2007年 ショッピングモールのクリスマスデコレーション

2007年は新しいショッピングモールが続々とオープン。様々なテーマで趣向を凝らしたクリスマスデコレーションをお楽しみください!

こんにちは、香港ナビです。いよいよ2007年も残すところあとわずか。まだまだ冬と呼ぶには暖かい香港ですが、街の雰囲気はクリスマス一色です。そして、今年はエアポートエクスプレスや地下鉄沿線に新しいショッピングモールが軒並みオープンして話題になりました。経済的な発展とともに、香港も活気に溢れた一年だったといえるのでは?そんな締めくくりにふさわしく、ショッピングモール商戦も激しくデッドヒートを繰り広げています!より多くの客足をさらおうと、それぞれのクリスマスデコレーションにも力が入ります。今回は、香港ビギナーからリピーター、在住の方まで、気軽に便利にウィンドウショッピング感覚でクリスマスデコレーションを楽しめるように、MTRライン別にモールをご紹介していきます。さあ、オクトパスの準備はいいですか?それでは、出かけましょう!

MTR東涌線(Tung Chung Line)

香港駅 国際金融中心(ifcモール)
国際金融中心(ifcモール)のデコレーションのメインは、モール2階の中心にある吹き抜け部分です。約15メートルの大きなツリーを中心に、ポインセチア風の木と白い雪をイメージしたデコレーション。ツリーには、20,000個以上の飾り付けがされているそうです。また、モールの様々なポイントでも、ポインセチア風の木と金のトナカイのデコレーションが見られます。赤と白のコントラストの中で金のトナカイが、豪華さを演出。1月2日まで展示。12月8~26日には、演奏やパフォーマンスもあります。

九龍駅 圓方(エレメンツ)
10月にオープンしたばかりのニューフェイスのモール圓方(エレメンツ)。ナビでもたびたびご紹介しているので、もうおなじみですよね。テナントブランドの豪華な顔ぶれと新しい広々とした空間設計を取り入れたモールが話題です。デコレーションは、9つのクリスマスツリーが、モールの各所に展示されています。まるで、アートギャラリーのようです。それもそのはず、これらツリーの展示はコンテストにもなっているのです。世界的に有名なアーティストたちがそれぞれのイメージでツリーをデザインしているため、世界にひとつしかないユニークなツリーばかりが勢揃い。あなたのお気に入りを見つけてぜひ投票してみてください。1月2日まで展示。

奥運駅 奥運城
2001年に西九龍地区、都市計画の一環としてオープン。 今では、周辺に新しく建設されたマンションと連結して、ますます住民にはなくてはならないモールとなりました。入っているショップもどちらかというと地元に根ざした感じがあり、観光客にはあまりなじみのないモールですが、場所も便利で比較的手ごろなお買い物ができるので、これを機会にぜひ行ってみてください。今年のデコレーションのテーマは、中世ヨーロッパの宮殿をテーマにしています。飾られている馬や人形は実物大なので近くで見ると迫力がありますよ。1月1日まで展示。

青衣駅 青衣城
青衣もMTR東涌線が開通してから、続々と新しいマンションが立ち並び、新興住宅地として発展しているエリアです。エアポートエクスプレスへの乗り継ぎ駅でもあるので、旅行客にも立ち寄れるモールとしてもおなじみ。ここ“青衣城(マリタイム・スクエア)”は、入り口の船がトレードマークです。今年のデコレーションは、ディズニーのキャラクターの中でも、おもちゃの中から飛び出したユニークな顔ぶれが揃いました。中でも注目は、6メートルを越すモンスターズ・インクのサリーが実物大!?になって現れました。記念写真もはみ出しちゃいそう??他にもおちゃめなキャラクターがいっぱいです。1月1日まで展示。

東涌駅 東薈城名店倉(シティゲート・アウトレット)
東涌線の終点は、ランタオ島の大仏までつなぐロープウェイ“昂坪360(ゴンピン360)”の乗り場としても知られていますが、そのロープウェイは、あいにく事故で運休を余儀なくされています。年内には再開したいと政府関係者は発表しているようですが、どうなることか?東涌のもうひとつのみどころ、テナントが全てアウトレットショップという、この東薈城名店倉(シティゲート・アウトレット)です。クリスマスのデコレーションはかわいいハートのキャラクターと大きなツリー、というシンプルさですが、なんせ年中バーゲンセールのモールですからそれでも十分かな? 

MTR觀塘線(Kwun Tong Line)

旺角駅 ランガム・プレイス
旺角(Mong Kok)のイメージといえば、女人街、スニーカー街や花園街に代表される、雑多でごちゃごちゃして人が多くてちょっと危なっかしい……。そんなイメージをみごとに覆してしまったのが、“朗豪坊(ランガム・プレイス)”ですね。ホテルと合わせておしゃれでハイソなイメージを定着させてしまいました。今年のクリスマスは、ホワイトスノーの公園をメインに、天井までの吹き抜けを利用しての雪の結晶の世界を作り出しました。

旺角東駅 新世紀広場(グランド・センチェリー・プレイス)
12月2日、KCRとMTRは合併し、“香港鐡路公司”になりました。それに伴いKCR“旺角駅”はMTR“旺角東駅”に改名。その駅に連結しているモールが“新世紀広場(グランド・センチェリー・プレイス)”です。花園街からも歩道橋でつながっています。今年は、“ローリング・クリスマス”と題して、丸いボールをイメージしたおもしろいデコレーションになりました。大きなボールの中に座って、記念撮影ができます。

九龍塘駅 又一城(フェスティバル・ウォーク)
地下鉄と電車の乗換駅にあたり、行き来する人もぐっと増える九龍塘駅に直結したモール、“又一城(フェスティバル・ウォーク)”。九龍塘は付近に2つの大学がある若者の街として、また九龍のお金持ちの家が立ち並ぶセレブの街としても有名で、ここは早くから地元でも人気のモールなのです。クリスマスデコレーションは、センターの吹き抜けを利用した大きなツリーが毎年のお決まりですが、今年はツリーの中や周りに撮影スポットを設けました。お隣の広場には、山小屋と光の橋を設置して、クリスマスの雰囲気をさらに盛り立てています。

九龍湾駅 徳福広場
九龍湾は、倉庫や工場が密集する工業ビルと住宅地が複合したエリアです。観光名所はありませんが交通も便利なので、“徳福広場(テルフォード・プラザ)”とその周辺には地元向けのリーズナブルなお店やレストランがたくさんあり、いつも地元の人々でにぎわっています。今年は、“青衣城(マリタイム・スクエア)”と並んで、ディズニーのキャラクターが登場。モールの様々な場所で、かわいいキャラクターたちに会えます。

九龍湾駅よりシャトルバス MEGABOX
地下鉄に直結はしていませんが、今年新しくできたビッグなモールとして話題の“MEGABOX”です。“徳福広場(テルフォード・プラザ)”のミニバスターミナルから、無料シャトルバスが約5~10分おきに出ているのでアクセスは意外と便利。とにかく、売り場やフードコートの規模が他のモールとは違います。デコレーションは、オーソドックスなサンタクロースハウスと大きなツリーですが、HK$800以上の買い物をすると、スケートリンクでサンタクロースと氷上ソリを楽しみながら記念撮影ができるという特典があります。

観塘駅 apm
観塘も九龍湾と並んで工業地域です。今まで休日や就業時間を過ぎるとひっそりとしていた駅も、ここ“apm”の出現によって休日や夜遅くまで若者が集まる人気スポットへと変化しました。若者に人気のブランドを集め、モールの中心を大きなホールと化して、タレントや歌手を集めたイベントを頻繁に行うなどイベントを積極的に開催しています。apmにとって初めてのクリスマスは、白鳥を浮かべた湖のあるお城をコンセプトに、バレエのパフォーマンスを行ったりと、珍しくサンタクロースが主役ではないデコレーションです。1月6日まで展示。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-12-10

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