香港で働く日本人OL ランチ一週間

B級から高級までなんでも食べられるグルメの街・香港。ここで生活するには、いかに安くおいしいものを食べるか、それが一番大切!

こんにちは!香港ナビレポーターのパー子です。香港は食の街!朝早くから夜遅くまで、おいしいものがいっぱいで食べつくせないほどですよね。さて、そんな美食の街で働く私たちが、どんな食事を楽しんでいるのか、香港的OLのランチライムをご紹介しちゃいましょう!!!
私が働く街「湾仔」は、ショッピングの街「銅鑼湾(Causeway Bay)」と、ビジネスの街「金鐘(Admiralty)」の間にありながら、いまだに下町の色を残す庶民的な街です。そうかと思えば、コンベンションセンターなどもあり、最近はこの辺りにオフィスを構える企業も増えてきました!
一般的に、香港のランチタイムは、13時~14時というところが多いです。中には、食事を大切にする香港らしくお昼ぐらいはゆっくりと・・・と1時間半もランチタイムがある会社もあるそうです。羨ましい・・・。13時というと、日本人的感覚からすると「ちょっと遅くない??」と思ってしまいますが、香港人の同僚に聞いたところ「朝9時から18時までが香港の一般的なワーキングアワーだから、丁度、真ん中でいいでしょ?それより早いと午後の方が長くなっちゃうじゃない。」と。なるほど・・・合理的ですね。ちなみに、私の会社は日系企業なので、ちょっと早めの12時半からの1時間がランチタイムです。ランチ渋滞に引っかからないので、ちょっと嬉しい!!!さてさて、今週のメニューは・・・。

月曜日

週の初めは、気合をいれるためにも、ちょっとだけ贅沢して日本食
『天勝』というこのお店は、夜は居酒屋として営業しているお店。まるでここは日本の新橋??と思ってしまうような、日本の居酒屋そのままのお店の雰囲気に、メニューが嬉しいお店です。お昼のメニューも日本人ビジネスマンには嬉しい懐かしい日本の味ばかり!私のチョイスは“ハンバーグ定食”HK$65(約975円)。小鉢もいっぱいついていて、いろいろ楽しめ、しかもボリューム満点!栄養も満点!!!とやっぱり和食はいいなぁ・・・としみじみ実感。店内は、スーツ姿のビジネスマンが多く、これまた「新橋!!」といった感じです。

火曜日

取引先との打ち合わせも兼ねてホテルで飲茶
ランチに飲茶は、香港の定番。今日は、取引先との打ち合わせがあったので、銅鑼湾のホテル『Rosedale On The Park』の『珀麗心軒(Cheena Elite)』で飲茶に決定!ここの飲茶は、小さな蒸篭に1人分の点心が入っていてとっても上品です。しかも、中華ですが、オリーブオイルを使用し、ヘルシーなのも魅力的。中華というと、脂っこい・・・というイメージがありますが、これなら、女性も安心ですね!今日はご招待ランチだったので、料金はわかりませんが、だいたい一人あたりHK$200(約3,000円)以下かな?

水曜日

そろそろ洋服が欲しくなってきたので・・・
近所のデリ『Zombra』のキッシュ。定番のキッシュロレーヌです。これ1つでおなかが一杯になるぐらいにボリューム満点。1カットでも、女性のお昼にはちょうどいいぐらいの大きさです。ふんわりしていながら、しっとりで、気分はパリジェンヌ?!ひとつHK$30(約450円)

木曜日

そして、今週2回目の飲茶
今日は、会社の近くのお店で飲茶の日。香港では、お誕生日やクリスマス、新年など、いろいろなイベントを催す会社が多く、そのほとんどが食につながっているのが、美食の街らしいところ!こちら『稲香』は、香港内にいくつか店舗を持つチェーン店。でも、チェーン店といえどもあなどれません。味は◎。料金もお手ごろで、昼ともなれば行列が絶えません。朝7時からの飲茶もあって、これまた多くの人で賑わっています。昔は飲茶というのは朝食として楽しまれていたのですよ!忙しい日本人にとっては朝から優雅に飲茶なんて、とても贅沢なことのように思えてしまいますね! 今日の飲茶はローカルレストランなので、安く上がって一人あたりHK$50(約750円)。

金曜日

花金だ!(古っっ)がっつりご飯を・・
今日で今週も最後!花金なので、夜に備えて体力もつけよう!!!と、『覇王山荘』坦々麺セットをチョイス!麺は、ライスヌードルのきしめんバージョンみたいなのをチョイスしてみました。坦々麺と、熱々でジューシーな小籠包が4つついてHK$40(600円)はお徳です!大人数で来て、飲茶を楽しむ人たちもいます!

番外編

外食でさっとすませることも
外賣というのは、いわゆるTake Awayのこと。香港は意外とデリバリー文化が発達していて、電話で注文すれば、30分も経たないうちにデリバリーしてくれるお店がいっぱいです。しかもデリバリー専門店ではなく、茶餐廳の出来立てを持ってきてくれるのが嬉しいところ。日本の懐かしい出前文化がまだまだ生きています!値段もHK$20~30(約300~450円)ぐらいとお手頃。ご飯の量が多い(というか、多すぎる)のが、香港流ですが半分は夜ご飯に残しておいて、一石二鳥!!!!

茶餐廳も香港OLの強い味方
また、ゆっくりできないのが難点ですが、近所の茶餐廳で定番の「雲呑麺」や「酸辣湯麺」でささっとすませることも。こちらも、HK$10~20(150~300円)ぐらいでお手頃!

よりどりみどりレストランパラダイス
湾仔は、下町ながらの、庶民的な茶餐廳メニューから、和食を含め各国料理が楽しめるので、食は充実。充実すぎて、どの店を選ぼうか迷ってしまうほどです。ベトナム料理やタイ料理、インド料理など、特にアジア料理には事欠きません!!!
とはいえ、そこは庶民派ホンコン的OLの私としては、毎日外食ばかりも飽きてしまう(いくら安いといっても、お財布にも優しくない)ので、お弁当を作って持っていくことも。日本人だけではなく、お弁当を持ってくるローカルのスタッフも結構多いのですよ!ちゃんと、お弁当箱に入れて食べる前にはレンジでチン!して。日本だけの文化じゃなかったことに、最初は驚いたものです。以上、明日のランチは何を食べようかな・・・と、仕事よりもお昼のことばかり考えてしまうパー子がお伝えしました!

その他情報
レポーター: パー子  年齢: 三十路。文句あるかい 出身地: 後天性江戸っ子 滞在歴: 本格的には2006年〜。でも、2004年ぐらいからほぼ香港っ子(しばしば来香) 趣味: 呑呑呑踊食食踊音楽食音楽音楽旅呑旅食旅放浪の比率 コメント: はやく嫁に行きたい・・・が口癖。 シリーズ名: 世界に単身で殴りこみをかけてます。でも、たまに打たれます・・・ 

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レポーター: パー子  年齢: 三十路。文句あるかい 出身地: 後天性江戸っ子 滞在歴: 本格的には2006年〜。でも、2004年ぐらいからほぼ香港っ子(しばしば来香) 趣味: 呑呑呑踊食食踊音楽食音楽音楽旅呑旅食旅放浪の比率 コメント: はやく嫁に行きたい・・・が口癖。 シリーズ名: 世界に単身で殴りこみをかけてます。でも、たまに打たれます・・・ 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-11-05

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