香港レストランを120%安心して楽しむための!選び方から予約のコツ、+α

日本語の習い手も比較的多い香港でも、慣れない海外旅行、しかし美味しいものには目のない街香港で素敵なお食事にありつくには、予約が必要不可欠。そこで、今回は予約に必要な知識やステップを一歩一歩ご紹介してみました。

香港にあるレストランの様子

香港にあるレストランの様子

こんにちは!香港ナビです。街中に溢れるレストランに次ぐレストラン。女性の社会進出著しい香港では、外食も普段の生活の一部で、その分外食産業は人口と比較しても他にナイほどの発展振り。

香港のレストランとしてはあまりに有名なジャンボレストラン

香港のレストランとしてはあまりに有名なジャンボレストラン

そんな香港で安心してザ・ベストをたのしむなら、予約が大事!なのは言うまでもありません。しかし、慣れない土地と言葉で予約なんて、、、と思う方も多いでしょう。そこで、今回は香港のレストラン予約についてのご説明、コツ、ノウハウについてお伝えしたいと思います。

ミシュランも上手に活用しましょう

ミシュランガイドがある街も限られているので、是非ミシュランスタンダードに挑戦してみてください!

ミシュランガイドがある街も限られているので、是非ミシュランスタンダードに挑戦してみてください!

香港は世界でも知れた食の都、ミシュランガイドも近年より発行されています。世界でも信頼の高いミシュランですから、レストランも店頭に“ミシュラン二つ星獲得”と言うサインが出ている事も多々。

ミシュランレストランなんて皆お高いのでは?と思われるかもしれませんが、そんな事はありません。ミシュランスター付きのレストランでも、とってもリーズナブルなのも香港の魅力の一つなのです!是非参考にしてください。

メニューにあるミシュランスター獲得の表示

メニューにあるミシュランスター獲得の表示

店頭にあるサインの例

店頭にあるサインの例

自分に合った選び方:茶餐廳(チャアツァンテン)VS普通のレストラン

茶餐廳のようす。

茶餐廳のようす。

レストランのようす。こちらは日本と同じ形式です。

レストランのようす。こちらは日本と同じ形式です。

この茶餐廳、20-30HKD位からの激安B級グルメの宝庫でもありますので、少し勇気が要りますが、食せばきっと試して良かった!と思えるはず。

こんな感じで一皿メニューが多いです。

こんな感じで一皿メニューが多いです。

茶餐廳代表メニューは、ご飯にぶっかけオカズ。

茶餐廳代表メニューは、ご飯にぶっかけオカズ。


まず、違いの1つ目としては、大概、日本語英語が通じません。
基本広東語メニューのみ。写真メニュー、英語メニューがあったら、ラッキー♪

茶餐廳のメニューの例

茶餐廳のメニューの例

このように壁に掲示されてあるだけのところもあります

このように壁に掲示されてあるだけのところもあります

そう、日本産の吉野家は、茶餐廳ルールで運営されているのです!

そう、日本産の吉野家は、茶餐廳ルールで運営されているのです!

2つ目の違いは、席の取り方。雑時は相席が当然です。例え日本のチェーン店であっても、席はホンコン流に相席!

お会計はレジにて。電卓で価格を確認しましょう。

お会計はレジにて。電卓で価格を確認しましょう。

3つ目の違いは、会計。テーブルでなく出口のレジに、自分のお会計の紙を持参します。

そして4つ目、最後の違いは、基本予約は受けずウォークインオンリーなお店が一般的なことです。ウォークインでも回転が速いのが一般的なので、皆さん待つのが普通、という考えです。


通常のレストラン形式のお店の場合は、日本とサービススタンダードは同じと考えて問題ありません。冒険家にはぜひ茶餐廳を、自分の慣れている範囲で余裕を持ってのんびりしたい方は、レストラン形式をおススメします!

予約のノウハウとアイディア

行列もなんのその!

行列もなんのその!

人気店は常に大混雑、行列必至の香港。
しかし、日本語が時に通じない海外でのレストラン予約は勇気がいるし、どうしたらいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか?

恐らく、予約の難しさは主に、なれない言葉で電話を掛ける、と言う事でしょう。音質が優れない時もあれば、雑音で聞き取れなかったり、ジェスチャーが使えなかったりと、電話での会話は少し敷居が高いですよね。でも大丈夫!


必殺技、ホテルにお願いしちゃうの術。(中、高級ホテル限定戦略)

必殺技、ホテルにお願いしちゃうの術。(中、高級ホテル限定戦略)

方法1:間接的に、確実に出来る方法を模索してみる

まずは旅行で利用するホテルやツアーガイドさんが居る場合は、積極的に予約の手伝いをお願いしましょう。少し格の高めのホテルの多くには、フロント以外にもそう言った業務を専門にするコンシアージュがいる事も多いです。お願いすれば誰でも快く引き受けてくれるでしょう。ガイドブックに掲載されているレストラン情報を見せてもいいでしょう。

もし万全を期すのであれば、予約日時や人数は日本語でいいのでメモに書いてあげると安心です。中国語の日付の書き方は、日本語と同じなので通じます。(曜日の記述は異なるので、月曜日と言っても通じないです)
例として
○月○日 ○位(人と言う意味) 20:00

また、有名店であればインターネット、メールなどから予約をする事ができるレストランも多数です。是非確認して上手に利用して下さい。


方法2:思い切って!自分で予約してみる

もし、自分で予約が必要な時は、日本語OKと宣伝するレストランも多いですね。英語も十中八九通じますので是非トライ。

英語の場合の簡単な言い方例はこちら:

Can I make a reservation on [DATE] for [NUMBER] people from [TIME]?

My Name is [NAME]. My phone number is [PHONE NUMBER].

Thank you.

国際的な香港は、第二外国語としての英語を聞き取る事に慣れている事も多く、言葉の間違いにはとても寛大です。予約も最低限しか聞かれることは無く、香港の場合は特にマナーなどを気にする必要もありません。案ずるより生むが易しです。是非トライしてみて下さい♪

おまけ:お店で快適に過ごすコツ

勿論、価格帯によりけりで英語日本語対応可のレストランも多くありますが、まずはカジュアルなお店に入店すると、店員さんから聞かれるのは「幾位呀?ゲイワイアー?」。これは「何名様ですか?」の意味。英語で伝えてもOKですし、指で示しても分かって貰えます。

こんなオーダーフォームに自分で書いて渡す、という方法もあります。

こんなオーダーフォームに自分で書いて渡す、という方法もあります。

入店するとほぼ即!で注文を取りに来る事が大概ですが、もし店員が忙しく気を引きたい時は「唔該ンゴーイ(すみませんの意)」と大きな声で元気良く言いましょう!もし、万が一不要な物を進めてきたら、「唔要(ンイウ)」とハッキリ言いましょう。文化上、ハッキリ断っても全く失礼にはあたりませんので勇気を持って。意思を伝えれば大体はすぐ引いてくれます。

日本と違ってとってもお安いドリンクは是非トライ!

香港の紅茶は基本、濃いいのです。

香港の紅茶は基本、濃いいのです。

セットメニューも一般的、かつドリンクがお安い香港では是非お食事時に飲み物も♪基本どこにでもある香港のスタンダードドリンクは
お水(水:ソイ↑)
レモンティー(檸檬茶:レンモン↑チャア)
ミルクティー(奶茶:ナイチャア)
ホット(熱:イッ)
アイス(凍:ドン)
ビール(啤酒:べージャァウ) です。
冷たい飲み物は追加料金が掛かる事がありますので注意してくださいね!
ちなみに、上記にある香港の紅茶類はかなり苦くて濃いのが特徴です♪ 

お料理登場!

お皿と食器が来たら、自分が使う食器が綺麗かキチンと確認して下さい。大概コップかポットでお湯が運ばれてくるので、現地の人はそれで食器を洗ったりします。(一流レストランでは不要です)時に、カジュアルなお店では、テーブルの下にある引き出しに全て食器がしまっている場合もあります。その場合は自分達で勝手に取り出します。

古き良き、ワゴンが残っているのがシティーホールの良さ。メニューも比較的、古き良きまま。

古き良き、ワゴンが残っているのがシティーホールの良さ。メニューも比較的、古き良きまま。

香港で、一回分しか食事をするチャンスがない!ともし言われたら、香港ナビとしては恐らくシティーホールマキシムの飲茶をおススメします。
他にも美味しい飲茶は沢山ありますが、ローカルですら「今日は特別美味しいものを」と言ったら選ぶ、飲茶道の大御所なのでございます。今は数少ない、飲茶を運ぶワゴンも風情があって素敵。レシピも昔ながらのものが残っています。

また、冒頭でご紹介したジャンボレストランもエンターテイメント性の高い香港ならではなレストランですから、一度試す価値はありかと思います。




色とりどりの飲茶を見るのは「香港に住んでて幸せ♪」と思う瞬間です。

色とりどりの飲茶を見るのは「香港に住んでて幸せ♪」と思う瞬間です。

以上、香港グルメ道のノウハウを色々な角度から書きましたが、いかがでしたか?香港は、フレンドリーなグルメ都市、あまり形式やルールに拘らず、最後はリラックスして自分らしく楽しむのが一番ではないかなと香港ナビは思います。「これをしたら社会的にいけない」というのはない、寛大なポジティブさが魅力の街ですから。国際都市ならではのバラエティは勿論、中国料理の多様性も日本ではナカナカ味わえません!
是非とも素敵でグルメな思い出を沢山作って下さいね!以上、香港ナビがお伝えしました。


その他情報

■2015年6月6日 リンク切れ修正
関連タグ:予約bookingreserve

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-01-23

ページTOPへ▲

関連記事

香港グルメマニアが足しげく通う!予約必須の【私房菜(プライベートキッチン)】特集

香港グルメマニアが足しげく通う!予約必須の【私房菜(プライベートキッチン)】特集

香港旅行の目的がグルメの方々に、ぜひとも訪れていただきたいのが「私房菜(プライベートキッチン)」のレストラン!ナビで予約なら絶対安心で、はずしません!

その他の記事を見る