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動画で楽しむ香港～グルメ編

香港のナマの姿を動画で紹介するこの企画。その第一回目は【グルメ】！それも観光ではあまり縁のない（？）庶民派グルメに焦点を当ててみました。飲茶や中華デザート以外にどんなものがあるのか、その目で実際に見てみてくださいね♪

ネイホウ！香港ナビです。
今回、世界のナビの合同企画として｢動画で見る｣シリーズが始まります。その記念すべき第一弾はまさに｢食の都・香港｣にふさわしく、ずばり【グルメ編】！
とはいえ、正直なところすべてのお店がそれに値すると言っても過言ではありません。ということで、グルメはグルメでも観光客がよく訪れるようなジャンルではなく、ごく一般の香港人がいつも気軽に口にしている「庶民派グルメ」に焦点を当てることにしてみました。それでは早速ご覧ください！

※注意：ほとんどの動画は音声が入っています。

●食べもの編

■□■　小食　■□■

小食とは、いわば「おやつ」のようなもの。中途半端な時間にちょっと小腹が空くことってよくありますよね。そんなときにピッタリなのが小食です。空腹を埋めるにはちょうどいい量で、何よりもお値段が超お手頃！オーソドックスなものではシュウマイや魚蛋(魚のつみれ団子）、野菜などの揚げ物がありますが特にこれといった決まったメニューはありません。最近ではスイーツやお好み焼き、たこ焼きなどバリエーションも増えてきて、中にはとても小食とは呼べないくらいがっつりおなかにたまるものまで登場してきています。

｢人の集まる場所に小食あり！｣といった感じで、お店は比較的簡単に見つけられ、とてもオープンなのでひょいと利用できます。でも慣れない人にとって気になるのが衛生面。人通りや交通量が多いのに、そのままむき出しで置いているお店があるのも事実。そんな場合は、食べ物がちゃんと透明ケースで囲ってあるお店を選べば大丈夫。ここはちょっとだけ勇気を出して、いろんな小食に挑戦してみてくださいね。


こちらは定番中の定番メニュー。シュウマイ、野菜の天ぷら、魚蛋。どれも10ドル程度で買えるのも魅力♪


お店によってはメニューの数も豊富。どれにしようか迷っちゃう。

甘いお菓子の鶏蛋仔。外はカリカリ、中はフワフワ。

たこ焼きも香港人に人気の小食のひとつ。

Let`s 食べ比べ　小食（シウセッ）香港の街角でよく見かける、シュウマイやフィッシュボールの屋台。いろんな種類を大人買いして、ベスト・オブ・小食を決めたいと思います！

■□■　茶餐廳　■□■

日本では喫茶店やファミレスなどがありますが、そんな要素をすべて取り入れたのがこの茶餐廳(チャーチャンテン）。香港人の生活とは切っても切り離せない存在です。ほとんどのお店は早朝から深夜まで、場合によっては24時間オープンしているお店もあり、朝は朝食セット、昼はランチ、午後は下午茶(アフタヌーンティー）、夜はディナー、そして夜中は夜食など、時間帯に合わせたセットメニューがあるのも魅力。

驚くべきはそのメニューの豊富さ！中華や洋食だけでなく、お店によっては和風のメニューもあり、さらにドリンク、軽食、デザートなどを合わせるとそのバリエーションは100以上！かつてはローカル色が濃すぎて入りにくいお店がほとんどでしたが、最近はおしゃれな内装とメニューのお店も続々登場。
なおお会計の際はレジで直接支払います。またサービス料やチップも不要です。

香港式フレンチトーストとミルクティーはマストアイテム！

ごはん系のメニューも豊富です。

新しいお店はメニューも見やすくなっています。

昔ながらの茶餐廳はこんな感じ。

今風のお店は伝票も手書きではなく最新式。

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■□■　香港式ファーストフード　■□■

茶餐廳の要素を取り入れつつ、ファーストフード化したのがこのカフェテリア方式の｢香港式ファーストフード｣。簡単なメニューなら待たずにすぐ食べられるので、時間のない人にはぴったり。メニューは茶餐廳と同じく、朝、昼、午後、夜で変わり、スピーディーさが要求されるために時間帯によってメニューが限定されています。メニューはほとんどが写真入りで英語表記もあり。
注文に不安のある人は、食べたいメニューをスマホで撮影してレジで見せる、という裏技も。

最近では速さよりも質を求める傾向があるため、メニューによっては提供までに時間がかかることもあります。その場合、レシートに番号が印字されているので、電光掲示板やモニターにその番号が表示されたら、レシートと引き換えにカウンターで食事を受け取ってくださいね。

食べ物の種類が多いのがうれしい♪

写真と英語表記付きなのもマル。

お1人様での食事にはぴったり！

一人旅の心強い味方！ローカル系ファーストフードにチャレンジ朝、昼、夜と気軽に利用できて、なおかつ一人用セットメニューが豊富。サクっと食べたいときの強い味方。

■□■　焼臘／焼味　■□■

英語では｢チャイニーズ・バーベキュー｣とも呼ばれている｢焼臘（シゥラップ）／焼味（シゥメイ）｣。香港に来たことのある人なら、豚や子豚、鶏、ガチョウ、アヒルなどが店の軒先に吊り下げられている姿を見たことがあるはず。日本ではあまり見かけない光景なので最初はびっくりするかもしれませんが、とにかく香港人は焼臘が大好き。有名なところでは、豚肉を蜂蜜でローストした香港式チャーシューがあります。もちろんそれ以外にも醤油で味付けしたり、素揚げにしたりと調理法もさまざま。店内でも食べられますが、気軽にテイクアウトできるメニューとしても人気です。


この姿を見ると食欲が失せる人もいるかもしれませんが、一度食べたら病みつきになりますよ。


ほとんどのお店で好きな焼味を2種類まで追加料金なしで組み合わせられます。

Let`s　食べ比べ　又焼飯（チャーシュー飯）編麺によし、ご飯によし、パンにも、まんじゅうにも合っちゃう天下無敵の広東料理！ローカルにも観光客にも人気のメニューはこれ！

焼味屋さんを覗いてみました

世間はクリスマス・イブ。でも敢えて今晩は焼臘wwwよく通るお店の焼臘があまりにもおいしそうだったから、クリスマスということを忘れてついつい買ってしまいました（笑）

●飲みもの編

■□■　涼茶　■□■

読んで字の如く、体の中から熱気を取り去る効果が期待できる漢方茶です。その種類にはいくつかあり、代表的なものには、発熱や悪寒を和らげるほか、胃腸の働きを助け、利尿作用を促し、のどの痛みに効く廿四味（ヤーセイメイ）、解熱作用のほか、胃腸の働きを促進するなど、廿四味と似た効能を持つ五花茶（ンーファーチャ）、排便を促す火麻仁（フォーマーヤン）、消炎、解熱、解毒などの作用がある銀菊茶（ンガンゴッチャ）。いずれも店頭に効能がある書かれているので体調に合ったお茶を選んでください。ただし、ほとんどのお茶は虚弱体質や低血圧の人、妊婦には適さないのでご注意を。

店内でも飲めますが、ほとんどの人は外で立ち飲み。飲みたいお茶を注文して、お金を払えばOK。飲み終わったらそのままお店を離れてかまいません。お茶以外にも亀ゼリーや茶玉子などもあり、こちらはイートインの人が多いようです。


まさに｢良薬口に苦し｣！でも飲んだ後のスッキリ感はクセになりそう。

恭和堂メイド・イン香港の亀ゼリーの老舗。香港で一番歴史があり、100年以上続くその品質は、昔も今も変わりません！ Googleマップで見る

香港での体調管理は涼茶舗におまかせ！ -九龍城（Kowloon City）より

香港人の健康の源「涼茶」

■□■　フレッシュジュース　■□■

観光で乾いたのどを潤してくれるだけでなく、体にも美容にも最適なのがウレシイ！それも新鮮なフルーツをその場でカットしてジューサーにかけてくれるのでいつも作りたてが味わえるのが何とも贅沢。単品フルーツを使ったジュースからミックスまでその種類はた～くさん。その数は思わず迷ってしまうほど。でも大丈夫、お店にはおすすめの組み合わせのメニューが書かれています。中にはデトックス効果が期待できる香港風青汁もあり。


ほとんどのお店にはおすすめの組み合わせと期待できる効果が書かれています。

●番外編

■□■　アイスクリーム・カー　■□■

香港では知らない人がいないくらい有名なアイスクリームの自動車販売。レトロチックかつキュートな車のデザインをカメラに収める観光客も多し。街でよく見かけるけど、いざ探すとなるとなかなか見つからない？？？なんてことはありません。週末の海防道（尖沙咀）や西洋菜街（旺角）のほか、スターフェリーターミナル周辺、赤柱など有名な観光スポットには必ずと言っていいほど止まっています。味はいたってシンプルですが、それがまたいいのです。


種類は少ないですが、この安さが魅力！暑い日には行列もできるほどの人気です。

いかがでしたか？
どれもこれも、見かけたことはあるけどトライしたことない・・・なんて人が多いのでは？もちろんちゃんとしたレストランでおいしい食事をするのも香港の楽しみのひとつですが、香港人が普段の生活で口にしているものを試してみるのもいいかもしれませんね。きっと今まで知らなかった香港の違う一面が見えてくるかもしれませんよ。
以上、香港ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット（お店）の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日：2015-10-01

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動画で楽しむ香港～グルメ編

●食べもの編

●飲みもの編

●番外編

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