沙田(Sha Tin)を散歩しよう

近場の“新界(New Territory)”で、のんびり過ごしてみませんか?

こんにちは、香港ナビです。九龍の郊外地域は、“新界(New Territory)”と呼ばれています。観光客や地元人がせわしなく行き交う市街地とは違って、最寄の駅を離れると、緑豊かでのどかな風景がみられます。高層ビルもまばらな”村屋(チュンオク)“と呼ばれる、2階建て、3階建ての家屋の密集した村もあります。今日は、そんな新界の中でも、市街地に近い”沙田(Sha Tin)“をご紹介します。巨大なショッピングモールに包まれた駅周辺から、ちょっと足を進めてみるとまた違った風景に出会える場所です。
アクセスは?
一番わかりやすいのは、なんといってもKCR。“沙田(Sha Tin)”
駅で下車してください。KCRは、始発の紅磡(Hung Hom)駅か、MTRからの乗り継ぎは、観塘線“九龍搪(Kowloon Tong)”駅にて。

まずは、ショッピングモールから。

KCRを降りたら、そのまま繋がっている巨大なショッピングモールを歩いてみましょう。とにかく、枝分かれして、付近の住宅に繋がっているため、広範囲に渡っているのが特徴です。迷路のように広がっていますから、隅々まで行ってみるなら、迷わないように道筋を確認してくださいね!
改札をでたら、そのまま出てまっすぐ進んでみましょう。 
改札をでたら、そのまま出てまっすぐ進んでみましょう。

改札をでたら、そのまま出てまっすぐ進んでみましょう。

いくつかの部分に分かれて広がっている数々のショッピングモールの最初に登場するのは、“連域廣場”です。 いくつかの部分に分かれて広がっている数々のショッピングモールの最初に登場するのは、“連域廣場”です。

いくつかの部分に分かれて広がっている数々のショッピングモールの最初に登場するのは、“連域廣場”です。

“新城市廣場(New town Plaza)”は、一番大きなショッピングエリア。新しく改装をしたばかりで、センターの広い吹き抜けには、ビッグスクリーンが設けられています。しかしそれでもまだ、広いモール内のほかの売り場は内装中でした。
映画館もあります。

映画館もあります。

隣接しているホテル(帝都酒店Royal Park Hotel)と直通になっています。

隣接しているホテル(帝都酒店Royal Park Hotel)と直通になっています。

“西田”というのは、西友の香港名!? “西田”というのは、西友の香港名!?

“西田”というのは、西友の香港名!?

外へ出てみましょう。(KCR駅南側)

KCRの駅を挟んで、北と南に分けてご案内しましょう。まずは、ショッピングモールへ進まずに、駅からすぐに外へ出てみましょう。
バスターミナルを抜けていきます。 バスターミナルを抜けていきます。

バスターミナルを抜けていきます。

駅を出たら、すぐに“排頭街(Pai Tau St)”の古い町並みが目に付きます。お菓子を売っている露店も人気です。 駅を出たら、すぐに“排頭街(Pai Tau St)”の古い町並みが目に付きます。お菓子を売っている露店も人気です。

駅を出たら、すぐに“排頭街(Pai Tau St)”の古い町並みが目に付きます。お菓子を売っている露店も人気です。

“新城市中央廣場(Grand Central Plaza)”には、リーズナブルでモダンな家具や雑貨で人気のある“IKEA”が入っています。
新城市中央廣場の横にある村を抜けて、高台にある“沙田萬佛寺”へ行ってみましょう。ちょっと、急な坂道を登っていかなければなりませんが、市街ではなかなか見ることのできない、香港の“村屋”の光景を見ることができますよ。
急な階段ですが、ギンギラギンな仏様が並んで迎えてくれます。もうすこしだ、がんばれ!!
振り返ってみると、沙田の街が一望できます。
取材の時間が少し遅かったので、すでにしまっておりましたが、中もなかなか派手な装い。今度はぜひ、日が沈む前に来てみます。

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今度は、ショッピングモールを抜けて外に出てみましょう。かわいいキャラクターたちがお出迎えしてくれますよ!!
こちらのガラス戸から、外に繋がっています。
かわいいキャラクターがいっぱいの“スヌーピーワールド”がありました。ここは無料の遊園地なんですよ。毎日10:00~20:00にオープンしています。とにかく、かわいい。入ってみましょう。
乗り物や遊び道具は、子供用ですが、やっぱり写真は一緒に撮りたい!まるで、そのままアニメから出てきたようですね。
唯一のアトラクションは、このカヌーでした。お金は要りませんが、ショッピングモールで$200以上お買い上げのレシートがあれば乗れます(が、身長や人数の制限があります)。
中央に、こんなかわいいおうちがあって、休憩できます。自動販売機がありジュースが購入可能です。
園内全体は、こんな感じ。決して、広いとはいえませんが、キャラクターメインの子供の遊び場と考えたら、十分ですね。
入り口にも、たくさんのキャラクターが飾ってあります。スタッフも常時待機していますよ。
駅からの道のりにも、こんなかわいいアクセントが。 駅からの道のりにも、こんなかわいいアクセントが。

駅からの道のりにも、こんなかわいいアクセントが。

残念ながら、取材日は工事中で、入り口はこんな状態でした。
続いている陸橋からも、かわいいキャラクターたちがみられます。 続いている陸橋からも、かわいいキャラクターたちがみられます。 続いている陸橋からも、かわいいキャラクターたちがみられます。

続いている陸橋からも、かわいいキャラクターたちがみられます。

陸橋を渡ったら巨大なオープンスペースがあります。ここでは休日にアウトドアのイベントが行なわれます。階段は、客席に早替わり。
こちらは“沙田大會堂(Sha Tin City Hall)”です。コンサートやダンスなど公演が行なわれるほか、様々な教室を市民に開放して有意義に活用しています。

こちらは“沙田大會堂(Sha Tin City Hall)”です。コンサートやダンスなど公演が行なわれるほか、様々な教室を市民に開放して有意義に活用しています。

こちらは、図書館です。

こちらは、図書館です。

ここには、いわゆる婚姻届をだす政府のオフィス“婚姻登記處”がありますので、ここで結婚式&披露宴を済ます人も少なくありません。香港名物ですね、この結婚の記念写真を撮る風景は。
先に進んで、行ってみましょう。河が見えてきました。
河沿いに、公園が繋がっています。自然がいっぱいで、気持ちいいです。歩いていってみましょう。疲れたら、休めるベンチもたくさんありますから、のんびりしてくださいね。
こちらは、サイクリングコースとしても有名なんですよ。香港の街中は、とてもじゃありませんが自転車の通れる余裕なんかありませんから、みんな、こうやって郊外までわざわざサイクリングに来るのです。
自転車を借りるところです。
橋を渡って、向こう側にも同じようなサイクリングコースと公園があります。 橋を渡って、向こう側にも同じようなサイクリングコースと公園があります。

橋を渡って、向こう側にも同じようなサイクリングコースと公園があります。

中国色豊かに作られた庭園もありました。 中国色豊かに作られた庭園もありました。
中国色豊かに作られた庭園もありました。 中国色豊かに作られた庭園もありました。

中国色豊かに作られた庭園もありました。

いかがですか?ちょっと、郊外に足を伸ばしてみると、又違った香港の顔が見えてくると思います。お買い物にあきたら、こんな場所で香港ののどなか時間を満喫してください。

また、“香港文化博物館”も近いですから、足を運んでみるのもいいかもしれません。以上、香港ナビがお伝えいたしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-01-15

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