子供の頃、社会見学の定番だった工場見学。大人になっても工場はやっぱり楽しい!香港のコカ・コーラ工場に行ってみました。
こんにちは、香港ナビです。小学校の頃、パン工場やお菓子工場に見学に行った思い出がある方も多いはず。日頃食べたり飲んだりしている身近な食品が作られている過程を見ることができる工場見学は大人になった今でも何だかワクワクしますよね。今回ナビは、夏休みの子供たちに紛れて、沙田にある“世界一ノッポのコカ・コーラ工場”の「Swire Coca-Cola HK Ltd.」の工場に行って参りました!
沙田の第一城駅の近くにある18階建てのコカ・コーラ工場は、なんと世界で一番背の高い工場なんだそうです。土地が狭い香港ではノッポの工場は当たり前ですが、確かに日本や海外の工場といえば広大な敷地に平べったい巨大な建物というイメージですよね。この工場は、1階から4階が駐車場や倉庫で、製造ラインは5階から13階にあります。ちなみに14階より上は倉庫やオフィス、展示室などになっているそうです。
こちらの工場で製造されているブランド一覧。炭酸飲料のファンタやスプライトのほかに、紙パックの檸檬茶でおなじみの「陽光」や健康飲料の「健康工房」なども作られているんだそうです。
ガイドさんが案内中(広東語のみ)。
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製造ラインの模型。
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この工場の情報や、コーラが香港に誕生してから現代までの簡単な歴史を説明しています。工場で取り組んでいる省エネや環境への配慮などを楽しく学ぶことができます。
お宝いっぱい?展示室の見学
17階にある展示室には、「これ持ってる!」「懐かしいな~」そんなコカ・コーラの歴代ノベルティグッズがガラスケースの中に並べられています。
工場見学の最後はコーラについての映画を見て終了。ナビは密かにおみやげを期待していたのですが、コーラ一本をいただいただけでした(笑)。
いかがでしたか?大人になっても「物づくり」の現場を見るのは楽しいものです。たった1時間ほどの工場見学ですが、なかなか充実した展示で、香港のコーラの製造過程や歴史をダイジェストで見ることができました。工場見学をした後は、なんだかコーラが前よりも身近に感じてしまい、思わずコンビニでもコーラを手にとってしまったり・・・。もし機会があれば、皆さんもぜひ行ってみてくださいね。以上、香港ナビがお伝えいたしました。
その他情報
◆Swire Coca-Cola HK Ltd. (太古可口可樂香港有限公司)
場所:香港新界沙田小瀝源源順圍17-19 號
電話:2636-7913
FAX:2635-1217
年齢:5歳以上
人数:20~50人まで(団体のみ)
所要時間:1時間
申し込み:3ヶ月前から予約可能
休業日:日祝祭日
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2009-08-20