こんにちは、香港ナビです!今日はシノワ陶磁器を見つけるならここ!という『粤東磁廠』 をご紹介します。 『粤東磁廠』は1928年に創業し、熟練職人を抱える工房と卸売りを兼ねた老舗の陶磁器工房です。
有名ホテルやレストラン・ショップとも数多くの契約があり、商品を卸す際の検品で残った商品からオーダーメイドの品・そして数多くの新旧の質の良い手書きの陶磁器を入手する事ができます。
お店の奥は工房になっていて、50年以上のベテランの絵付師の作業を見ることができます。倉庫スペースはとても広く、山積みになった商品の間をはらはらしながら歩き・好きな柄や色を見つける・・・こういった体験はめったにできません。そのような意味で、『粤東磁廠』は昔から現地在住者の間で語り継がれる、知る人ぞ知るのお店でした。今では多くのガイドブックなどでも紹介されるようになりました。それでもちょっと市内から遠い場所にありますので、今回はナビが行きかたなどを詳しくご紹介します!ぜひ、香港製造の老舗の逸品に出会いに行ってください!
さあ、ビルに入りましょう。
お店があるのは、『九龍湾工業中心』ビルの3階です。
道路を渡ったらビルに入り口がありますので、エレベーターで3階へ行ってください。工業ビルですので荷物を運ぶエレベーターに乗るようになりますが、驚かないでくださいね。
さっそく店内を探検!
お店は卸し商品の倉庫と工房兼ですので、路面店やショースペースのような陳列はされていません。歴史ある老舗の卸し店の歴史が所狭しと山積みになっています。
ここで、ナビから気持ち良くお買い物をするためのアドバイスです。
1) 店内の通路はとても狭く、貴重な商品が山積みになっています。歩きやすいスニーカー・動き易い服装でいきましょう。
2) お店に入る前に、リュックや鞄などの大きな荷物や上着は入り口に置くのが懸命です。荷物や上着が商品に引っかかって倒してしまったら大変です!荷物を置く場所は、お店の人に一声かけて教えて貰いましょう。
ただし、貴重品の管理はご自身で責任を持って行いましょう。貴重品だけを持ち歩けるようなポシェットなどがあると便利かもしれませんよ。
3) 商品は、サイズごと・または古さなどの価値があるもの等で値段がきまっています。商品に値段が書いてある事もありますが、記載されていない場合はお店の人に聞けば快く教えてくれます。
4) 全て手書きですので、プリントのようなぴったりと同じ柄を探すことはできません。すこしずつ柄の出かたが変わったり色の具合も違います。また、出荷の際に残った商品などもありあすので、ゆっくり吟味をしてから購入してください。
5) 支払いは現金となります。卸し店ですが、1品から購入可能です。
6) 工業ビルの倉庫スペースの為、冬は寒く夏は暑い場所です。また、商品は埃などをかぶっている事もありますので、飲み水やウェット・ティッシュなどがあると快適にショッピングができると思います。
7) お店の奥は工房になっていて絵付師の作業をみることはできますが、邪魔にならないようにエチケットを守りましょう。