尖沙咀の新しいショッピングモール『K11』に登場した注目のステーキレストラン。味もインテリアもハイレベルでイチオシです。
こんにちは、香港ナビです。最近、九龍の尖沙咀は『K11』や『活方(Wood House)』『i-square』といった新しいショッピング&グルメスポットが相次いで誕生しています。九龍最大のショッピングモール『オーシャンターミナル』や様々な星数のホテル群、多国籍なレストランやブティック&ショップが密集している観光のメッカだけに、ますます選択肢が広がっています。それでも、一般の洋食系レストランで、味も雰囲気もハイクウォリティーなレストランは?というと、なかなか該当するところがありませんでした。ところが今回ご紹介する『Steik World Meats』は、2009年12月にオープンしたばかりなのに、週末は予約しないと席が取れない盛況ぶりだとか。早速、ご紹介しましょう。
モダンで洗練された店内
店内は、洗練された大人の雰囲気。入ってすぐの左側がバーで、右側がダイニングルームになっています。バーでカジュアルにリラックスした後、ダイニングでシックにゆったりとしたお食事タイムを楽しむといったところでしょうか?仕事仲間と、家族で、カップルで、気の置けない友人同士など、どんな機会にもぴったりで、しかもいつもよりちょっと上品な時間が過ごせそうな場所ですね。
バーフロア。オープンでカジュアルな雰囲気です。仕事帰りにちょっと一服したいですね。
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オープンテラスもありますので、ここでならタバコも吸えます。
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壁際の席は、ソファでゆったりと余裕のスペースです。
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そのままインテリア効果になっているようなおしゃれなライティング。
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テーブルとテーブルの間が広く、心地よいですね。
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ワインセラーもインテリアのひとつ。シックな店内に明るい色合いを添えています。
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エグゼクティブ・シェフはこの方!
このレストランを仕切るのが、この方ブライアン・モアーさん。気さくで陽気なオーストラリアンです。オーストラリアはインターナショナルな土地柄、いろいろな国の料理を専門に勉強できる環境にあるため、世界的に有名なしゃふも多く輩出している国。ブライアンさんも、2008年にフランス料理レストランのシェフとして来港しました。このレストランのオープンとともにメニューなど全てを任されています。伝統にうるさいフランス料理レストランと違って、シェフの遊び心や独創的なメニューも自由に作れるので、今はキッチンにいるのが楽しくて仕方がないそうです!
料理の特色は?
こちらの料理の主役は、何と言ってもそのレストラン名のとおり『ステーキ』ですが、日本、オーストラリア、アメリカ、スコットランド、アルゼンチンと5か国の肉が楽しめるところが第一の特色です。お肉はすべて『Dry-age(ドライ・エイジング』と呼ばれる乾燥熟成された肉を使用しています。専用の保管庫をもち、オープンキッチンでディスプレイされているのも注目です。今やアメリカで評判のレストランは、高級牛肉にこのドライ・エイジングを使用していると言われているくらいポピュラーなのです。熟成期間中に、肉の酵素などの働きによって肉の硬い繊維がゆっくり柔らかくなり、しかもとてもジューシーで、味覚も濃厚に変化していきます。品質の良い牛肉にだけにこの熟成方は使用されており、このレストランのステーキの水準の高さが伺えますね。ステーキソースもお好みでチョイスできます。ステーキを食べる時に欠かせないナイフも、なんと4種類の中から選べるのです。ユニークですよね。
ピンクのライティングが目を引く、ドライ・エイジの冷蔵庫。
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お好きなナイフが選べます。
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メニューをピックアップ!
T-bone 17oz HK$598
オーストラリア産のTボーンステーキはこれで一人前!なんですよ。もう、この迫力にいきなりノックアウトされてしまいました。こちらのお肉は、新鮮さはもちろんドライ・エイジング肉なのでミディアム・レアでいただくのが一番おいしいそうです。いつもは、ウェルダンがお好きな方でも、ここではミディアムをぜひ試してみてください。
8種類のホームメイドソースからお好みのものをチョイス。
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一人前につき一種類のソースが選べます。
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Primer rib on the bone 35oz(二人前) HK$788
オーストラリア産の大きな骨付きリブは、これで二人前です。女性なら4人でも満足できるんじゃないでしょうか?こちらもミディアム・レアがお勧め。赤身の肉から溢れるジューシーな肉汁と熟成された香りのよさ、柔らかく口の中でとろけるような食感が混ざり合って、もう溜まりません!!二人前ですので2つのソースがチョイスできますから、違ったフレーバーを組み合わせれば、ますます食が進みそうです。
迫力満点!
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お肉が新鮮だから、焼き具合はミディアムで十分。
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フリーで付いてくるブレッドは自家製で、種類も豊富です。オリーブオイルと一緒に、ピーナツ、アーモンド、ゴマ、ハーブなどを混ぜた独自のトッピングを合わせていただきます。これだけでも、癖になりそうなおいしさです。
Half shell scallop grilled with green curry butter with spiced papaya shred HK$148
ステーキばかりではなく、シーフードやサイド料理も充実しているのもこのレストランの特色です。オーストラリア産の大きな殻付きのホタテは、カレー粉、バター、パパイヤを添えてでグリルしてあります。口の中に最初に広がるのは、バターとパパイヤの混じり合ったまるでチーズのようなテイストで、ホタテのさっぱり感を引き立てます。そして、噛んでいくうちに、今度はカレーのピリ辛がやってくる・・・というミックス&マッチの美味しさが楽しめます。
見た目がさわやかで、とてもきれい。
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ジューシーで肉厚!
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Poached tiger prawn cocktail with avocado crush and thousand island foam HK$108
ステーキやシーフードのまったりした口当たりに、さわやかさを取り戻してくれるようなサラダ感覚のエビのカクテルです。サウザンアイランドソースはホイップされた泡状になっているので、時間をおいてもべとつかず、口当たりもさっぱりして、エビの新鮮さをそのまま味わえます。見た目にもさわやかで、食べてもフレッシュな一品です。
Lassie lemon tart with campali and blood orange grarita HK$56
うーん、もうお腹いっぱい!と思っても、別腹に収まってしまうのがデザートですよね。ラッシーレモンタルトは、ヨーグルト風の味で、甘さは控えめです。その上、カンパリにブラッドオレンジをプラスした氷のシャーペットが、さっきまで堪能したステーキの肉汁を洗い流してくれるようです。満足!!
いかがでしたか?香港旅行で中華料理やB級グルメに飽きたら、本格ステーキをこんなおしゃれなレストランでいただくというのもおつなもの??お友達や家族のちょっと特別な日が重なったら、尚のことお勧めしたいレストランです。以上香港ナビがお伝えいたしました。