9月13日 台風14号の接近に伴う注意喚起

在香港日本国総領事館から台風に関するお知らせです。香港にも台風が接近する可能性が充分にありますので、この注意をよくご覧ください。

平成28年9月13日
在香港日本国総領事館

台風14号の接近に伴う注意喚起

【ポイント】

○9月13日(火)から15日(木)にかけて,猛烈な台風14号がフィリピン北部,台湾,中国沿岸地域に接近します。
○最新の気象情報入手に努め,適切な安全対策を講じてください。

【内容】
1 9月13日(火)現在,猛烈な台風14号(国際名:ムーランティ,MERANTI)がフィリピンの北東海上にあり,北西に進んでいます。日本の気象庁によれば,13日午後3時現在,中心気圧900hPa,最大瞬間風速85m/sとなっており,13日(火)から15日(木)にかけてフィリピンから台湾,中国沿岸地域に接近または上陸する見込みです。
進路上にある海域及びその周辺地域では,強風や大雨のみならず,ところによっては高潮の発生,洪水・土砂崩れ等の被害や各種交通機関の混乱等も予想されます。

2 つきましては,これらの地域への渡航・滞在を予定されている方は,以下の関連ウェブサイトを参考に台風情報や現地の気象情報の収集に努め,台風による被害が予想される場合には渡航・外出を控える,あるいは日程・移動経路又は訪問地を変更する等,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
【上陸・接近前の備え】
(1)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
(2)停電に備え,懐中電灯,ライター,ろうそく,携帯ラジオ,予備の電池等を準備するとともに,1~2週間分の飲料水・食料を確保・備蓄する。
(3)避難することも想定し,旅券,現金,雨具,携行用の水,食料等を準備し,いつでも持ち出せるようにしておく。
(4)強風で飛ばされそうなものは,屋内に移す又は固定する。
(5)避難場所や避難コースを確認しておく。
(6)家族等に緊急連絡方法や避難場所の確認を行う。
(7)沿岸部に居住・滞在の場合は高潮の発生にも注意し,あらかじめ安全な内陸部への避難を検討する。

【上陸・接近以降の対応】
(8)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
(9)外出は控える。
(10)現地当局からの避難勧告や指示に従う。また,避難後に最寄りの日本大使館・総領事館・領事事務所または交流協会事務所へ連絡する。
(11)台風通過後も地盤のゆるみに伴う土砂崩れ等の二次災害に十分注意する。
(12)被害が発生している地域においては,略奪等の治安悪化の可能性にも十分注意する。
(13)被災地では,インフラの破壊(電気や水など),物資供給不足,各交通機関の乱れ,電話等通信網の断絶等が発生しているおそれがあるため,被災地を訪れる場合には,情報収集を行いつつ慎重に検討する。

3 万一災害に巻き込まれた場合は,現地の気象当局等が発表する警報等に従って安全確保に努めるとともに,日本の留守家族,最寄りの日本国大使館・総領事館(下記連絡先),或いは公益財団法人交流協会台北事務所及び高雄事務所まで連絡してください。

4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地連絡先)

○ 在香港日本国総領事館
住所:46 - 47/F, One Exchange Square, 8 Connaught Place, Central, Hong
香港中環康楽広場8号交易広場第一座46楼及47楼
電話:2522-1184
国外からは(地域番号852) 2522-1184
ホームページ: http://www.hk.emb-japan.go.jp/jp/index02.html

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2016-09-13

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