古薬坊

グー・ヨッ・フォン

閉店・移転、情報の修正などの報告

創業108年のお薬屋さん。店全体がまるで映画のセットのようでした。

こんにちは、香港ナビです。今回はションワン(上環)で見つけたお薬屋さん、古薬坊を紹介します。“Ancient Medicine Shop”(古来の薬屋)という名の通り1898年始業の老舗。では、さっそく中に入ってみましょう。
薬屋さんというより博物館のような店内。
アンティークな装飾品がますます博物館っぽさをかもしだしています。
「仙丹救世」(仙丹は世の中を救う)???
鷓鴣菜(カイニンソウという漢方薬)の発明者、張思雲さんの生写真。
参羊丸という薬を発明した陳養吾博士。
本当に少林寺から伝わる「十八羅漢膏」。
商品のパッケージもレトロ・キッチュ
理科室を思わせるガラス・ケースの中の薬。

漢方薬をよく知らなくても買えるアイテムがありました!

ついつい入ってみたくなるお店ですが、なにしろ薬屋さんなので適当に買い物をするわけにもいきません。でも、唯一ナビもよく知っている商品がありました。
タイガー・バームの湿布薬。

タイガー・バームの湿布薬。

白花油。(薄荷オイル)

白花油。(薄荷オイル)

これはスーパーやワトソンズなどのドラッグストア・チェーンでも売っている商品ですが、せっかくなので108年の老舗で買ってみるのも一興では。
むき出しの壁も無駄にはしません。
お店の隣は空き地なので(2006年3月現在)、お店の外壁が丸出し状態になっています。そこに薬の広告が描かれていて、遠くから見ると本当にレンガの壁に黄色い屋根瓦が付いているように見えてお見事。オーナーの景観へのこだわりが見えるような気がしました。
いかがでしたか?ションワン(上環)は古くから拓けたエリアだけに、3代目、4代目のオーナーが創業100年を迎えようとしている店も少なからず。時代の波に押し流されずこれからもまだまだ頑張って欲しいと思いつつ、古いもの好きなナビがお送りいたしました。

記事更新日:2009-01-15

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-05-08

スポット更新日:2009-01-15

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供