寶靈街(ボーリングストリート)

寶靈街(BOWRING STREET)

閉店・移転、情報の修正などの報告

古き良き香港へタイムスリップ!ネオンが輝く眠らない街の中に、昔ながらの香港の空気が残っています。第二の女人街、掘り出し物をGET!

こんにちは!香港ナビです。都市開発がどんどん進み、昔ながらの香港の雰囲気が残る場所も少なくなりつつあります。近代的な新しいビルも魅力的ですが、ちょっとローカルな空気も味わいたいですよね。尖沙咀近辺で、観光客でも簡単に行くことができるローカルな場所を歩いてきました。

佐敦駅からすぐ

MTR荃灣線「佐敦(Jordan)」駅のC出口には、大きく(BOWRING STREET)と書かれています。C出口には1と2がありますが、C1出口を出ると彌敦道(NATHAN ROAD)。寶靈街へは、C2出口を目指します。
駅から一歩外に出ると、そこは寶靈街です。真っ直ぐ先には露店が見え、ワクワクします。左手は都会のオアシス九龍公園方面になります。車道の色が茶色になっていますが、綺麗な地域作りをしていきたいという政府の方針で、整備されています。

個性ある露店を散策

露店の入り口には、車が入れないように看板と柵が設置され、露店内は歩行者天国になっていました。車が通れる時間帯もあるので、柵がない時には、車両の通行に注意しましょう。所狭しと並ぶお店と、店舗内いっぱいにディスプレイされた品々。お店の境もよくわかりませんが、行ってみましょう!
カラフルなキャミソールやタンクトップなどが多く目につきますが、女性用の肌着や靴下、ストッキング、Tシャツ、カジュアルなワンピースなど、種類もサイズも色々あります。ヘアアクセサリーもどっさり。
子供のおもちゃが売っているお店には、夏らしく浮き輪もありました。子供服も、ベビー服から小学生位までのサイズが揃っていて、フォーマルなドレスもたくさんあります。白やピンクのカラーがほとんどですが、とってもかわいいデザインです。
パジャマ専門店の品数に驚きです。子供用から大人用まで、プリント物が多くカラフル。かばん屋さんには、大小様々なサイズのスーツケースが売られています。衣料品以外には、時計の修理・電池交換のお店もあります。小さな女人街のようで、なかなか面白い!観光客が少なめで、歩きやすいです。

露店以外は?

露店ストリートの先は、人の通りも少なく静かです。突き当たりにある中国風な建物は、佐治五世記念公園(King George V Memorial Park)。お年寄りが集まり語らっていました。ベンチや子供用の遊具がたくさんあります。公園内は緑が豊かですので、木々が強い日差しを防いでくれます。ナビもしばし休憩・・・。
衣料品だけではなく、チャーシュー店、精肉店、立ち食いカウンター、小さな食堂なども点在し、寶靈街は庶民の暮らしを垣間見ることができるローカル色が強いエリアです。

露店以外は?

時代を感じさせる寶靈廣場は、とても薄暗いビルです。服のサイズ直しをしてくれるお店がありますが、簡単な直しであれば、即日に仕上げてくれるようです。電光掲示板がない両替所は、今では珍しいですね。
昔ながらの建物は、入口に急な階段あり上の階へと続きます。配線もむき出しで、ちょっと危険。仕事用の自転車は、後ろに大きなバスケットが付いています。見た目はかなり古いですが、シンプルなデザインがスタイリッシュです。部品を交換して長く使う、物を大切にする心を見習いたいです。
こちらの通りも、香港お馴染みのビルから突き出た看板が沢山ありますが、少し違うのは、昔ながらの看板で電飾を施された物が少ないこと。錆びていたり、ペイントが薄くなっているのは、お構いなしのようですが、逆に目立ちます。
最後に、今では珍しい「質屋」をご紹介します。中に入ってみたくなる佇まいですが、あいにく質に入れる物を持ち合わせていない為、外からのぞいてみると・・・、エントランスは非常に狭く、中のカウンターの手前にも仕切りがあるので、プライバシーはある程度保たれているようです。何十年もの間、この木製の渋い扉が、人々の行き来を見守ってきたのか、と妄想に耽ってみました。
短い通りですが、路地をのぞけば、さらに香港らしい顔が色々と見えてきますよ。店舗の閉店時間が早く夜間は暗くなりますので、日中の明るい時間にお出かけください。以上、香港ナビがお伝えしました。

記事登録日:2007-07-27

ページTOPへ▲

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-07-27

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供