8月の香港 【2013年】

８月の祝祭日・休日

8月は日本と同様、祝祭日はありません。また、日本のようにお盆休みもなく、商店やレストランはすべて通常通りの営業です。祝祭日ではありませんが、昔から伝わる伝統行事を行なう日がいくつかあります。

◆8月13日（旧暦7月7日）　七姐誕（乞巧節）
日本の七夕にあたる伝統行事です。物語も日本のものと似ていますが、織姫にあたる「織女」には6人のお姉さんがいたといわれていて、そこからこの「七姐誕」という名前がついたそうです。ちなみに日本のように笹に願い事を書いて短冊を飾る風習はありません。この日には良縁を求める多くの女性が、寶雲道にある姻緣石（ラバーズロック）に参拝に訪れます。

◆8月21日（旧暦7月14日）　盂蘭節
香港のお盆「盂蘭節」、別名「鬼節」と呼ばれます。亡くなった人の霊を供養する日で、香港の街中では歩道の脇で供え物を燃やしたり、供物用の果物を置いたりする姿が見られます。また、大きな公園には特設会場が設けられ、広東オペラの無料公演が行なわれます。

８月の気候・服装

香港天文台が発表する2013年６月から８月の短期予報では、雨量、台風の発生ともに例年並みとのことです。とはいうものの、７月は雨が多く、ぐずついたお天気が続き、すっきりとしない１ヶ月でした。８月の最低気温は27度から28度くらい、日中の最高気温は35度前後まで上がることもあります。ホテルやモールの中は1年で最もエアコンが効いているシーズンですので、長そでの上着を必ず持参してください。外出の際は水分補給もお忘れなく。また、７月から９月は日本と同じく台風シーズンです。台風が香港に接近すると香港天文台のウェブサイトなどで台風情報が発表されます。旅行前には最新の天気予報をチェックするようにしましょう。

８月の食べ物「冷たい中華デザート」

最高気温だけを見ると、東京のほうが香港より暑い８月。だけど、香港は湿度も高いので、気温の割には、ぐったりと疲れてしまうことも。そんな時には、休憩も兼ねて、デザート屋さんに入ってみましょう。冷たいフルーツアイスに、よく冷えたフルーツがたっぷり添えられたデザートを食べれば、疲れた体もみるみる回復すること間違いなし。香港中に支店がある許留山では、スイカやメロンのジュースもあって、のどが渇いた時にはおすすめ。旅程に余裕がある人は、少し足を延ばして、元朗の有名デザート屋さんで、おいしいマンゴーのデザートを満喫してみてはいかが？

いかかがでしたか。夏のバーゲン真っ盛り。ショッピングの合間にぜひ夏ならではのイベントにも参加してみませんか？以上。香港ナビがお伝えいたしました。