11月の香港 【2017年】

これからが観光にベストな季節。秋の旅行は香港で決まりですね♪

ネイホウ!香港ナビです。
今年は10月に入っても暑い日が多く、寝るときでもエアコンがないと汗ばむ感じでした。おまけに大きな台風がやってきたりと、いつもとは様子が違いましたが、後半から一気に秋らしくなってきました。湿度は低くなり、朝や晩は半袖では寒いほど。ようやく秋到来!といった感じです。
この気持ちのいい季節は、香港でも屋外型イベントが盛りだくさん!グルメ、アート、スポーツなど、秋の楽しみがすべて揃う今の時期は、まさに観光にぴったりと言えるでしょう。秋の旅行は香港で決まりですね♪

●祝祭日

祝祭日はありません。

●伝統行事

伝統行事はありません。

●お天気、服装

日本ほど寒くないものの、11月の香港は長袖が必要になってきます。日中は引き続き日差しが強く、20度を超える日がほとんどなのでとても過ごしやすいですが、朝晩はかなり涼しくなります。いくら昼間は暑くても、やはり上着を持ち歩くのがいいかもしれません。特に風が吹き抜ける海沿いや、ビクトリアピークなどの山の上は体感気温が低め。これらの場所で夜景鑑賞を予定している人はくれぐれもご注意を。ただ、秋の香港は湿度が低い日が多いので、いつも以上にきれいな景色に出会えるチャンスが増えますよ。
またこれは一年中を通していえることですが、香港では気温が低くなってもレストランやビル内をはじめ、地下鉄やバスは冷房がかかっていることがほとんど。以前と比べて寒すぎるほどガンガンに冷房が効いていることは少なくなってきましたが、それでも長時間過ごしていると体の芯まで冷えることもあります。外と中の温度差で、体調をくずさないようにしてください。



■11月の月間平均気温と総雨量、平均湿度
最低 19.8°C
最高 24.1°C
雨量 37.6 mm
湿度 71%

<参考: 東京の11月の月間平均気温と総雨量、平均湿度>
最低 8.3°C
最高 16.3°C
雨量 92.5mm
湿度 74%

●主なイベント

■香港亞洲電影節 2017(香港アジア映画祭2017)
期間:~11月20日(月) 
時間:映画館により異なる
場所:百老匯電影中心、百老匯 THE ONEなど
料金:成人 $85~95
※映画館により異なる。子供、高齢者、会員割引あり

香港でいちばん大きな映画祭は「香港国際映画祭」ですが、こちらはアジア中から選りすぐりの映画だけを集めた映画祭。
今年はアジアアニメ、アジア新人監督賞、台湾セレクト、動物癒し系、アジアワイドアングルといったテーマに分けられ、日本からは「三度目の殺人」、「光」、「散歩する侵略者」など多数の映画が出品されるほか、今年は鈴木清順監督をフィーチャーし、代表作8本が上映されます。
香港映画「以青春的名義」と「藍天白雲」で開幕するこの映画祭は、オダギリ・ジョーも出演する「白色女孩」と台湾映画「相愛相親」で幕を閉じます。なお上映映画館、時間、料金などはホームページをご覧ください。

■香港グレート・ノベンバー・フェスト2017(Great November Feast 2017)
期間:11月1日(水)~30日(木) 
時間:イベントにより異なる。
場所:イベントにより異なる。
料金:イベントにより異なる。

※詳細はホームページをご覧ください。

気候のいいこの11月に、香港政府観光局が主催する1ヵ月におよぶイベントです。香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・フェアや食のお得な特典、その他の楽しいイベントのプログラムが随所で行なわれます。特に11日と12日に開催される恒例の「蘭桂坊カーニバル」、新開発されたワンチャイの利東街でのさまざまなフードイベントはおすすめ。詳しいスケジュールや内容はイベントホームページ(英語)で確認してください。

■香港國際美酒展 2017(香港国際ワイン&スピリッツフェア)
期間:11月9日(木)~11日(土) ※一般開放は11日のみ。
時間:10:30~19:30(7日は10:00~18:00)
場所:香港コンベンション&エキシビションセンター
料金:$100 
※18歳未満入場不可

昨年は68の国や地域が出展、今年は1000以上のブースが自慢のアルコールを出品するアジアでも最大級のフェア。香港でも愛好家が多いワインをはじめとして、ウイスキーやブランデー、スピリッツのほか日本酒など、おなじみのお酒から普段お目にかかれないようなレアなものまでが一堂に会します。
なお一般の入場は11日のみですが、普段口にする機会がほとんどない高級酒や珍しいお酒が試飲できるほか、さまざまなイベントも開催されます。酒文化にどっぷり浸れる貴重な1日になること間違いなし。

■「港樂.星夜.交響曲」音樂會(シンフォニー・アンダー・ザ・スターズ)
期間:11月11日(土)
時間:19:30~21:30
場所:セントラルハーバーフロントイベントスペース
料金:無料


タイトルどおり、星空の下でのコンサート。それも世界でも名だたる香港交響楽団の演奏が無料で聴けるだけでなく、花火もコラボするという超おすすめの目玉イベントです!
演奏曲目は、カルメン幻想曲、華麗なる大ポロネーズ、祝典序曲、シバの女王の到着、ラデッキー行進曲など。秋の夜長を開放的な雰囲気の中、名演奏をじっくりと楽しんでみませんか?

]■光.影.香港夜(ルミエール香港)
期日:11月18日(水)~20日(金)
時間:20:00~23:00
場所:中環の歴史スポット(香港大会堂、郵便局など)
料金:無料

近代的な高層ビルが建ち並んでいるイメージのセントラルエリアですが、実は歴史的スポットが数多く残る場所でもあります。その中から9ヵ所の歴史的建築物をイルミネーションやプロジェクションマッピングで美しく彩る幻想的なイベントです。それぞれはさほど離れていないので、ぜひとも全スポットをクリアしてみてください。昼間とはまた違った景色が楽しめること間違いなし。
会場は、文武廟、元創方 (PMQ)、大館(旧中環警察)、 藝穗會 (フリンジクラブ) 、 前法國外方傳道會大樓(終審法院)、皇后像廣場 (スタチュースクエア) 、香港郵政總局、 香港大會堂 (シティホール)、 干諾道中行人隧道。

●【番外編】日本人アーティストの公演

今月は、何組かの日本人アーティストの香港公演が開催されます。その公演をピックアップしてご紹介します。

■w-inds. 『NVISIBLEライブツアー』
期間:11月11日(土) 
時間:20:15~
場所:九龍灣國際展貿中心Starhall
料金:$1380 / $880


昨年11月に総領事表彰を授与されたほか、アルバムが12作連続で「IFPI香港トップセールス・ミュージックアワード」を受賞するなど、デビュー15周年を迎えてますますノリに乗っているw-inds. の待望の香港公演です。

■藤木直人『原点回帰 k.k.w.d. tour』
期間:11月15日(水) 
時間:20:00~
場所:麥花臣場館 (マクファーソン・スタジアム)
料金: $1080 / $780 / $580


45歳の誕生日に約8年振りとなるシングル『Speed・Star』をリリースした藤木直人。そのシングルを引っ提げての国内ライブハウスツアーに続く香港公演。『パーフェクトワールド』、『コズミックライダー』などの少し懐かしいシングル曲も聴かせててくれます。

■アニソン・ドリーム・ステージ2017
期間:11月21日(火) 
時間:19:30~
場所:麥花臣場館 (マクファーソン・スタジアム)
料金:$1180(VIP) / $880 / $780 / $580


今回で4回目を迎える1年に1度の最大級のアニメソングの祭典。綾野ましろ、angela、OxT、下地紫野、田村直美、MICHI の6組が繰り広げる熱気溢れる3時間のコンサートです。

■AI『和と洋』ライブ
期間:11月25日(土) 
時間:20:00~
場所:九龍灣國際展貿中心Music Zone
料金:$380
 ※オールスタンディング

アメリカ生まれのクォーターで、ソウルフルで中低音のハスキーな声が魅力のAI。日本国内での全国ツアーAI TOUR「和と洋」とは内容が異なるのも楽しみです。

■ゆず『 謳おう -UTAO-』ツアー
期間:11月29日(水) 
時間:19:00~
場所:麥花臣場館 (マクファーソン・スタジアム)
料金: $880 / $680 / $580


『ゆずイロハ1997‒2017』収録曲の往年のヒット曲のほか、6月に発表された「4LOVE」「謳おう」から『カナリア』や『愛こそ』など、最新楽曲も含めたパフォーマンスを披露します。

いかがでしたか?
香港の楽しみといえば、食事や買い物ですが、この気持ちいい11月だからこそ、屋内ではなく街歩きや遠出を楽しんでみませんか?バスやフェリーを利用すれば、中心地から1時間もかからずに郊外に行くことができます。そこには近代的なビルではなく、昔ながらの建物やお店、ナマの香港人の生活も垣間見ることができるだけでなく、場所によっては街中では出会えないすばらしい自然に出会えますよ。あなただけの香港探しの旅にぜひ出かけてみてください。
以上、香港ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-10-26

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