一人で落ち着いて飲みたい時も、仲間とワイワイ楽しみたい時も、気軽にふらっと立ち寄りたくなる、そんなバー。
こんにちは、香港ナビです。
香港は、24時間眠らない街…..そんな活気のあふれたイメージを持っていらっしゃる方も多いはず。朝の顔、昼の顔、そして夜の顔….と様々な顔を持つ香港で、“夜の顔”といえば、百万ドルの夜景、とそれを眺めながら楽しむお酒…..といえば、やはりバー。香港の大人の夜の憩いの場所、そんな空間になっている素敵なバーがあります。日本人のバーテンダーさんだから、とても気軽に立ち寄れますよ。安心できて綺麗なホテル内のバーもいいですが、ちょっと夜のお出かけでもしてみませんか?
早速お邪魔しました。
日本語の看板も目立つ、バーやレストランの集まっているビル、永光大厦(Circle Plaza)の21階です。
エレべーターを降りると、目の前のドアは開いています。中の様子も覗えますし、気軽に入っていける雰囲気ですね。
ドアの反対側は、お手洗い。ドアが壁と一体化していて、面白いですね。男女の表示もユニーク。ちなみに、香港では珍しいウォシュレットタイプです。
店内に入ってすぐ、目に付くのが正面のコーナー。靴を脱いで上がるようになっています。エスニックっぽい雰囲気。
照明が暗くなると、こんな感じ。ほの暗いと落ち着いた雰囲気がでますね。
グループや、カップルでちょっと話し込みたい時は、カーテンを下ろせば、プライベートルームに早変わり。
テーブルも、エスニックで。なんとなく、膝を交えて話し込む…..なーんて感じで、日本人には落ち着く座り心地ではないでしょうか?
やっぱり、バーといったら、カウンター席。広々としています。
洋酒のコーナーは、酒の種類も豊富。後ろからの照明効果で、とても耀いて見えます。
コーナーに有る、オブジェ。和風モダンな感じが、おしゃれです。ちょっと枯れた風情が、黒い店内にマッチしています。
カウンターの正面の棚は、あまりごたごた飾っていないのが、かえってシンプルな装いで、うるさすぎず目に入っても違和感がありません。これでは、バーテンダーさんも引き立つわけですね。
気になる、バーテンダーさん登場!
日本人イケメンバーテンダー!?駒澤さんは、日本酒の利き酒師の免許をお持ちという変り種。大学生の時のアルバイトがきっかけで、日本酒の魅力にはまり、大学時代にすでに利き酒師の免許を取得したのだそうな。日本酒の魅力を世界に広めたいという大きな野望!?を抱え、オーストラリアへ留学して英語を勉強し、このお店がバーテンダー募集をしていることを知って香港へやってきたのが、1年8ヶ月前のこと。それ以来、このお店にはなくてはならない存在となりました。カウンターを通して、お客様との会話をつなげていきたいとおっしゃるだけあって、ゆっくりと言葉を選びながらかみ締めるように話す仕草に、日頃のカウンター越しのお客様とのやり取りが伺えました。駒澤さんと話をしながら、自慢のカクテルを楽しみにしているお客様も多いはずです!!
早速、おススメのカクテルを!
メニューになくても、リクエストによってカクテルを作っていただけます。その日の気分に合わせて、こんな感じのカクテルは…..なんて、リクエストしてみましょう!
長野県の純米酒“真澄”と、ピーチのリキュール、クランベリージュースを使って・・・
氷を入れます。氷は丸1日かけて凍らせたものを使用しています。そうすることによって、氷が溶けにくくなります。
“加賀友禅”$68。大学時代のバイト先の日本酒バーで覚えたカクテルだそうな。駒澤さんの原点の味!?色が、美しくって女性向き。優しいピーチの香りがふわっと口の中に広がります。お酒が苦手な方にも、マイルドなさわやかさがおいしいカクテルです。日本酒のせいでしょうか、喉の中にほかほか感が残ります。
今度はシンプルに、シングルモルト。“Mortlach”
$108
日本のウィスキーに比べると、甘さを抑えた味。
なんとこちらは丸い氷!! 実は、この氷で飲むことができるのは、ボトルキープしている方だけの特権!!ボトルキープしていない方は、すみません!!この丸い氷は、丸3日かけて作っているんだとか。まさに“地球を飲む”って雰囲気です。気分が大きくなってきませんか??
お次は、青いオレンジキュラソー、青りんごとピーチリキュール、絞りたてのグレープフルーツジュースを使って…..
“No.4”$68 これは、お客様のリクエストから生まれたカクテルで、名前はありませんのでナンバーで。甘いですけど、いささかアルコール度が高いカクテル。女性向けには、ソーダやシャンパンを加えたりする方が飲みやすいかもしれません。
ということで、贅沢にシャンパンを加えてみました。$158
まさしく、贅沢な喉越しの大人の味!
こちらはジンソニック(ソーダ・トニック)。$68
このお店の特徴は、フレッシュライムジュースをふんだんに使っていること。ジントニックのような甘味が少なく、香りがとてもよいのです。あの独特なケミカルっぽい風味を消してくれます。ソーダとトニックのテイストが、ライムによってぴったりマッチ。まるでヘルシードリンクのようなさわやかさです。
泡立ちも、涼しげです。
他にも、メニューは盛りだくさん。おつまみや、軽食も充実していますよ。
こちらのお店では、季節に合わせたワイン、日本酒などの利き酒会や、イベントも行なっています。香港の夜を満喫するために、お食事の後は、ちょっとこんな都会のオアシスで旅行の思い出に浸ってみるのもいいのでは??以上、香港ナビがお伝えいたしました。
(飲み物の価格が記載されておりますが、その他にカバーチャージ$25、サービスチャージ10%が必要です。ご了承ください。なお、都合により料金に変更のある場合がございます。)
場所はいたって便利!
香港島で一番にぎわう場所、銅鑼灣(コーズウェイベイ)。このあたりはほとんど夜12時くらいまで、周りのショップも昼間と変わらないほどオープンしていますから、買い物も遅くまでOK!明るいですから、危険な感じもありません。そんなロケーションですから、気軽に出かけてみてはいかがですか? MTRなら、B出口を出てすぐです。