6月7月の香港

蒸し熱い香港の夏スタート!夏休みが待ちきれない、盛りだくさんのイベントも始まってもう既にサマータイム気分。

こんにちは、香港ナビです。6月に入って日本は夏の衣替えのシーズンを迎えましたね。亜熱帯の香港では、すでに4月ともなれば気温は上昇し、徐々に半袖姿も目立ち始めます。香港ではサマーファッションのシーズンが一番長いと言えますね。でも、夏の暑さの本番は6月を過ぎてから。これからは日本と同じく雨の多い季節でもあるので、湿気の多い霞んだ日が続き、心身ともに疲れがたまりやすく、気温も不快指数も上がり気味なのが難点!その反面、6月7月は本格的な夏休みを前にして、格安ツアーや割引エアーチケットなども出回るシーズンですから、この時期の旅行こそお得かもしれません。早速、チェックして旅行プランを練り直しましょう!

6月7月の香港の祝祭日・暦

香港は、旧暦に従って決定される祝祭日が多く、毎年日にちが違ってきます。6月、7月の祝祭日は残念ながら!?1日しかありません。

7月1日(祝日)
香港特別行政区成立記念日翌日
1997年の中国返還から、今年で12年目を迎えます。世界金融津波や新型インフルエンザなど不安定な状態が続いていることもあって、この日にデモ行進や集会を行う団体が増えています。香港島の銅鑼灣にあるビクトリアパークから湾仔セントラル周辺にかけてはデモ行進のルートですので混雑が予想されます。ご注意ください。
 

6月7月の香港の気候

6月の香港は、日本より気温、湿度とも高く、日中は30度以上まで気温が上がり、朝夕の最低気温も25度以上あります。ただ、天気が不安定なので急に涼しくなることもあります。続く7月は、雨の日が多く台風シーズンです。日中は35度以上になり、最低気温も27、8度と暑い日が続きます。雨傘が日傘の代わりになりそうですね。湿度も高くなり、少し霞みのかかった見通しの悪い日が多くなります。夏は室外の気温と室内のエアコンの温度差がかなり激しいですので、どこでも気軽にはおれる上着を携帯することをお勧めします。
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6月7月のアウトドア&スポーツイベント

 
忠僕號重臨香港(MV Doulos Return to Hong Kong)
期間:6月6~18日, 6月22~28日, 7月2~4日
場所:尖沙咀海港城海運大廈(オーシャンターミナル)

2007年に来港した忠僕號(ドゥロス号)が、この夏また香港にやってきます。世界中を周り、国際親善と文化交流、発展途上国への支援をすることが主な目的のこの船には、6千冊以上の様々な書籍が積まれており、その収益をボランティアの費用や発展途上国の支援に利用しています。すでに世界中で10万人以上の人がこの船を訪れているんですよ。 週末には交流イベントが行われますので、要チェック!
◆詳しくは 忠僕号

香港迪士尼樂園夏日2009 (Hong Kong Disneyland Summer 2009)
期間:6月11~8月31日  
2009年のディズニーランドの主役は、ステッチ!ステッチと一緒にサマービーチパーティーで楽しみましょう。メインストリートが、サマービーチに変身!?カラフルな夏のビーチは、音楽とダンスで一層エキサイティング。暑い夏の1日をステッチと仲間たちのクールな?パーティーで満喫してください!
詳しくは 香港ディズニーランド ※音有り
 
海洋公園史前夏水禮2009(Ocean Park Prehistoric Summer Splash 2009)
期間:7月1~8月31日   
オーシャンパークのこの夏の注目は、何と言っても4月30日に新しくオープンしたばかりのテーマパーク『亞洲動物天地(アメージング・アジアン・アニマルズ)』です。パンダ、レッサーパンダなどアジアを代表するかわいい動物を身近に観察することができるほか、コツメカワウソ、チャイニーズアリゲーターなど珍しい動物や金魚もいます。
◆詳しくは 海洋公園
Asia Yoga Conference 2009(アジア・ヨガ・カンファレンス)
期間:6月11~14日
場所:香港会議展覧中心
第3回目を迎えるアジア・ヨガ・カンファレンスには、世界各国から2千人以上の参加者が集まります。ヨガ初心者からインストラクターレベルの上級者まで、100以上のワークショップがあり、様々なスタイルのヨガを学ことができるとあって年々注目度がアップしています。
◆詳しくは アジア・ヨガ・カンファレンス

6月7月のスペシャルイベント&パフォーマンス


意太利節(Italy 2009)
期間:6月2~29日
場所:香港各所
6月は、香港でイタリア気分!五感をフルに使って満喫していただきましょう。意大利美食節(イタリアフードフェア)では、イタリアの食文化を十分に舌で味わいます。そして香港意大利電影節(イタリア映画フェスティバル)では、目でイタリアの生活文化を垣間見ます。そして、イタリア歌劇団、イタリア管弦楽団のコンサートでは、耳でイタリア伝統音楽を堪能します。イタリアまで行かなくても、香港旅行のついでにいイタリアしちゃうなんて、一挙両得!  
詳しくは 意太利節

香港夏日盛會Hong Kong Summer Spectacular (香港サマー・スペクタキュラー)
期間:6月29日~8月31日
場所:香港各所
毎年、香港政府観光局が中心となって様々な夏のプロモーションを展開しています。2009年は『香港夏日盛會Hong Kong Summer Spectacular (香港サマー・スペクタキュラー)』と題して、日本人観光客の皆さんの香港での滞在をよりお得にするような2 泊3 日のホテルの特別パッケージ、ショップ、レストラン、観光施設や交通機関の特典や特別パッケージなどを提供しています。
◆詳しくは 香港政府観光局

香港書展2009(Hong Kong Book Fair 2009)                
期間:7月22日~28日
場所:香港会議展覧中心   
毎年恒例の香港最大のブックフェア『香港書展2009(Hong Kong Book Fair2009)』が、今年も夏休みの開始とともに開催されます。初日にはお気に入りの本やグッズを目当てに、徹夜で並ぶ若者もいるくらい、連日会場は大勢の人でにぎわいをみせます。また作家のサイン会やダンスコンテストなどのイベントも行われます。
詳しくは 香港書展


2009第11屆香港動漫電玩節(Ani-Com Hong Kong+ Hong Kong Game Fair)
期間:7月31日~8月3日
場所:香港会議展覧中心
今や、ブックフェアを追い越す勢いで人気を集めているのが、『香港動漫電玩節(Ani-Com Hong Kong+ Hong Kong Game Fair)』です。アニメ、漫画&ゲーム大好きのオタクな?皆さんが思いっきりはじけるイベントです。コスプレショーあり、新作ゲームのお試しあり、年々活気が倍増しているフェアなのです。                                                                                    ◆詳しくは、香港動漫電玩節
児童電影合家歓2009(International Children’s Film Carnival)
期間:7月3日~8月9日
場所:香港電影資料館電影院、香港太空館演講廳、香港科学館演講廳
日本、フィリピン、スウェーデン、フィンランド、タイ、シンガポール、デンマーク、アイスランドから長編を10本、世界各国から短編を23本、計33本の児童向け映画を集めました。アニメあり、実写あり、動物ものありと、どんな子供でも飽きさせない内容となっています。広東語吹き替え版や、中国語、英語の字幕付きです。
◆詳しくは、児童電影合家歓
 國際綜藝合家歓(International Arts Carnival)
期間:7月3日~8月9日
場所:香港文化中心大劇院、香港大會堂など
夏休みにぴったりのファミリーで楽しめるプログラムを世界中から集めた『國際綜藝合家歓(International Arts Carnival)』は、毎年多彩なパフォーマンスが盛りだくさん。スペイン、デンマーク、フランス、カナダ、中国から、曲芸、マペット、オーケストラ、マジックなどなどいつもながら興味深いプログラムが目白押しです。また今年は、新人類系列(New Generation Series)というカテゴリーを設け、韓国で人気のHIP HOPとバレエを取り入れたミュージカル『愛・比舞(B・BOYZ&BALLERINA)』や、演劇のワークショップの終了公演として上演される『飄流下(Teen Wave )』など、ティーンエイジャーを対象にしたプログラムも充実しています。
◆詳しくは、國際綜藝合家歓

6月7月の注目のローカルパフォーマンス

香港管弦楽団(HK Philharmonic Orchestra) 
Edo de Waart(Mozart in the City: Classical/Neo-Classical )6月5、6日(金、土) 20:00
Dan Zhu((Petrushka )6月13、14日(土、日) 20:00
Javier Perianes(Night in the gardens of Spain)6月19、20日(金、土)20:00
Isabelle Faust(Mozart in the City: Concerto and Partita)6月26、27日(金、土)20:00
Viktoria Mullova(Mullova plays Brahms)7月3、4日(金、土)20:00                                                        会場=香港文化中心音楽廳 / 香港大會堂音楽廳                                         
香港管弦楽団は、毎月国際的知名度の高いゲストを迎えたジョイント・コンサートを行っています。6月は、オーケストラの芸術監督でもあるエド・デ・ワートが、ストラヴィンスキーとモーツァルトの各2作品で自らタクトを握ります。また中国の若手ヴァイオリニスト Dan Zhuがストラヴィンスキー『ペトルーシュカ』、ドビュッシー『牧神の午後への前奏曲』で香港デビューを果たします。その後は2007年の初共演で香港の観客を魅了したスペインの若手ピアニスト、ハヴィエル・ペリアネスが再度来港。6月の最後飾るゲストアーティストは、ドイツのヴァイオリニスト、イザベル・ファウスト。続く7月は、モスクワ音楽院に学び、1980年シベリウス、82年チャイコフスキーの両コンクールにおける優勝で注目を集め、トップ・ヴァイオリニストとしての地位を獲得したヴィクトリア・ムローヴァ。83年に芸術家としての自由が制限されたソ連から亡命し、以後は世界中の一流オーケストラとの共演やリサイタル活動を通し、現在のキャリアを築き上げました。いずれも、魅力的な公演ばかりです。
◆詳しくは、香港管弦楽団


城市当代舞蹈団(City Contemporary Dance Company)
『舞!舞?舞・・・(Very Dance)』
期間:7月3~5日20:00
場所:香港文化中心劇場
カンパニー設立30周年を記念する2009年の公演第3弾は、カンパニーに縁ある人たちが裏方の強い味方となって集まりました。舞台装置とコスチュームデザインを担当するのは、世界的に著名な香港の振付家ユーリ・ン、照明は長年ダンサーとしてカンパニーに所属していた呉文安、しばらくダンス界から遠ざかっていた振付家兼ダンサーのサニー・パンなど、彼らがなぜ現役を去り、ダンスをやめて現在に至るのか?そんなところも、現役ダンサー達の作品に絡めて垣間見ることができる新しい趣向の公演と言えます。 
◆詳しくは、CCDC 

6月7月の大型コンサート会場情報


紅磡香港体育館

林子祥 6月5、6日
実力派大御所歌手のコンサート。今の若手の歌手のお手本として、後輩を引っ張る意味も含めた健闘公演。

林峯  6月17、18日
香港で絶大な視聴率を誇るテレビ局TVB専属のタレントでありながら、ルックスのよさと、歌唱力の高さを兼ね備えていると定評があります。CDデビューを果たして間もないにもかかわらず、初コンサートでいきなりの紅館デビュー

棒棒堂(Lollipop) 7月4、5日
台湾で人気の男性アイドルグループによるコンサート。

黎明(レオン・ライ) 7月16~19日 
社長業に徹してしばらくは歌手活動を離れていた『四大天皇』のひとり、レオン・ライ久々のコンサートです。自社タレントの不祥事が影響で、表に出ざるをえなくなったのか?また長年噂の恋人モデルとの結婚話も浮上中で、このコンサートは何かと注目を集めそうです。
 
九龍灣國際展貿中心-匯星(HITEC-Star Hall)

ちびまる子ちゃん まる子のシンデレラミュージカル   7月3~5日
日本の劇団飛行船によるマスクミュージカル『ちびまる子ちゃん』が登場。香港では『小丸子(シウユンジ)』として親しまれています。夏休みにぴったりな親子で見に行けるミュージカルです。


香港会議展覧中心 展覧廳3
Rain Fashionコンサート  6月6日

香港でもセクシーでダイナミックなダンスが人気の韓国人歌手、レインが来港します。今回のコンサートは、最近立ち上げた自身のファッションブランド『625(Six to Five)』にちなんで、ファッションショーを織り交ぜた新しい演出です。

Air Supply コンサート  6月12日
2003年の来港より6年ぶりのコンサートです。今回はアジア公演として、香港を皮切りに、台北、クアラルンプール、シンガポール、インドネシアなどを巡演します。

◆コンサート詳細はURBTIX

6月7月の映画情報


最佳情・敵(Duplicity)6月11日~
誰来守護我(Nobody to watch over me)6月18日~                                 
『デュプリシティー・スパイはスパイに嘘をつく』というタイトルで、日本でも大ヒット

『デュプリシティー・スパイはスパイに嘘をつく』というタイトルで、日本でも大ヒット

『誰も守ってくれない』犯罪の低年齢化が進む日本で、未成年の兄が小さい姉妹2人の殺害容疑で逮捕され、容疑者の家族が地獄に突き落とされるというリアルなストーリー。

『誰も守ってくれない』犯罪の低年齢化が進む日本で、未成年の兄が小さい姉妹2人の殺害容疑で逮捕され、容疑者の家族が地獄に突き落とされるというリアルなストーリー。

  康州驅魔実録(The Hanting)          誰和誰和誰有路(Black Ice)
              6月18日~                     6月18日~
やっぱり、夏にはこんな恐ろしい残酷な映画でヒヤッとするのもいいかも?

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ベルリン映画祭の金熊賞にノミネートされた注目作品ですが、香港では18歳未満禁止のIII級。

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 いかがでしたか?新型インフルエンザの影響もあって、今の時期はちょっと海外旅行プランが立てにくい状況ですが、香港では夏に向けて数々の興味深いイベントを網羅して、皆さんの参加をお待ちしています。以上、香港ナビがお伝えいたしました。

        
     

    
 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-06-02

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