navizoの四十男、ひさびさの香港一日散歩

トランジットで一日だけのHoliday in香港。セントラルに投宿、ピークや公園をのんびりと散歩してみました!

ニーハオ!「香港ナビたまたま特派員」のナビゾーです。台湾に住むナビゾー、出張の際は香港乗り換え、ということが多いのですが、今回は「空港から市街地までの様子をレポートせよ」との指令があったため、どんなルートがあるのか、などと、バーチャル路線を頭に描きつつ、たどりついてみようと思いました。
なにしろ、香港はナビゾーにとって、初の海外旅行の到着地。1987年の春だったので、ちょうど20年を経過したことになります。その時は中国旅行のトランジットポイントということでわずかに一泊した覚えがあるのですが、当時は旅行社が用意した九龍のとあるホテルに宿泊して、日本とは違う都会の姿にカルチャーショックを覚えたものでした。
さて、21世紀もとうに過ぎ、香港は返還後10年が経過。新空港内は香港がオリンピックの乗馬会場になっている、ということが宣伝されていました。
新空港ではセントラルまで直接アプローチできるエアポートエクスプレスがあって、イミグレ出口でチケットが買えるし、船で深セン、マカオにも行けるとのこと。中国本土へのアプローチがこんなに多様化しているのか…。経済大国になりつつある中国へ、この空港からも直行でいけることに隔世の想いでした。

アプローチは空港バスで

エアポートエクスプレスは、帰りに乗ることに…
どういうわけか、人の波に乗ってターミナルの外へ出てくると、そこは空港バス乗場でした。香港ローカルの人が利用するのはやはりこちら、ダブルデッカーが中心らしいです。時間は電車の倍近くかかるようですが、運賃は半分以下(HK$40)。「やっぱり景色の見られる2階席がいいよね」と自分を納得させて、まずはセントラルを通るバス『A11』に乗車。
海の景色が流れはじめ、バスは高架に作られた高速道を走ってゆくので、ビューはばっちり。いくつかの橋を渡ると、だんだんとマンションやビルなど増えはじめ、バスは九龍に入っていきます。
マンションがまずすごい。ドミノ倒しみたいに、ヒョロヒョロと背の高くて平べったい高層式。なんだか栄養バランスの悪い子供みたい。コンテナヤードも規模がすごい。やはり今も貿易の大拠点なのだ。20年前と違うのは、高層ビルの多さだけではない。道路も網の目のように張り巡らされているせいか、ちょっと入口を間違えたらとんでもない方向に連れられてしまうような密度&複雑さで上下に交差しています。
バス停の名前などを注意しながら行ったのですが、最近の香港は新しいビルができているらしく、降りるはずのセントラルをもう過ぎていることに気付かずに通過。ナビゾーが目標物にしていた先の尖った「中国銀行ビル」や「ボンドビル(現・リッポーセンター)」も別のビルに囲まれてすっかり目立たなくなっていたのも、不覚でありました。というわけで「北角」まで乗車してしまい、タクシーで引き返すことに。が、旅の小さなアクシデント、気にしない気にしない。
その日はセントラルのホテルまで空港を出て1時間近くかかってしまったわけですが、急いでなければ、やっぱりバスで市街地にアプローチし、徒歩で20分以上かかったり、坂道が多いところだったりするところは、タクシー利用でホテルへ、というのがベストではないかと思いました。

早朝のピークと公園へ

さて、今回ナビゾーが宿泊したのはYWCAガーデンホテルでしたが、小高い丘の上で、「動植物公園」や「香港公園」がある、なかなかロケーションがいいところ。で、晩はタクシーで「金鐘」まで降りて散策。次の日の早朝から飛行機の出発の時間まで周辺をお散歩してみることにしました。
まずは「動植物公園」を散歩。おサルや鳥たちも見れて、緑がたっぷりの公園を散歩するだけで気分は爽快。入場無料でした。
動物だけではなくて、人間もウォッチング。公園内で太極拳や早朝エクセセサイズに励む人たちがたくさん。
その後、ピークに向かう「山頂」と書かれたミニバスに乗って、終点まで。ナビゾー、香港に何回も来ているのに、昼間のビクトリアピークは初めてだったことに気付きました。景色のよいカフェもあったり、休日をのんびり過ごす人も多かったです。
「The Peak Galleria」にはショップや食堂もあったので、ここではマックの朝食、ということにしました。
ビクトリアピークから望む裏香港。

荷物を預け、ラクラク空港へ

空港までは20数分で到着するというエクスプレスを利用することに。これが結果的には大正解。というのも、ナビゾーは空港で両替したお金が底をつきかけていたのですが、このエクスプレスのチケットはクレジットカードでも買えたので、まず安心。
さらに、セントラルのターミナルを入ると、荷物のチェックインカウンターがあるので、鉄道には手ぶらで乗れたので、これはありがたかったです。おみやげで荷物をパンパンにして帰る人たちにも便利に使えるので、HK$100と空港バスより倍の運賃なのですが、それでも得した気分に。ちなみにこの空港鉄道は往復で利用すると割引されるらしいので、お急ぎの方はぜひこちらを利用することをおすすめします。
車内は清潔で静か。荷物がないので、気分も軽い♪ 車内は清潔で静か。荷物がないので、気分も軽い♪ 車内は清潔で静か。荷物がないので、気分も軽い♪

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第1ターミナル下車がふつうのようですが、一部の国際便は第2ターミナルなので、ご注意を。
その他情報
名前 : navizo /年齢 : 大哥と呼んで /出身地 : 神奈川県 /在港歴 : 台北に両足突っ込んでます /趣味 : 旅、動物観察 /コメント :ディープな台湾、ご案内します!

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名前 : navizo /年齢 : 大哥と呼んで /出身地 : 神奈川県 /在港歴 : 台北に両足突っ込んでます /趣味 : 旅、動物観察 /コメント : ディープな台湾、ご案内します!

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記事登録日:2008-02-15

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