セントラル・フェリーターミナル

Central Ferry Pier中環碼頭

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トピック 投稿日
投稿者:鯨丸通信社

口コミ掲示板[セントラル・フェリーターミナル]係留展示漁船の特徴は??

2007-03-01
 中環「セントラルフェリーターミナル」4号埠頭から「南Y島」の索罟湾港内に開設された「漁民文化村」にたどり着きました。                                                                                                                           「漁民文化村」に係留されていた「漁船」の船殻のパーティションの一つ一つが、「塩、氷、生簀、淡水、食品」などの倉庫を兼ねており、普段船がかりされていた、いわば「母港」から出航し、何十日ものワンダリング(ここでは漂泊操業の意)を可能としたのでありましょう。
 海水が自由に出入り出来る「生簀」も、この漁船の優れた点でもあります。                                                                                                                                                                                また、家屋部分の屋根が、わが国では「苫(とま)葺き」や、テント掛けであったのに、このジャンクは板で覆われてあり、塩干魚の製造(この海域で製造された塩干魚は大量に大陸内部に移送されていたということです)に利用されていた様子でした。
 船内外は「桐油」で磨きたてられており、往時の生活も思いのほか清潔であったことがしのばれました。
 わが国の「家舟」は「舳先」から「艫(ともー船尾のこと)」までほぼ一定の高さを保っている構造が一般的でありましたが、このジャンクは「船首」が「船尾」より心持ち低く、「居住性」や「操進性」を高めている、といった工夫がみられました。
 
                                                              ただわが国の「家舟」も、この「水上居民」のジャンクも、そうでなくても狭い室内に「神棚」を設え、居室に所狭しと朱赤の「御札」が張りめげられている所など、当時も今も、国内外を問わず「漁労」が命がけの過酷な「生業」であったことを物語っていて、胸ふさがるおもいでした。
 
                                                                                           さて、「巻き網」や「トロール」などの大型漁業、刺し網や魚籠や投網などの磯漁と並び、今香港では、「内水面」や「湾内」の「養殖、栽培漁業」が注目されているそうです。
 ガイドしてくださった方によれば、ここ南Y島でも漁獲が不安定な「遠洋漁業」よりも、「養殖、栽培漁業」に力を注いでいるとのことでした。
                                                                                           香港特別行政区内には行政の後援もうけ、29箇所の「養殖先進地区」が設けられていて、稚魚を大陸やタイ、フィリピン、インドネシアから輸入し、人工飼料等で育成、出荷しているとのことです。
 5000隻の船に、10000人ほどが就労していて、現在の課題は、台風などの自然災害は勿論のこと、「工場排水、農業廃水、生活排水」などによる水質の「富栄養化」で発生する「赤潮」などの人工災害と戦っているといいます。

                                                             さて、この「南Y島漁民文化村」を一覧して、「漁労」「加工」「生活」を取り扱っている点では満足できる施設ではありましたが、索罟湾の埠頭の付け根の左側の公園等を改造し、「流通」にかんする展示館を設ければ、漁業、漁民の一体を捉える文化施設となりうる可能性を感じました。
                                                                                           といいますのも、漁業は御多分に洩れず「漁民」や「加工業者」は労の割にはその収益が乏しく、「流通業者」や「卸売業者」に利益を奪われることが多い産業です。その「流通」の過程まで扱ってはじめて「文化村」の名称にふさわしい施設とみなされるのでしょう。
 流暢な英語をあやつるガイド氏(さてここに、私の聞き取り能力の過小さから彼が私に伝えようとしていることのほんの一部も書くとめてはいないことを白状しておかなければなりません)も、肌の浅黒さと手指の皮膚の厚さから漁業に携わっている青年でしょう。彼らの「海」や「生業」が永久に引き継がれんことを祈るばかりです。

                                                                                                                         この施設の詳細はwww.fisherfolks.hkに紹介されております。いまのところ「中文」だけですが、どうにか理解できそうです。
 開園時間は10時から日没まで、無休。2時間券が40香港ドル、一日券は60香港ドル。索罟湾へは、?レインボー・スター・クルーズがセントラルのクイーンズ埠頭、アバディーンの公共埠頭、ディズニーランド・ピア、スタンレーのセント・ステファン埠頭から運行、?港九小輪有限公司によりセントラル・フェリーターミナル4号埠頭から運航されています。(2006年4月) 

投稿者:鯨丸通信社

口コミ掲示板[セントラル・フェリーターミナル]「漁民文化村」に乗筏です?

2007-01-23
 ?ついに「漁民文化村」に乗船ならぬ乗筏です         オクトパスカードで料金を精算し、埠頭から南Y島に上陸、数箇所ある券売所で入村券を購入、渡船で「漁民文化村」上の人となりました。                                                          村はドラム缶をフロート代わりにして海上に設えてあり、村内は「古漁具展示館、塩干魚製造館、造網・造綱所、造船・補修館、漁民生活文化館、投網実演、無鉤釣魚体験、カップヌードルが主力商品にみえた茶店、保育施設、トイレ、記念品販売所」など25ほどの小屋がけの施設や、おなじみのサンパン、ドラゴンボートの実船、海上には「水上居民」の生活をしのぶジャンクが船がかりされてありました。                          どの施設も、台風時にはひとたまりもないように見えましたが、壁を極少にすることで、風雨にも耐えられる柔構造になっているように見て取れました。 


 中でも、心引かれたのは生業と生活を海上で営む「水上居民」のジャンクでした。舳先に悪魔を追い払う呪力があるとされるザル様、「招福」や「招財」「避邪」などの朱赤のまじない札が、これらの船が「漁労」と「生活」とを兼ねた唯一無二の資産であることを物語っておりました。                   

 この海域のジャンクの特徴として、船殻を何箇所かのパーティションで仕切ってあり、何らかの海難で一箇所から浸水しても容易に沈まない構造をしているようでした。                                                                           その点が「板子一枚下は地獄」といったわが国の船の構造との最大の相違点でありましょう。 わが国が四方を海に囲まれていて、一見「海洋国家」に見えながらも、「鎖国」を国是としている限りは、当時容易に外洋に乗り出せない構造の船以外建造し得なかったのも、そういった背景があったからでもありましょう。                                                                                                  

投稿者:鯨丸通信社

口コミ掲示板[セントラル・フェリーターミナル]から「南Y島漁民文化村」へ?

2006-10-24
 ?一路「南Y島」へ航海です 
 今回、訪港2日目に体調をくずして、終日ホテルで自重、体力の回
復に努め、三日目勇躍「南Y島」へ向かうべく、中環「セントラルフ
ェリーターミナル」4号埠頭にタクシーを奢りました。      
 当日は、ウイークデイだったこともあり索罟湾行きは就航が間遠
でした。丁度居合わせた「榕樹湾」(ガジュマルの意味とのこと)
行きで一旦南Y島に上陸、景観を愛でながら小半時歩き索罟湾へたど
りつけば、この旅に一層の膨らみが、と今となれば思いついたので
したが、「釣りマニア」の僕は、当日はただただ一心にメバル
(?)釣りに耽るお年寄りに見入っていただけでした。 

 ほどなく「索罟湾」行きの双胴船上の人となり、一路「南Y島」へ
出航です。当日晴天、無風に近い天候であったにもかかわらず、出
航時に船が激しく揺れたのは、ビクトリア湾が相次ぐ埋め立てで狭
くなり、岸から打ち返される波座(なぐらー波のうねり)のピッチ
が短く、不規則になったせいでもありましょう。        
                              
 湾外に出るとたちまち、果ては南シナ海に連なる「東博寮海峡」
の穏やかな航海となりました。珠江上流で降雨でもあったのでしょ
うか、当初海水に茶褐色の濁りが見えました。         
 その短い航海の途次、東シナ海にはじき出された岩塊の上に営ま
れる香港が、西端では思いのほか自然が残っていて、「地果て」山
そのものがそのまま海に没していたり、香港島が南北に狭小で、ゆ
えにビクトリアピークなどの山並みが思いのほか急峻にみえ、香港
島の山容水態の秀麗さはそれは格別でした。          
                              
 乗り合わせた高校生(キャンプをするとのことでした)の一群と
戯れているうちに、ほどなく索罟湾の海上に、なにやら巨大な無慮
数十の三角旗が翩翻としていて、おもわず「水村山郭酒旗の風」と
いう杜牧の詩を思い出したものです。
 それが筏の上に開設された「南Y島漁民文化村」そのものでした。 

投稿者:鯨丸通信社

口コミ掲示板[セントラル・フェリーターミナル]から「南Y島漁民文化村」へ?

2006-09-17
 先ごろ、ラマ島に開設された「漁民文化村」を訪ねました。そこ
で何回かにわたってその見聞記を書き込みいたします。

? 香港で海産物の需要が伸びているのは
 香港を訪れ、その街に溢れる食材の多彩で潤沢な様子に驚愕され
た方は多いと思います。しかしながら、一方で「飲用水」や「食
料」の多くを本土からの移送や輸入に依存していて、香港の「食」
は実のところ脆弱な基盤に立脚し、ために国際金融の要の一つとし
て、名誉ある「都市国家」としての自立を放擲していった経緯は様
で知られておりません。                   
                              
 農産物という商品は、たとえ「農業大国」といえども、先ず国内
需要を満たした上で、残余を輸出に振り向けるという性格を持って
いる商品です。世界屈指の農業大国であるオーストラリアですら、
大干ばつに見舞われた2003年には一転して「食料輸入国」に転落し
た事実は記憶に新しいところでしょう。            
                              
 香港に限ってみれば、本国である中華人民共和国が「経済の過
熱」で惹起された「所得や人口の爆発」で、穀物(を動物を通して
迂回消費する畜産物の)消費が拡大し、「穀物輸入国」に転落した
ことや、観光も経済の大宗を占めている香港の宿命として「宿泊事
業」から日々大量に排出される廃棄食料の有効利用も課題となって
きています。                        
                              
 そのうえ、このところBSEや遺伝子組み換え食品、残留農薬、鳥イ
ンフルエンザ等、陸続として明るみにされる「食」にまつわる不安
定な要素は数え上げればきりがありません。このような背景からで
しょうか、高所得者層をはじめとして高級魚の消費拡大が進み、こ
のところ大陸や香港で「海産物」への需要がいや増しに増している
と喧伝されています。

  そういった只中に、「ANA国際線」の「都市情報トピックス」
で、「南Y島(ラマ島)」中央部に位置する索罟湾に、香港の漁村や
漁業の歴史や文化を伝える「南Y島漁民文化村」が3月にグランドオ
ープンしたとの記事が目に飛び込んできたのです。アバディーンや
西貢でささやかに海鮮料理を堪能した経験を持ち、自身の専攻も
「漁労」と深い関係を持っている分野であるだけに、是非訪ねてみ
ようと思いたったのです。 

投稿者:鯨丸通信社

口コミ掲示板[セントラル・フェリーターミナル]香港ナビを携えて、出発です!

2006-03-31
 4日後に4ヶ月ぶりの香港です、前回は初海外、初香港の学生を案
内する役割を担っていたので、定番の観光地をめぐり、自身の時間
を持つことができませんでした(もっとも学生の喜ぶ姿に、僕自身
も充分に癒されてはいたのですが)。

 さて今回は、プリントアウトした「香港ナビ」さんの記事を携
え、それを導きとしての「訪港」です。きっと4月5日昼前、「セ
ントラル・フェリーターミナル」の 4号埠頭南Y島快線のー新
設された「漁民文化村」を訪れるべくー索罟湾(ソッグワン)行き
フェリー乗り場に、疲労感をただよわせて佇んでいることでしょ
う。

 「漁民文化村」は必ず訪ねるとしても、そのうえ新設なったスタ
ンレーの「香港海事博物館」、通いなれた「澳門海事博物館」、大
好きな筲箕灣(サウケイワン)の「香港海防博物館」、ナビ
さんで紹介されていた西營盤の「海亮粥店」、上環のおいしい茶店
「楽茶軒」、テレジアさんご紹介の「香港中央図書館」、スターフ
ェリーにも乗りたいし、ダックリンにも乗船したいし、ビクトリア
ピークもまわりたいし、次回訪港の原資になる商品も仕入れたい
し等、病を抱えた身でこれだけ経巡るのは大変です。

 その上、もう一箇所秘密の箇所を訪れる予定です、その訪問記は
帰国後、報告させていただきます。さて旅行保険をかけに、知人の
オフィスに行ってきます・・・・ 

投稿者:鯨丸通信社

口コミ掲示板[セントラル・フェリーターミナル]『南Y島』へ行くならこれで !

2006-03-20
 南Y島に新設された「漁民文化村」について、以下を3月11日メッ
セージ番号909で書き込みさせていただきましたが、当方の書き込み
記事に「埠頭番号と乗船料金」等の誤りがありました。     
 そこで訂正したうえで、南Y島(ラマ島)への渡船の際に必ずお世
話になる「セントラル・フェリーターミナル」に再掲させていただ
きました。
                              
 また、その後調べましたところ、日本語定期観光パンダバスでは
すでに「ラマ島クルーズと漁民文化村 」コースをはじめておりまし
た。料理大賞を受賞した「レインボーレストラン」での海鮮料理の
昼食もついて、HK$350です。パンダバスで検索していただければ詳
細な日程等も入手できます。催行日が土日だけなのは残念なことで
す。
 なお、開村したばかりの「漁民文化村」につきましては、航空機
(ANA)の座席も取れたようですので、4月5日には訪れ、詳細をご報
告いたします。
                              
 ・・・・・・・・[3月11日メッセージ番号909]・・・・・・・・
 『香港の海洋リゾートで名高い南Y島(ラマ島)に、さきほど「漁
民文化村」(Lamma Fisherfolk's Village)がオープンしました。
 その施設は、南Y島(ラマ島)のなかでも、居住者に欧米人の多い
ことで知られている北側の榕樹湾(ヨンシーワンYung Shue Wan)
にではなく、10軒ほどの海鮮料理店が立ち並んでいるだけの東側の
索罟湾(ソックーワンPicnic Bay)の海上の浮桟橋に、1300?の規
模で開設されたそうです。
  
 「本物のジャンク船やサンパン、昔活躍した漁船の模型、漁業用
のいかだ船や船上住居が展示されている。ヴィレッジ内では昔の漁
民一家の暮らしや船上生活者の伝統的な生活を再現」訪れた人々は
「魚網の修繕や、いかだ船に乗って魚の餌付けや釣りを体験するこ
とも」できるそうです(香港Express2006 vol.5より)。    
 さらに「オープンエアのドランゴンボートバーでは伝統菓子や中
国茶も楽しめる」そうです(同)。

 営業は毎日10:00〜日没(これがなんとも心をゆすぶられる設定
ですね)、料金はHK$40、電話は852-2982−8111で台風時以外は楽し
めそうです。
 尚、中環〜ソックーワンは「4号埠頭 南丫快線」から
「港九小
輪」経営のエクスプレスフェリーが月〜土は一日11本(HK$14)、
日・祝5本(HK$18)で運行しております。

 このところディズニーランドにかかりっきりだった香港政府も、
様で大きくないその経済効果に、「香港海事博物館」といい、「漁
民文化村」といい香港島の南部の観光開発に力点を移し始めている
様子が伺えます。
 これでは、何度訪れても尽きることがない香港の魅力から抜け出
せないですよね。』 

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