香港科技大学

Hong Kong University Of Science and Technology

閉店・移転、情報の修正などの報告

清水湾に位置する環境抜群のキャンパス。ビジネススクールとして、東大を抜いてアジアトップレベルという注目の大学です。

いかがでしたか?香港にもこんな風にリゾート気分をたっぷり味わえるエリアがあるんです。旅行で香港に訪れる方にはちょっと行きづらいイメージがあるかと思いますが、ゴールドコーストホテルに宿泊がてら、香港のリゾートライフを楽しんでみませんか?以上、香港ナビがお伝えしました。
理学院(School of Science)工学院(School of Engineering)工商管理学院(School of Business & Management)人文社会科学学院(School of Humanities & Social Science)霍英東研究院(Fok Ying Tung Graduate School)の5つの学部を統合する大学では、約9000人の学生が学んでいます。海外からの留学生や帰国子女が他の大学に比べて多いのも特色の一つ。
今回は、工商管理学院で情報システムとオペレーション管理を学んでいる3年生、ゴゴ・リンさんがナビの案内役を引き受けてくれました。今年卒業のゴゴさんは、6年間カナダで過ごし、この大学で学ぶために香港に戻ってきました。この大学のビジネスプログラムの良さは、カナダでも有名だったとか。卒業後の9月からは、お父さんの経営する会社で働き、3年後にはMBA取得のためにまたこのキャンパスに戻ってきたいと抱負を語ってくれました。うーん、香港の典型的な“千金小姐(お嬢様)”ですね、やっぱり。
ゴゴさんの後ろにあるのは、大学の入口にあるとても目立つ赤いオブジェ。学生たちは“火雞(ターキー)”と呼んでいるそうですが、なんと日時計になっているんですよ。芸術よりはどちらかというとサイエンスな大学ですね、ここは。

メインキャンパス「アカデミック・ヒル」

学部は5つありますが、講義やレクチャーなどはすべてこの“アカデミック・ビル”に集中しています。スポーツセンターから学食まで学生たちはこのビルを中心に学生生活をエンジョイしているんですね。実は学校全体が、断崖に位置しているため、このビルは高層ビル並の高さなのです。
大学の書店や、銀行(中国銀行、恒生銀行、BEA東亞銀行の3つの銀行がありました!)、郵便局などが連なっています。
おみやげに、大学のグッズもいいですね。ロゴ入りのTシャツやテディベアもあります。なんと、自販機が設置されていて、キーホルダーなど24時間購入できますよ。
ビジターインフォメーションセンターでは、学校の歴史や各学部の学習内容、学校行事など様々な情報が展示されています。パソコンもありますから、分からないことは調べてみてください。
ビルの中央は大きな吹き抜けになっていて、学生たちがたくさん集まっています。いわゆるクラブや同好会といったところでしょうか。ここに特設ステージを作ってパフォーマンスや集会をします。それぞれ所属のバナーを作って掲げているところもあります。大声で叫んでいる学生たちの姿は、なんか“青春だー”って感じがしました。
ゴゴさんが一番好きなところと言って案内してくれたのが、吹き抜けを通り過ぎたつきあたりにある、通称“磨茹(マッシュルーム)”と呼ばれるところ。ここは、ビルからみるととても高い位置にあって見晴らし満点なんです。
地中海を思わせるこの眺め。休日になると一般の人が訪れるのもうなずけますね。前方の建物は、学生や職員の寮になっています。

李兆基図書館(Lee Shou Kee Library)

恒基兆業地産公司の代表である李兆基の寄付によって作られた図書館です。香港では、寄付した人の名前がそのままビルや学校の名前になっているケースが多く、この学校の校舎や教室もほとんど寄付者の名前になっています。全校生徒が使用するこの図書館では、一般の人でも閲覧することができるんですよ(貸し出しはできません)。

本棚についている電気スタンドは、人が通ると自然に点くようになっているんです。
大学の近くの中学生も勉強にやってくるという図書館は、本当に大きくて迷子になりそうです。自然光を多く取り入れたガラス張りで、気分よく勉強に集中できそう。たまにはソファでいねむり…なんてこともあるそうです。

キャンティーン(学生食堂)

学生の数に合わせて、キャンティーン(学生食堂)もたくさん揃っています。洋食や軽食、中華にビュッフェ、おやつもあります。値段が安いので、飲茶にやってくる一般の人もいるようです。ここは、学食にしては珍しくセルフサービスではなく、ウェイターさんがオーダーを取りに来てくれます。
こちらは、セルフサービスのキャンティーン。テレビもあって贅沢な感じですよね。

こちらは、セルフサービスのキャンティーン。テレビもあって贅沢な感じですよね。

こちらは、セルフサービスのキャンティーン。テレビもあって贅沢な感じですよね。

こちらは、セルフサービスのキャンティーン。テレビもあって贅沢な感じですよね。

マクドナルドもあります。朝7時から夜10時まで営業。 マクドナルドもあります。朝7時から夜10時まで営業。

マクドナルドもあります。朝7時から夜10時まで営業。

スーパーマーケットの“百佳(パークン)”もすぐ近くにありました。

学生寮

ゴゴさんが、学生寮へと続く渡り廊下がお勧めポイントといって連れて行ってくれました。うんうん、なかなか可愛い三角形ですが…
床にある三角の影に注目。実はこれ、太陽の当たり具合によって『→』のような形の影の方向が変化するようにデザインされているんです。朝は、校舎に向かって『←』、陽が落ちて授業が終わるころには、学生寮に向かって『→』の影になるのです。学生たちが進むべき方向をさしているんです。なかなか粋な計らいですよね。
途中には、こんなおしゃれなスペースが。記念写真を撮ったら、外国旅行に行ってきたと言ってもきっと信じてしまいますよね。
中庭も学生たちの憩いの場になっているそうです。ハワイみたい!?

香港賽馬創新科技中心(The Hong Kong Jockey Club Enterprise Center)

まだまだ建設中の新校舎があります。
アカデミック・ビルから繋がって行けます。
アカデミック・ビルから繋がって行けます。

アカデミック・ビルから繋がって行けます。

ここでもガラス張りの効果満点。明るいキャンパスは新しいこともあって一層清潔で健全な印象。
ここでも寄付者の名前のオンパレード!?といったところ。でも、それだけ教育や学問に対して援助をする“お金持ち”が多いということか、香港は…ここはビジネススクールですし…
新しい校舎での授業は快適なので好きだというゴゴさんが、講義を受けている教室に案内してくれました。椅子はソファのように座り心地が良く、パワーポイントを使用したレクチャーがほとんどなので暗い教室ではついうとうと…だとか。約150人収容できる大きなレクチャールームです。一般の人は入室禁止なので、あしからず。
キャンティーンもカラフルで学食とは思えませんよね。ここもゴゴさんのお気に入りです。クラスメートとは、オープンテラスで待ち合わせて食事をすることが多いそうです。

ビーチ・バーベキュー場などの施設

学生寮を進んでいくと、ビーチの先端に出ることができます。

学生寮を進んでいくと、ビーチの先端に出ることができます。

断崖に建設されている学校全体を振り返ってみました。こちらからみると、学校の規模の大きさや、建物のデザインの特色が際立ちます。

断崖に建設されている学校全体を振り返ってみました。こちらからみると、学校の規模の大きさや、建物のデザインの特色が際立ちます。

室内プールは、学生と職員やその家族用。この建物の下が海岸になります。

室内プールは、学生と職員やその家族用。この建物の下が海岸になります。

右手には、運動場。海に囲まれてスポーツができるなんて、うらやましいですよね。

右手には、運動場。海に囲まれてスポーツができるなんて、うらやましいですよね。

香港人の大好きな!?バーベキュー場があります。学校の施設ですので、一般の人は利用できませんが、ここから小さいビーチには降りて行くことができます。

立入禁止の場所ものぞいちゃいました!

学外の人も多く訪れるキャンパス内にも、学生以外立ち入り禁止のエリアがあります。この看板に気をつけてくださいね。
でも、今回はゴゴさんといっしょに、学生だけが利用できるレクリエーション施設に入ってみました。香港の大学でここ数年ブームになっているダンス同好会に所属していたゴゴさんは、ここでよく練習していたそうです。今はもう卒業間近なので引退しています。
学生生活で一番の思い出は、ダンスを通じてたくさんの仲間たちと出会えた事。そして、キャンプやパフォーマンスなどを中心になって企画して様々なことを学んだというゴゴさん。もうすぐ卒業を控え、ちょっとセンチメンタル気味でした。

いかがでしたか?とにかく景色がサイコーで、写真を撮ったり、ちょっとビーチまで行ってみたり、食事も充実していて、休日に訪れる一般人が多いというのもよく分かりました。立地条件や設備環境のレベルが高いと学生の勉強意欲も高まるんでしょうね、やっぱり。こんな環境で仕事できたら…とうらやましい香港ナビがお伝えいたしました。

記事登録日:2008-05-14

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スポット登録日:2008-05-14

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