【旧暦1月15日】元宵綵燈會2008

旧暦新年最初の十五夜は、中国の“情人節(バレンタインデー)”。綵燈(ランタン)を飾って、香港の街はロマンチック一色です。

こんにちは、香港ナビです。2月21日は、旧暦の1月15日。新年最初の十五夜です。この日は“元宵節”と呼ばれ、祝日ではありませんが香港でも綵燈(ランタン)を飾ってお月見をするランタン・カーニバルが行われます。また、昔から美しい月に誘われて夜ランタンを眺めるこの機会を、恋人同士の出会いの場としていたことから、中国のバレンタインデーとも呼ばれ、今でもロマンチックを求める人たちがいます。今年も九龍の3か所の公園で、ランタン・カーニバルが、2か所の広場でランタンの展示が行われました。今年もまた、カーニバルへ行ってきましたので、早速美しいランタンを観賞していただきましょう!

高山道公園

今年もやってきたのは、高山道公園のランタン・カーニバルです。ここは、直接MTRが通っていないので少し不便ですが、付近には紅磡駅やその周辺のエリアがあり、住宅の多い環境です。公園内に“高山劇場”があり、広東オペラが多く上演されています。自然も多くグランドも広いので、太極拳や体操、ジョギングなどを楽しむ人が普段は多く訪れるところです。

今年のテーマは「中国情」

かわいいクマがメインキャラクターとなって、歴史や場所、そして今年話題の北京オリンピックなど盛りだくさんな中国に関するトピックをランタンで表現していきます。それでは、トピック別にご紹介しましょう。

■ランタン1
北京オリンピックを意識した、香港と北京が協力し合って盛り上げようというタイトルにちなんで、今回の一番大きなランタンがここに飾られました。遠くから見てもよく目立っていました。蓮の花も美しい彩。
馬に乗った北京オリンピックのマスコットが左右にありました。香港はオリンピックの馬術競技の会場となるからなんですね。 
馬に乗った北京オリンピックのマスコットが左右にありました。香港はオリンピックの馬術競技の会場となるからなんですね。

馬に乗った北京オリンピックのマスコットが左右にありました。香港はオリンピックの馬術競技の会場となるからなんですね。


■ランタン2
故事成語を列車の車両に見立てたブースで紹介していきます。これなら、子供たちも楽しく勉強できるというものです。でも、お父さん、お母さんはちゃんと子供に意味を教えてあげられるんでしょうか??
『狐假虎威』=『虎の威を借る狐』ですね。強いものの威光を借りて威張るってことでしょうか。皆さんの周りでも、居ませんか、こんな人??気をつけましょう。 『狐假虎威』=『虎の威を借る狐』ですね。強いものの威光を借りて威張るってことでしょうか。皆さんの周りでも、居ませんか、こんな人??気をつけましょう。

『狐假虎威』=『虎の威を借る狐』ですね。強いものの威光を借りて威張るってことでしょうか。皆さんの周りでも、居ませんか、こんな人??気をつけましょう。

『鶴立雞群』=『雞群の一鶴』または『掃きだめに鶴』。これって私のこと?なーんて、思っているあなた!違う違う、大きな勘違いです。 『鶴立雞群』=『雞群の一鶴』または『掃きだめに鶴』。これって私のこと?なーんて、思っているあなた!違う違う、大きな勘違いです。

『鶴立雞群』=『雞群の一鶴』または『掃きだめに鶴』。これって私のこと?なーんて、思っているあなた!違う違う、大きな勘違いです。

ここでちょっと頭を休めてブレイク。かわいいクマの車掌さんと記念撮影ポイントでーす。
『孔融讓梨』は、その昔、孔融が梨をもらったところ、大きな梨は自分の兄弟に上げ、自分は小さい梨を選んだという話から来ています。 『孔融讓梨』は、その昔、孔融が梨をもらったところ、大きな梨は自分の兄弟に上げ、自分は小さい梨を選んだという話から来ています。

『孔融讓梨』は、その昔、孔融が梨をもらったところ、大きな梨は自分の兄弟に上げ、自分は小さい梨を選んだという話から来ています。

『守株待兎』=『株を守って兎を待つ』中国の民話からで、ある日農夫が畑仕事をしていたら、兎が切り株にぶつかって死んで、楽をして収穫を得ました。それ以降その農夫は働かず、ずっと兎を待ち続けましたが、二度とそんな兎は現れず、世間の笑い物になったという内容から、まさに棚ぼた、二匹目のどじょうと同系列の戒めですね。ちなみに童謡の『待ちぼうけ(北原白秋作詞/山田耕筰作曲)』はこのストーリーそのものなのです。知らなかった!

■ランタン3
男女の縁をつかさどる仙人『月老』が、赤い糸を手にしてまん中に陣取る中、その周りには中国の歴史を翻弄したとまで言われる四大美人が、文字どおり美を競うようにたたずんでいます。
戦国時代を代表する美人『西施』は、『沈魚美人』と言われ、湖を覗き込んだとき、その美しさに魚も沈んでしまうほどだと表現されました。
唐の時代を代表する美人『楊貴妃』は、日本人でもなじみのある名前ですよね。『落花美人』といわれ、楊貴妃が花に近づくと、花さえ落ちてしまうほど美しいとたとえられました。
三国時代を代表する美人『貂嬋』は、『閉月美人』と称され、月さえも隠れてしまうほどの輝きを持っていたそうな。あやかりたいですねー。
漢の時代を代表する美人『王昭君』は、『落雁美人』と言われました。鳥まで落としちゃうなんてどんな美しさなのでしょう。
その他にも、それぞれのお付きの官女たちが飾られていました。 その他にも、それぞれのお付きの官女たちが飾られていました。 その他にも、それぞれのお付きの官女たちが飾られていました。

その他にも、それぞれのお付きの官女たちが飾られていました。


■ランタン4
ここは奈良??ずらっと並んだ可愛い鹿、バンビです。香港も鹿ブームなのか、“鹿男あをによし”ってか??

■ランタン5
中国で動物と言えば、やっぱり熊猫(ホンマウ)=パンダ。去年は香港にも新しく若い1対のパンダ、オスの『樂樂(ロッロッ)』メスの『盈盈(インイン)』が中国返還10周年の記念として贈られましたね。香港のオーシャンパークに行けば、本物のパンダに会うことができます。ここでは、四川の林で自由に戯れるパンダの群れを表現しています。

■ランタン6
2008年の中国と言えば、一番の話題は夏の北京オリンピック。『福娃』というのは、その5つの可愛いマスコットのこと。かわいいマスコットと北京で会いましょうというようなタイトルですから、やっぱりそのまんま、マスコットをランタンにしました。向かって左から水色は魚の『貝貝(ベイベイ)』、パンダの『晶晶(ジンジン)』、赤は聖火の『歓歓(ホアンホアン)』、オレンジはチベットアンテロール(動物)の『迎迎(インイン)』、そして緑がツバメの『妮妮(二―ニー)』です。
建物の壁にオリンピック競技にチャレンジするマスコットたちのかわいい姿が映し出されていました。このマスコットたちの可愛いランタンは、尖沙咀の香港文化中心露天広場でも3/9まで展示されています。

その他の催し物

■ステージ・パフォーマンス
公園の広場では、特設ステージを設け、中国民族舞踊やカンフー、タレントの歌謡ショーが2時間余りにわたって繰り広げられました。地元の観客も早くからいっぱい集まりました。

■クイズ大会
ヒントの書かれた紙と答えを書く用紙をもらいます。正解は3回に分けて発表され、正解が発表される前にクイズの答えを書いて申し込み、正解すると賞品がもらえます。なんか、お祭りの縁日の行事みたいですね。
あらかじめ出されているクイズのヒント以外にも、ヒントを教えてくれるオジサンたちがいます。

あらかじめ出されているクイズのヒント以外にも、ヒントを教えてくれるオジサンたちがいます。

みんな、結構真剣にクイズの答えを考えていますねー

みんな、結構真剣にクイズの答えを考えていますねー


■手相
手相占いを見てもらう人たちが、順番待ちで沢山並んでいます。時間制限は一人5分まで。
いかがでしたか?沢山の人出でなので、ロマンチックを希望される方は、少し遅めの時間に出かけた方がいいかもしれませんね。それでも、恋人同士ランタンの前で写真を撮る人が結構いました。なかなか、雰囲気のある伝統行事ですので、ぜひ機会があったら観賞してみてくださいね。以上、香港ナビがお伝えいたしました。

その他情報

■ 高山道公園
住所:九龍紅磡高山道
   Ko Shan Rd, Hung Hom, KLN

■ 行き方
MTR荃灣線旺角(Mong Kok)駅、B2出口前からミニバス27Mで“高山劇場”下車。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-02-26

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