櫻井景子先生の香港レシピ教室 菜脯煎蛋の巻

地味な食材ながらお料理の引き立て役にぴったり香港たくあん入りの卵焼きを作ろう!




こんにちは!すっかり夏モードの香港です。今月は先月に続いて香港らしい食材を取り上げ、それを使った簡単なレシピをご紹介します!これまであまり陽の目を見ることのなかった地味な食材ですが、名引き立て役にぴったりです。あなたもきっと好きになるに違いありませんよ~

今月ご紹介するのはこちら!

菜脯(ちょいぼう)
大根の漬物。つまり「たくあん」です!香港だけではなく、台湾やマカオ、福建、シンガポール、タイなどでも使われる潮汕の特産食材です。日本のたくあんのように丸々1本を漬けるのではなく、拍子切りにしてから、塩でもみ、天日干しを数日して水分を抜いてから調味料に漬け込みます。漬け込みにごま油や香辛料が入ったり、ちょっと中華の香りがする沢庵ですが、入手出来ない場合は日本のたくあんでも代用できます。台湾にはヘルシー志向に伴い有機栽培の大根を使った菜脯の生産が盛んのようです。香港では菜脯はスーパーではなく街市の中にある食品雑貨店で購入します。

自分で菜脯を作るには

材料
大根・・・・・・・・・・・1本
塩・・・・・・・・・・・・・大さじ4
調味料
グラニュー糖・・・・大さじ1
ごま油・・・・・・・・・小さじ1/2
五香粉・・・・・・・・・少々
酢・・・・・・・・・・・・・小さじ2

作り方
1 大根はよく洗って、皮つきのまま、拍子切りにし、塩(大さじ2)をまぶして、1日天日干しにする。
2 夜にもう一度、塩(大さじ2)をまぶして1晩おく。
3 翌日、1日天日干しにする。
4 夜に水でさっと大根をゆすぐ。
5 調味料に1晩漬ける。
6 出来上がり!  
*水分が抜けるので出来上がり重量はもとの大根の1/3以下に減ります。

日本にある材料で出来るので、菜脯をすぐ購入出来ないという方はお試しください!無添加で安心です!
この菜脯、香港では、レストランでも家庭でもとってもよく使われる食材なのです。とても地味な存在なので、気づかずに食べていた方もいるかもしれませんね。今日はこの菜脯を使って、今すぐ作れる簡単な香港の伝統的家庭料理レシピをご紹介します!

菜脯煎蛋を作ってみよう!

材料(1人前)
菜脯・・・・・・・・・・40g
たまご・・・・・・・・2個
万能ねぎ・・・・・・1本
シャロット・・・・・・2個
調味料
塩・・・・・・・・・・・・少々
こしょう・・・・・・・・少々
ごま油・・・・・・・・・少々
 

作り方

1 菜脯は水でよく洗い、その後水分を絞り、粗めに刻む
2 万能ねぎは小口切り、シャロットはスライスにする
3 フライパンに油(分量外)を熱し、シャロットと菜脯を炒め、取り出して冷ます
4 たまごを割り、塩、こしょう、ごま油を入れ、よく混ぜ合わせ、炒めて冷めた菜脯を加えて混ぜる
5 フライパンに油(分量外)を熱し、普通に卵焼きの要領で両面こんがりと焼く
6 食べやすい大きさに切り皿に盛り付け、出来あがり!
これまでの卵焼きのバリエーションのひとつに是非加えてみてくださいね。菜脯のカリカリ、コリコリ感がとっても美味しく、ごはんに合うおかずになります。ボリュームを増やしたい時はひき肉を炒めたものを加えて焼いてもお子様に喜ばれると思います。

他にはチャーハンに加えたりしても大変美味しいですし、豚肉と一緒に煮込んでもごはんに合う1品になります。お豆腐や魚の上に散らして蒸したり、おかゆや麺などにも合います。いろいろ試してみてくださいね!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-05-21

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