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皇后大道東(QUEEN’S ROAD EAST)を歩く

古きよき香港の街並みを今も残す灣仔、皇后大道東界隈。金鐘のパシフィックプレイスから湾仔駅まで懐かしい香港を探しながら歩いてみました。

こんにちは、香港ナビです。先日、MTR港島線金鐘駅(Admiralty)Ｇ出口がThree Pacific Placeに開通しましたので、出口に面している皇后大道東(Queen’s Road East)を灣仔(ワンチャイ)駅まで歩いてきました。

金鐘駅Ｇ出口周辺

金鐘駅Ｇ出口となっているのですが、実はこの場所、金鐘駅と湾仔駅のほぼ中間地点にあるので、一駅分歩くといっても約500ｍ位です。サクサクっと歩ける距離ですので、灣仔駅まで歩いてみましょう。

Ｇ出口のすぐ目の前の通りが皇后大道東。
左を向くと歩道橋がありますが、歩道橋の向こうは金鐘なので右に向かって進みます。
余談ですが、この歩道橋はフェイ・ウォンの歌♪誓言♪のミュージックビデオのロケで使われた場所です。当時ビルの壁面にあった日本企業のネオンが無くなってしまったので雰囲気は変わってしまいましたが、柱の間をグルグル回ると彼女の気分が味わえるかも？

皇后大道東を進み、すぐ右に曲がると永豊街(Wing Fung Street)。
その先には、お洒落スポットとして評判の高まってきている星街(Star Street)があります。
香港ナビでも以前この星街を紹介している記事がありますので

こちらも見てください。

おしゃれな家具屋街とアンバランスな古い廟

皇后大道東には、テーブル・ソファー・ベッドからカーテン・シャンデリアなどの室内装飾品のお店がたくさんあります。日本では高いイメージのある家具のオーダーメードですが、香港では比較的簡単に出来ます。自分でイメージ図を持ち込んでのフルオーダーも出来ますが、すでにある商品の材質を変えてもらうセミオーダーの方が失敗も少ないのでお勧めです。日本への配送をしてくれる店もありますが、納期・送料などは品物にもよりますので、お店で相談してください。

大型の装飾品だけではなく手荷物で持ち帰れるようなものまで、大小様々な品揃えがあります。

小さなクッションを持ち帰れば、あなたの部屋が香港風になること間違いなし!?

お洒落な家具屋の間にポツリと、かつての皇后大道が海岸線だった頃に建てられた洪聖古廟もあります。皇后大道より海側は埋立地なので地面がフラット、山側に急坂が多いのが昔の海岸線である証拠です。

再開発エリア　～合和中心

道路左側を垂直に走る廈門街近辺は再開発エリアなので、このような取り壊される前の古いビルも所々で見られます。これらのビルが見られるのも今のうちですので、お早めに。

装飾品の店が連なっているのはだいたい合和中心辺りまでです。この合和中心、昔は香港で一番高いビルでした。今ではあちこちで高いビルが建っているので目立たなくなってしまってはいますが…。丸く細長いビルの形がロウソクのように見えるので、このビルの屋上には火事を起こさないようにプールがあるそうです。

合和中心の上には香港唯一の回転レストランがあり、香港中の景色が一望できます。

このレストランに向かうエレベーターはガラス張りなので、チョッとした観光気分も味わえますよ。

観光電梯(OBSERVATION LIFT)の表示に進んでください。

合和中心と皇后大道東挟んで正面に建設中のオフィスビルQRE Plazaを繋ぐ陸橋。今年の8月末には完成するそうですよ。このQRE Plazaの建設地は、以前は古い家屋でした。市民からの激しい反対もありますが、このエリアでは日々古いものが壊され、新しい街並みに再建されています。

家具屋街は終わってしまったけれど、もうチョッと足を延ばすと昔の郵便局の建物を利用した環境資源中心があります。日本語表記は無いですけれど、環境に対する展示物などがありました。奥には図書室もあり、サラリーマン風の方が本を読んでいました。

春園街（Spring Garden Lane）～交加街（Cross Street）～灣仔駅

合和中心を左に曲がり灣仔駅の方に向かうと、屋台街が広がっています。



アクセサリー・花・バックなどがあり、規模の小さい女人街のようでした。何故か、子供用のウェットスーツも売っていました。