香港ナビの香港完全攻略法【訪港旅客自助出入境検査系統】

スーパーリピーターにとって必需品の香港國際機場訪港常客證。このカードがこの度、大幅にパワーアップ!より使いやすくなりました。

こんにちは、香港ナビです。一年前に紹介した香港國際機場訪港常客證(以下、FVカード)の記事には、大変多くの反響を頂きました。そのFVカードが、更にパワーアップし、より早くより楽に香港に入国できるように進化しましたので、早速レポートしたいと思います。
その名も訪港旅客自助出入境検査系統 通称(e道)です。入国審査場の長蛇の行列を横目に見ながら、無人の専用レーンを数秒で通過。機内で入国書類を記入する手間や時間も省略できます。従来から、香港住民対象には設置されていましたが、この度その対象が外国人旅行客にも拡大されました。FVカードとの大きな違いは、発行機関です。FVカードが、香港空港管理局なのに対して、e道は香港入境事務所の発行。と言うことは、将来的には空港以外の陸路・海路での入国時にも専用レーンが利用できる訳です。
現時点では空港のみの対応ですが、深圳・マカオを香港経由で頻繁に訪れる方も、申請だけしておいても損はないでしょう。機械が設置され次第、専用レーンを通過できる訳ですからね。さて、肝心の申請方法ですが、まず手元にFVカードを用意します。カード保持者が申請条件なので、まだお持ちで無い方は、先にカードを申請して下さい。FVカードの申請方法については、 香港ナビの香港完全攻略法【香港國際機場訪港常客證】の記事をご覧下さい。
香港空港に到着すると、流れに沿って入国審査場へ向かいます。審査場は、トイレ・免税店を挟んで左右に分かれていますが、右に進んでください。すると、写真のような看板が見えてきます。後は看板に沿って、審査場を横目に見ながら進んでください。受付場所が現れます。

事務所のような小部屋に入ると、係員の方がいますので、パスポートとFVカードを提出して下さい。日本語は通じませんが、e道申請の人間しか、ここには来ませんので、見せれば分かります。その後、デジカメで顔写真を撮影し、左右の指をスキャナーに載せ指紋を採取します。所要時間は5分前後。聞かれた質問は、「印刷は英語が良い?中国語が良い?」の一つだけでした。説明の書面をもらって、申請終了です。有効期限は、FVカードと同じになります(ただし、有効期間内にパスポートが失効した場合は、再申請が必要)。機械にデーターが反映されるまでには10分程かかります。急ぐ場合は、従来の方法で入国審査を受けても良いですが、新システムを試して見たい方は、しばらくお待ちを。
10分経過。いよいよ専用レーンへ向かいます。香港住民向けe道の横に、左右それぞれ設置されています。まず、パスポート裏に張られたバーコードをスキャナーに読みとらせます。画面表示が変わればOK。取り出すと同時に、最初のゲートが開かれます。前に進み、同じように今度は指紋を読みとらせます。作業はそれだけ。機械から、入国シールが印刷されますので、無くさないようにパスポートの空白の場所に自分で貼り付けましょう。
文字で書くと、手順が難しく感じるかも知れませんが、公式HPに動画が紹介されていますので、それを見ると一目瞭然です。以上、香港ナビでした。

香港大嶼山香港國際機場一号客運大楼
香港入境事務所 機場管制組
HongKong Immigration Department Chief Immigration Officer
Airport Section
Terminal 1,HK International Airport,Lantau,
TEL: 2824-6111
http://www.immd.gov.hk/chtml/20041216.htm#fv
入境事務所公式サイト
Eメール:fv_echannel@immd.gov.hk

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-12-15

ページTOPへ▲

その他の記事を見る