Let’s 食べ比べ「出前一丁」編

香港みやげの定番になりつつある出前一丁。バラエティに富みまくったそのお味たちは、一体どれがおいしいの??

あ~らよ♪ 出前一丁! じゃなくて、こんにちは! 香港ナビです。以前「出前一丁in香港」と称してご紹介したように、今では香港の国民食となったと言っても過言ではない出前一丁。スーパーのインスタント麺のコーナーをのぞいてみると、あるわあるわのアレンジフレーバー。本家本元の日本を差し置いてのバラエティ豊かな味の展開に、おみやげとしての“逆輸入”も、もはや当たり前となりました。
そこで浮かんでくるのが「どれもが本当においしいのか?」という素朴な疑問。想像するだけでも怪しそうな味から、これはっ!と速攻でお買い物かごに入れたくなる味まで、12種類を香港ナビが塩分の過剰摂取を気にしつつ食べ比べましたっ!

鍋はないし、火は炊けない。 でも食べ比べは行きます!

防災上、オフィス内の煮炊きは当然禁止。電子レンジと給湯器を活用し、日清の関係者が見たら卒倒しそうな調理法で麺を作り、そのあとから付属スープを注ぐという変化球でそれぞれの麺を完成させました。それでもなんとか通常の作り方と遜色ないものが仕上がったのは、非常食としても不変の地位を保っているインスタントラーメンならではの、すばらしい対応力があってこそなのかもしれません!(…って、話が違う方向に行っちゃってますか?)
PC前にいる時より、調理中の顔つきのほうが質が向上しているナビスタッフ。やはり食べ物は人を幸せにするんですね。 PC前にいる時より、調理中の顔つきのほうが質が向上しているナビスタッフ。やはり食べ物は人を幸せにするんですね。 PC前にいる時より、調理中の顔つきのほうが質が向上しているナビスタッフ。やはり食べ物は人を幸せにするんですね。

PC前にいる時より、調理中の顔つきのほうが質が向上しているナビスタッフ。やはり食べ物は人を幸せにするんですね。

オフィス内にほわーっとインスタントヌードル独特の香りがたちこめる中、「始めますよー!」のかけ声とともに試食開始! 「おいしい!」「好味!」「カライっ!」「好辣!」と日本語と広東語の感想が入り混じりつつ、つぎつぎと登場する試食カップを握りしめて、必死に味を分析します。 オフィス内にほわーっとインスタントヌードル独特の香りがたちこめる中、「始めますよー!」のかけ声とともに試食開始! 「おいしい!」「好味!」「カライっ!」「好辣!」と日本語と広東語の感想が入り混じりつつ、つぎつぎと登場する試食カップを握りしめて、必死に味を分析します。 オフィス内にほわーっとインスタントヌードル独特の香りがたちこめる中、「始めますよー!」のかけ声とともに試食開始! 「おいしい!」「好味!」「カライっ!」「好辣!」と日本語と広東語の感想が入り混じりつつ、つぎつぎと登場する試食カップを握りしめて、必死に味を分析します。

オフィス内にほわーっとインスタントヌードル独特の香りがたちこめる中、「始めますよー!」のかけ声とともに試食開始! 「おいしい!」「好味!」「カライっ!」「好辣!」と日本語と広東語の感想が入り混じりつつ、つぎつぎと登場する試食カップを握りしめて、必死に味を分析します。

とはいえ、その味を文章にするのが毎度のことながら難しい。記事作成担当者から「『ふつう』とか『おいしい』とかのぬるいコメントは不可!詳細な表現必須!」という厳しい条件を突き付けられ、ペンを握ったまましばし固まる面々…。 とはいえ、その味を文章にするのが毎度のことながら難しい。記事作成担当者から「『ふつう』とか『おいしい』とかのぬるいコメントは不可!詳細な表現必須!」という厳しい条件を突き付けられ、ペンを握ったまましばし固まる面々…。

とはいえ、その味を文章にするのが毎度のことながら難しい。記事作成担当者から「『ふつう』とか『おいしい』とかのぬるいコメントは不可!詳細な表現必須!」という厳しい条件を突き付けられ、ペンを握ったまましばし固まる面々…。

スイーツ系食べ比べではいまひとつノリがよろしくないナビ団子改めナビ饅頭3世も、今回はとっても積極的。自前のコーラを持ち出して口直しをしつつ、かなり真剣に分析を進めています。「そこのふたり、イイ感じで試食せよ!」というヤラセにまで応じたサービスぶり。 スイーツ系食べ比べではいまひとつノリがよろしくないナビ団子改めナビ饅頭3世も、今回はとっても積極的。自前のコーラを持ち出して口直しをしつつ、かなり真剣に分析を進めています。「そこのふたり、イイ感じで試食せよ!」というヤラセにまで応じたサービスぶり。

スイーツ系食べ比べではいまひとつノリがよろしくないナビ団子改めナビ饅頭3世も、今回はとっても積極的。自前のコーラを持ち出して口直しをしつつ、かなり真剣に分析を進めています。「そこのふたり、イイ感じで試食せよ!」というヤラセにまで応じたサービスぶり。

久々に体を張った食べ比べに、「もう夕食は入らない…」「苦しい…」と低いうなり声を上げながらも、チョコレートでの口直しで気力を振り絞り、なんとか12種類を完食。スープの飛び散ったコメント用紙もきちんと埋めて、食べ比べ終了です! 久々に体を張った食べ比べに、「もう夕食は入らない…」「苦しい…」と低いうなり声を上げながらも、チョコレートでの口直しで気力を振り絞り、なんとか12種類を完食。スープの飛び散ったコメント用紙もきちんと埋めて、食べ比べ終了です!

久々に体を張った食べ比べに、「もう夕食は入らない…」「苦しい…」と低いうなり声を上げながらも、チョコレートでの口直しで気力を振り絞り、なんとか12種類を完食。スープの飛び散ったコメント用紙もきちんと埋めて、食べ比べ終了です!

結果発表!

1位から5位はこんなランキングになりました!

第1位 極辛猪骨湯麺/Super Hot TONKOTSU Flavor
麺にもトウガラシが練りこまれ、スープは真っ赤。麺にもスープにも逃げ場なし!の極辛麺が1位となりました。口から喉までしびれ切るような辛さですが、ゴマ油の風味がとてもいいアクセントとなり、ヒーヒーいいながらも評価は高かったのでした。食べ比べ終了後に気がついたのですが、「スープの“辣醤”は、好みに合わせて量を調節すべし」的な表がパッケージに記されていました。確認せずに全量投入したナビ調理班、出てこーい!

第2位 東京紫菜醤油湯麺/SHOYU Flavor
「ラーメン屋さんのしょうゆラーメンの味がする!」と、書かれていたコメント内容が全員一致。ナビスタッフがイメージするところの「しょうゆラーメン」にドンピシャはまりました。かなり日本のラーメンスープを研究したと思わる味わいは、「それでもやっぱりインスタントなんだけどね」というお安い感じすらご愛嬌となっています。最後に添える海苔がニクイです!

第3位 原味/オリジナル
これは何も言葉を添える必要はないでしょう。元祖出前一丁です。ごまラー油の香りと味、適度なコシを残して仕上がる調理しやすい麺が「まちがいのない味」として、ブランド麺の地位を確立させました。ちなみに「出前坊や」は、「清仔(ちんじゃい)」という名前で親しまれています。訳すならば「キヨシくん」といった感じでしょうか。CMもありますが、日本で流行した「~~だじょ!」という話し方は、残念ながら香港ではしないのだじょ。

第4位 XO醤海鮮麺/XO Sauce Seafood Flavor
香りの良さが際立っていました。エビの味が前面に出ていて、その他のシーフードの味は判別不能でした。XO醤のコクがそのエビ風味を立たせている様な気がします。あと味にピリッと辛みがくるもの、飽きずに食べられていい感じです。「やや油が強い」の声もあったので、別添えの油の投入量をお好みで調整するといいでしょう。

第5位 香辣麺/Spicy Flavor
色はかなり辛さを主張していますが、見た目ほど激しい辛さはありません。さらりとしたスープなので辛さもスーッと入っていくといった感じでしょうか。トウガラシのストレートな辛さなので「寒い時期に食べたい」なんて声もかなりあがりました。「溶き卵を入れて食べたらおいしそう!」なんて調理提案にはうなずく者多数でした。

評価がばらつきランクが付けられなかったフレーバーは

鶏蓉麺/Chicken Flavor
塩ラーメンのようなあっさり味です。チキンの味はいまひとつで、はっきり感じ取ることはとれませんが、どんな具をトッピングしてもマッチしそうなシンプルさは日本人好みかもしれません。

肉絲麺/Pork Flavor
ネギとにんにくの風味がやや強めながらこちらも塩味ベースなので、トッピングを選ばずに楽しめそうです。ネギとにんにくの風味が強すぎて、ポークの味がよくわからないという声もありました。

海鮮麺/Seafood Flavor
スープを作った時の、たぶんオイスターと思われる香りが強く、「臭豆腐みたい」なんて意見もでたほど。しかし、香り以外はとんがった風味はないので、これも好みの具と合わせて楽しめそうです。

北海道麺豉湯麺/MISO Flavor
濃厚な味噌が「日本の味よね!」と日本人スタッフには大好評でしたが、その濃厚さが香港人スタッフには少々塩辛く感じられたようです。ゴマの香ばしさが添えられているのも食欲をそそります。

札幌香蒜照焼鶏湯麺/TERIYAKI Chicken with Garlic Flavor
かなり強いにんにく風味に、「デートがあるときは厳禁!」なんて意見もでるほど。あっさりとしたチキン味であることはわかるが、なぜ「てりやき」と強調されているのかは味で解明できず。

スープを作り始めた時点でブーイングが起こったものも

咖[口厘]麺/Curry Flavor
日本のカレーではなく、ココナッツ風味のほんのり甘さを感じるエスニックカレー味はラーメンには合わないのではないかと…。スパイスの味は感じますが、全体的に濃度がないためボヤケた中途半端な味となってしまっているのも不評でした。それにこれは何をトッピングしたものか、具に困りそうです~。

沙[口爹]麺/Satay Flavor
満場一致でNGとなってしまいました。スープを作った時点で「うっ!」と低い声が上がるほどの強烈な香り。サテソースのピーナッツなどの風味はちゃんとするものの、それは肉に合わせてこそおいしいのであって、ラーメンには…。逆の意味でインパクトのあるおみやげになるかもしれないですね!

出前一丁価格

百佳(PARKnSHOP)/パークンショップ
1個2.4ドル  (セール時:5つで11ドル)

恵康(Wellcome)/ウェルカム
1個3.2ドル  (セール時:4つで11ドル)

※銅鑼湾(コーズウェイベイ)周辺での価格帯です。チェーン店でも立地によって価格が変動しますのでご了承ください。

出前一丁は、これらインスタントラーメンのほか、マカロニスープ、米線、カップ入りなどの香港ならではのアレンジものも登場しています。ややかさばりますが、軽くてチープでちょっとジャンクなおみやげに、出前一丁いかがですか? ナビ流作り方はさておき、作り方は日本と同じ。たくさん買い込んで、ずるずると麺をすすりながら香港の思い出に浸るのもいいかも知れませんね! 以上、12種の香りが複雑に入り混じったナビオフィスから、香港ナビがお伝えしました!

次回食べ比べは、笑顔の口元から白い歯がきらりと光るようなさわやか系の人気者スイーツ、「楊枝甘露」を予定しています。お楽しみに!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-05-11

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