2010年旧正月デコレーション

香港の人々にとって1年で一番大切な日、旧正月。今年も2月14日の旧正月に向けて街中は一気にお正月モード一色となってきました。

こんにちは、香港ナビです。香港に住んでいると、日本人にとってのお正月(新暦)と香港人(中国人)にとってのお正月(旧暦)と2回お正月気分を味わうことができます。当然ながら香港では、旧正月がより大切な日であり、街中の雰囲気もイベントモードで盛り上がります。今年も各地で見られる旧正月のデコレーションをみなさんにご紹介したいと思います。

MTR尖沙咀駅 海港城(ハーバーシティ)

LOVE FOREVER寅年だけでなく永遠の愛を祝っています

LOVE FOREVER寅年だけでなく永遠の愛を祝っています

ハーバーシティ入口では大きな虎がお出迎え

ハーバーシティ入口では大きな虎がお出迎え

横から見るとこんな感じ

横から見るとこんな感じ

観光客に最も人気の場所です。海港城(ハーバーシティ)入口では今年の干支である虎がお出迎え。動物の虎からは想像もできないほどかわいらしい虎です。今年の旧正月がちょうどバレンタインデーの2月14日と重なることから、旧正月とバレンタインデーを兼ねたデコレーションになっていました。かわいらしい虎のキャラクターがチョコレートを持っていたり、キャンディーを持っていたり、中国の伝統的な雰囲気というより、バレンタインデーのイメージの方が強い気がしたくらいです。
かわいい虎とチョコレート

かわいい虎とチョコレート

こちらはドーナッツでしょうか

こちらはドーナッツでしょうか

香港らしく桃まんじゅう(寿桃)

香港らしく桃まんじゅう(寿桃)

キャンディーをたくさん背負ってます

キャンディーをたくさん背負ってます

コーヒーカップに乗っています

コーヒーカップに乗っています

MTR香港駅 国際金融中心(IFCモール)

メインスポットを上から見るとこんな感じ

メインスポットを上から見るとこんな感じ



こちらも1年の間でイベントがあるごとに盛り上がる場所です。今回の旧正月デコレーションのメインは3人の不倒翁(起き上がり小法師)です。満面の笑みで出迎えてくれます。なんだかこの笑顔を見るだけで何か良いことが起こりそうな予感がします。そして、幸福、長寿、富をもたらすと言われる桃の花もモールの中のいくつかのスポットで見られます。旧正月らしくおめでたい雰囲気でいっぱいです。
笑顔の不倒翁たち 

笑顔の不倒翁たち 

恭喜撥財(ゴンヘイファッチョイ)

恭喜撥財(ゴンヘイファッチョイ)

不老長寿を与えるとされる桃の花

不老長寿を与えるとされる桃の花

めでたい言葉が飾られています

めでたい言葉が飾られています

MTR金鐘駅 太古広場(パシフィック・プレイス)

平和、再会、喜びがテーマです

平和、再会、喜びがテーマです

形の異なるデコレーションもあります

形の異なるデコレーションもあります

ここパシフィック・プレイスの旧正月デコレーションのテーマは、平和、再会、喜びです。シンプルですが、おめでたい色、金色で作られた幾何学模様のデコレーションと桃の花を見ることができます。
大きなデコレーションの後姿

大きなデコレーションの後姿

横から見るとこんな形

横から見るとこんな形

桃の花も豪華です

桃の花も豪華です

至る所で桃の花が飾られています

至る所で桃の花が飾られています

MTR銅鑼湾(Causeway Bay)駅 時代広場(タイムズ・スクエア)

タイムズスクエア入口

タイムズスクエア入口

生意興隆(商売繁盛)

生意興隆(商売繁盛)

さて、こちらも常に多くの人々で賑わう場所。イベントがあるといつもより更に多くの人が集まります。それだけに今回のデコレーションも期待通りの楽しさでした。中国古代の物語、桃花源記をイメージして作られた大きなデコレーションです。同時にバレンタインデーも意識して作られているようで、ロマンティックな雰囲気のデコレーションでもあります。
外の広場は赤色一色で賑やか

外の広場は赤色一色で賑やか

桃花源記がイメージされているのでしょうか?

桃花源記がイメージされているのでしょうか?

裏側から見ても素敵です

裏側から見ても素敵です

近づいてみるとこんな模様です

近づいてみるとこんな模様です

中はこんな感じ

中はこんな感じ

桃の花もたくさん

桃の花もたくさん

巨大万華鏡

巨大万華鏡

色が鮮やかで綺麗です

色が鮮やかで綺麗です


いかがでしたか、2010年、旧正月デコレーション。どのデコレーションも堅苦しくなく、旧正月を現代風にアレンジされたものという印象でした。しかし、全てのデコレーションは中国の伝統的な物語や言い伝えを元に作られています。観光客の多く訪れる香港。これを機会に香港、中国の文化や歴史を改めて世界中の人々に知ってもらう機会になるのではないでしょうか。みなさんもぜひ旧正月の香港を見にいらしてください。以上、香港ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-02-12

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