)大学を訪れました。大学には学生がいっぱい。活気が溢れていました。サークル活動している人もいました。左にある「梁銶琚楼」はいろいろな学部が入っています。香港大学の日本語学科もこの中にあります!ナビは大学を右方面から回ることにしました。図書館と大学のランドマークのひとつとなっている時計台も遠くから眺めることができます。あ!図書館の隣に、スターバックス発見!学生証を見せると、特別サービスがあると書いてあります。誰か、学生証を貸して!

中山広場(Sun Yat-Sen Place)&中山階(Sun Yat-Sen Steps)

図書館の前のこのスペースは中山広場と呼ばれています。ここの上に登る階段も、中山階といいます。中山階を登りきったところの左側に、緑がいっぱいみえました。庭に続く橋を渡り、公園に入ると、そこには蓮の池が。春が訪れると蓮の花が咲いてとれも綺麗なんですって!でも今は秋。ちょっと物悲しい雰囲気。
池の前には銅像が置いてあります…誰の銅像でしょうか。公園の後ろのビルにその答えが!なんと孫文の銅像でした。そういえば、ここまで辿ってきた道も孫文の名「中山広場」と「中山階」というのだったことを、思い出しました。
調べてみると、孫文は1884-1892年の間、香港大学の医学部で勉強をしていたそう。建物に書いてある言葉、“I feel as I returned home, because Hong Kong and the University of Hong Kong are the birth place of my knowledge”は、孫文が1923年2月20日、陸佑堂で講演をしたときに話した内容です。この銅像は孫文を記念に、2003年の11月に作られました。
公園から出て、階段を登り続けます。左の通路でまっすぐ行くと、本屋、銀行、自動販売機などがありました。活動しているサークルの人たちの姿もいっぱい集まっています。
これは自動販売機です。

これは自動販売機です。

これも自動販売機。

これも自動販売機。

これは自動販売機みたいですが、違います。
学校生活を放送するキャンパスTVです。

これは自動販売機みたいですが、違います。 学校生活を放送するキャンパスTVです。

歩き続けたら莊月明文娯中心(Chong Yuet Ming Amenities Centre)にたどります。 
歩き続けたら莊月明文娯中心(Chong Yuet Ming Amenities Centre)にたどります。 
歩き続けたら莊月明文娯中心(Chong Yuet Ming Amenities Centre)にたどります。

歩き続けたら莊月明文娯中心(Chong Yuet Ming Amenities Centre)にたどります。

この中には、香港の大手スーパーマーケット、パークンショップもありました。銀行も一行ありました。 
この中には、香港の大手スーパーマーケット、パークンショップもありました。銀行も一行ありました。

この中には、香港の大手スーパーマーケット、パークンショップもありました。銀行も一行ありました。

学食、コーヒーショップ「Pret A Manger」も発見! 
学食、コーヒーショップ「Pret A Manger」も発見!
学食、コーヒーショップ「Pret A Manger」も発見! 
学食、コーヒーショップ「Pret A Manger」も発見!

学食、コーヒーショップ「Pret A Manger」も発見!

儀礼堂と梅堂

一番上の階に登って、外に出ると、すごくきれいな建物がありました。前のほうの建物は「儀礼堂」(Eliot Hall)、後ろは「梅堂」(May Hall)といいます。昔は学生寮だったのですが、今は研究生の研究室になっています。毎年の11月に行なわれる卒業の時期になると、大勢の卒業生がガウンを着て、ここの階段で記念写真を撮ったりしているのが見られます。

ここからピークまで意外と簡単に登ることができます。山道に沿ってだいたい30分~45分ぐらいでいけるんですって!
ここで制服を着ている中学生の姿を見ました。ひょとしたら、彼女たちも香港大学を目指しているのでしょうか?

陸佑堂と孔慶熒樓

ここから一旦最初入ってきたところ、「中山広場」に戻り、今度は時計台方面へ行ってみましょう。階段を下り、向こうに見える橋を渡ると、大学のMain Building、もしくは「陸佑堂 Loke Yew Hall」に入ります。
ここは、180年の歴史を誇る、香港大学の中でも最も古い建物です。1983年歴史遺跡として政府に認められ、また、よく知られた香港映画「ガラスの城(玻璃之城)」、出演者の黎明(レオン・ライ)と舒淇(スー・チー)のキスシーンがあったところでもあるので、古きよき、といったカンジでロマンチック。
地下まで下りたら、建物を一度出て陸佑堂の外観を鑑賞。夜になると、色とりどりのライトがついているので、ここに座っていると、どこかの外国にあるリゾート地にいる気分になってきちゃいます。
すぐ向かいに音楽図書館の所在地である「孔慶熒樓Hung Hing Ying Building」があります。

これも歴史遺跡として政府に認められたものなんです。
ここから下り坂を下りたら、大学の正門入り口がある般含道に戻ります。 
ここから下り坂を下りたら、大学の正門入り口がある般含道に戻ります。

ここから下り坂を下りたら、大学の正門入り口がある般含道に戻ります。

いかかでしたか?香港での大学生活を一度見てみたいひと、あるいは、中国の歴史に興味のある人には必見な場所です。ミッドレベルにある香港大学の周りには、高級住宅地と名門中学校がたくさんあります。いつもと違う静かな香港を楽しみたい人はぜひ足を伸ばしてみてください。もちろん、時間があれば、ぜひ大学からピークまで登ってみてください。以上、香港ナビがお伝えいたしました。

記事登録日:2006-10-18

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スポット登録日:2006-10-18

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