ココロもカラダも暖まるほっとするあつあつスイーツ。薑汁番薯糖水 さつまいもとしょうがのスイートスープ。
みなさん、こんにちは!そろそろクリスマスの足音が聞こえてくる季節となりました。香港の街も日1日とクリスマスのデコレーションが賑やかになってきました。この時期は気候もよいし、クリスマスセールはあるし、ドルは安いし、おすすめの旅行シーズンです。
さて、今月は肌寒くなる季節に是非味わってほしい香港の伝統的なスイーツをご紹介します。日本にもありそうでない、素朴だけど、また食べたくなる“薑汁番薯糖水” こと、さつまいもとしょうがのスイートスープです。さつまいもといえば、日本でも冬になるとさつまいもを使ったおやつと言えば焼き芋がありますね。女の子なら大好き!という人、多いでしょう?香港にも冬になると焼き芋屋台が出現します。甘栗とセットになって売られています。
甘栗と焼き芋の屋台
焼き芋の他にもうひとつ香港で人気があるのが、この薑汁番薯糖水です。私は香港に住むようになってから、この素朴な美味しさに目覚め、しばらく何処へ行っても、こればかり注文していた時期がありました。さつまいも+しょうが+片糖の組み合わせがなんとも意外でユニークで、ほくほくに火の通ったさつまいもが甘く辛いスープに浮かんでいるところがとても新鮮でした。しかも、食べると何故か心からほっとしてしまうような優しい甘さ。これは香港スイーツ全体に言えることですが、やはり身体にいいが前提にあるから、身体も素直にその優しさを感じ取るのでしょうね。また甘いスープにぴりっと効いたしょうがが、身体を暖めてくれます。まさに寒い季節や風邪をひいた時などの癒しになるスイートスープなのです。
香港のさつまいもいろいろ・・・・4つの色のさつまいもがあります。
2~4は焼き芋として、香港の街角の屋台などでよく冬になると売られ始めます。日本の焼き芋を想像すると、水っぽくて、甘さがすくなく、べた~としているので、あまり美味しいとは感じられないかもしれません。その中でも紫いもがもっともほくほくして甘さがあり、美味しいと思います。
最近は1のさつまいもが、日本のさつまいもとして売られ人気上昇中です。今日はこの中から2と3のさつまいもを使って、2つの薑汁番薯糖水を作ってみたいと思います。
作り方
Point !砂糖を入れてから、一度冷まし、さつまいもに甘みが入ってから暖め直して食べると一層美味しくいただけます!食べる時は熱々のまま器にもりつけます
黄色いさつまいもは、黄金色のスープに、紫色のさつまいもは、きれいなパープルのスープになりました。お好みでどうぞ!皆さんも、さつまいもの美味しい季節に是非、作ってみてくださいね。
番薯糖水はこんなところで食べられます
晶晶甜品
住所:香港天后電氣道81A
電話 : 2578-6162
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天后甜品
住所:香港天后電氣道83-87號利景閣4號舖
電話 : 2503 2501
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記事登録日:2008-12-01