1月の香港 【2018年】

新しい1年が始まりました。今年がみなさんにとってよい1年になりますように♪

新年快楽!香港ナビです。
2018年も引き続き、香港ナビをよろしくお願いします。
旧暦でお正月をお祝いする香港は、1月といってもまだクリスマスのデコレーションが残っていたりして、日本のような新年の雰囲気はほとんど感じることはできません。とはいえ、元旦には恒例の「ドラゴン&ライオンフェスティバル」開催され、おめでたい獅子や龍が新しい年の幕開けを祝って賑やかなダンスを繰り広げます。このほかにも、毎年世界中から多くの人たちが参加するスポーツの大イベント「香港国際マラソン」が開催されるなど、年明け早々から目の離せないイベントがてんこ盛り!
それでは早速、今年最初の「今月の香港」をご紹介することにしましょう。

●祝祭日

1月1日(月) 元旦

大晦日から1月1日かけて盛大なカウントダウンのイベントが繰り広げられますが、香港は旧暦でお正月を祝うため、元旦は新しい1年の始まりという以外は特別な日ではありません。レストランやショップなどの多くも1月1日は休まず営業しています。

●伝統行事

伝統行事はありません。

●お天気、服装

香港天文台の予報によると、この冬は暖冬だそう。確かに気温だけを見ると、日本よりはるかに暖かいように思うかもしれませんが…。でも実際は気温よりも寒く感じることがしばしば。その理由として、まずこの時期は季節風の影響で風の強い日が多いこと。そのほか基本的に香港には暖房設備がなく、冬でもホテルやビル内、乗り物では常に空調がかかっているのもその理由。ちなみにホテルでは空調の温度設定を最高にしても温風は出て来ないのでご注意を。ホテルによってはヒーターの貸し出しをしてくれるので、必要な場合はリクエストを。もしくは追加の毛布をお願いするのもいいでしょう。
服装については、日本から着てくるコートやジャケットで十分です。ただし晴れの日の日中は20度近くまで気温が上がることもあるので、中に着る服で調節できるようにすると便利です。簡易カイロはドラッグストアなどで購入可能なので、急に寒くなったときなどは購入するのもいいかもしれません。
この時期は寒暖差が激しく、ごくまれに気温が10度を下回ることもあります。旅行前には天気予報を忘れずにチェックするようにしてください。



■1月の月間平均気温と総雨量、平均湿度
最低 14.5°C
最高 18.6°C
雨量 24.7 mm
湿度 74%

<参考: 東京の1月の月間平均気温と総雨量、平均湿度>
最低 0.9°C
最高 9.6°C
雨量 52.3mm
湿度 53%

●主なイベント

■香港ドラゴン&ライオンダンス祭
期日:1月1日(月)
時間:11:00~17:00
場所:香港文化中心前など


新しい年の幕開けにふさわしい、賑やかでカラフルな龍&獅子舞のオンパレード。香港各地からグループが集まり、その技を競い合います。例年であれば香港文化中心前でイベントが行なわれるほか、香港島、九龍、新界などの観光スポットをめぐります。運がよければ、普段なかなかお目にかかれない獅子たちと一緒に写真を撮ったり、獅子舞の振り付けを教えてもらえるかも。新年早々、縁起のいい龍や獅子たちと過ごしてみませんか?

■「ディズニー・イン・ザ・スターズ」花火(ファイナル)
期日:1月1日(月)
時間:21:00
場所:香港ディズニーランド
料金:$619 / 子供(3~11歲) $458 / シニア(65歲以上) $100


2018年から2023年にかけて、シンボルであるお城の建て替えを含む新規開発とエリアの拡張を既に発表している香港ディズニーランド。その工事に伴い、この日をもって花火の打ち上げはしばらく中止になります。花火の再開時期は未定なので、ぜひその目にしっかりと焼き付けてください。

■ミュージカル「キャッツ」
期日:1月6日(土)~2月11日(日)
時間:曜日により異なる
場所:香港演芸学院
料金:$445-$1045 / 学生:$330-$895

1981年にロンドンの初演以来、ニューヨーク、日本など世界中で大成功をおさめているミュージカル。マンカストラップ、ラム・タム・タガーといった個性的な猫たちが、都会のごみ捨て場を舞台に踊りと歌を繰り広げるファンタスティックなステージです。中でも劇中に出てくる名曲「メモリー」は、一度耳にしたら忘れられない名曲中の名曲。


■シャネル「マドモアゼル プリヴェ」展
期日:1月13日(土)~2月10日(土)
時間:曜日、展示で異なる
場所:PMQ
料金:無料

※専用アプリから希望展示、日にちと時間の事前予約が必要です。

2015年にロンドンで初めて開催され、2回目のソウルに続くシャネルの展示です。デジタルテクノロジーを活用してシャネルのクリエイティビティの真髄を深く掘り下げるとともに、カール・ラガーフェルドのオートクチュールピースや、ガブリエル・シャネルが1932年に発表した最初のハイジュエリーコレクション「Bijoux de Diamants」の復刻版、香水の「シャネル N°5」などにスポットを当てます。
なお専用アプリは以下のホームページからダウンロードできます

■香港国際マラソン
期日:1月21日(日)
時間:5:45~8:30
 ※いずれもスタート時間。
コース:尖沙咀ネイザンロード → ビクトリア公園(銅鑼湾)
※フルマラソン、ハーフマラソンのみ

1997年から始まり、今ではすっかり年中行事として定着した「香港国際マラソン」。フルマラソン、ハーフマラソン、10キロマラソンなどの種目で競われ、昨年度は世界50ヵ国から約74,000人の人が参加しアジア最大級のマラソンイベントになりました。尖沙咀のネイザンロードを出発し、高速道路や海底トンネル、香港最長の橋である青馬大橋などを経てゴールのビクトリア公園まで、香港ならではのコースも話題です。果たして今年はどんな戦いが繰り広げられるのでしょうか。

いかがでしたか?
香港の冬は、日の出が遅く、また日の入りも早いので夕方には真っ暗。でも逆を言えば、その分、早い時間から夜景を堪能できるチャンスでもあります。特に今の時期は湿度が低めなので、夜景はもちろんのこと、2017年の12月からリニューアルした光と音のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」も、よりキレイに見ることができるでしょう。。とはいえ、夜は思った以上に寒くなることが多いので、防寒対策はしっかりと。
そして今月末あたりからは、2月の中旬から始まる旧正月の準備が始まり、香港は本格的なお正月時期を迎えます。
以上、香港ナビがお伝えしました。


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-12-28

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