アジアのグルメハブを上手に堪能!香港グルメ10の豆知識

香港といえば、食べ物。食べ物といえばレストラン!そこで、香港のレストラン利用に全般的に役立つ10の心得を作ってみました。日本とはちょっぴり勝手の違う香港のレストラン事情、理解を深めて賢く利用しましょう♪

こんにちは、香港ナビです。香港の最大の魅力は?と聞かれた時、その多様で奥深いグルメを語らない人はきっと居ないでしょう。香港のレストランは世界的にも評価が高く、「外れた!」と言うことはあまり無いのですが、折角の香港滞在、最高の思い出を作りたいですよね。
そこで、今回は香港グルメを120%賢く堪能する10の豆知識をお伝えします。

その1:お料理によって客層を見極めよう

どんな観光地にも観光客目当てのレストランは存在するもの。多言語での対応やアクセスの良さなど、メリットもありますが、本格的なお料理をリーズナブルなお値段で楽しむのならやはりローカル料理はローカルが通うお店。インド料理ならインド人、フレンチならフランス人が通うお店が一番です。香港は各国の料理人が腕を振るう本場並み本格派レストランが揃いますから、是非様々なお店に入る前に、可能な限り客層をチェックして各お料理のローカルがいるかチェックしてみましょう。
ローカルがひしめくお店。これは期待してOK

ローカルがひしめくお店。これは期待してOK

香港料理は香港人が居る場所で♪

香港料理は香港人が居る場所で♪

インド料理といえば、こちら

インド料理といえば、こちら

重慶マンション内の本場インド料理

重慶マンション内の本場インド料理

その2:人気店、有名店は必ず!予約

有名所のペニンシュラやシティーホールマキシムなど、目的のお店に入る為ならば実は行列で並ぶのが全く苦ではない香港人達。行列で友達と話しながら待つのも楽しみの一つになっているようで、彼らは待ち時間一時間、時に二時間でもへっちゃら。もし事前にお目当てのレストランが決まっているのであれば、勇気を持って予約を取るのが大正解です。言葉による弊害がある場合は滞在していらっしゃるホテルにお願いしてもいいでしょう。
お昼時はそこらが行列だらけ。

お昼時はそこらが行列だらけ。

待つ価値がある所にはいくらでも人が

待つ価値がある所にはいくらでも人が

待機用チケットを配っている所もあるので、その時は即番号札をゲットしてください

待機用チケットを配っている所もあるので、その時は即番号札をゲットしてください

その3:予約失敗しても諦めない!

予約のお電話の結果、万が一「予約一杯」と言われても諦めないで!香港のレストランにはまだ“ウォークイン用の席”と言う希望が残っているのです♪こちらは予約不可ながら、当日実際いらっしゃるお客様用に残された先着順、売り切れ御免の席。これを狙えば結構な確立で有名店を少しの待ち時間で楽しめるのです!この席を狙うためには、混雑前のお昼なら12時、夜なら6時半位がおススメ。また、列で並ぶ場合、のんびりよそ見をしているとあっという間に抜かされてしまいます。ご注意を!
早めに行くと予約無しでもOKの可能性あり♪のシティーホール飲茶

早めに行くと予約無しでもOKの可能性あり♪のシティーホール飲茶

行列と言えば、ペニンシュラ。こちらのアフタヌーンティーは予約は不可。。。

行列と言えば、ペニンシュラ。こちらのアフタヌーンティーは予約は不可。。。

その4:英語、日本語が通じないお店でも大丈夫!必殺筆談の術

メニューは広東語のみ!の例

メニューは広東語のみ!の例

日本語メニューが用意されているお店もありますが、本格的な美食を求めると、特にレストランのウェイターには言葉が通じない!なんて事もザラ。しかし、諦めないで!その厚い壁を乗り越えれば、きっと忘れられない思い出になる事請け合い。是非挑戦してみて下さい。英語対応が可能な人をお願いするか、もしくは筆談でコミュニケーションをとってみましょう。何とかなるものです♪ホットは「熱」、酸っぱいは「酸」など、日本語の漢字の殆どは香港人に通じます。漢字が書けるだけで親しみを持って貰える事も多々。日本人だから出来る香港ならではのコミュニケーション、是非挑戦してみてください。

その5:席を離れる際は貴重品もご一緒に!

重い!かもしれないけど、一緒に持っていってね

重い!かもしれないけど、一緒に持っていってね

治安も比較的良いと言われる香港ですが、やっぱり貴重品は常に身につけておきましょう。お財布やパスポートは勿論の事、簡単に転売出来てしまう携帯やタブレットも要注意。香港ではお手洗いがお店の外の離れた位置にある事も多く、長い間席から離れてしまう事になります。盗難などが有った場合、レストラン側も責任は取れません。予防に徹しましょう。

その6:飲茶マナーを学んで楽しもう♪

指でテーブルを叩いて、「ありがとう」

指でテーブルを叩いて、「ありがとう」

日本から香港へ来たら、飲茶は絶対に一度は挑戦して欲しいものですが、飲茶は他の茶餐店等と比べると知るべきマナーも少しあります。まず、高級店ではやりませんが、庶民的な飲茶へ来たら、まずテーブルの上にあるお箸、蓮華、器を自分達でお茶と熱湯で濯ぎます。お店によっては濯ぎ用のボウルが用意されている事もあります。次に、お茶を皆で注ぎ合います。以降、常に皆のお茶が十分であるように気を配り、もし誰かがお茶を注いでくれたら人差し指と中指で軽くテーブルをノック。これはお茶を注いでくれた人へのお礼の意味があります。
あくまでお皿は受け皿、という使い方

あくまでお皿は受け皿、という使い方

最後に、お食事を始める際、器はお皿の上に置き、器を取り皿にして食べます。お皿は小骨などを置くために使い、お料理は直接のせません。これらをやらない事が失礼にあたる、と言うほど厳格なものではありませんが、マナーを知ってローカルと交じって楽しむ飲茶はより楽しいと思います。飲茶のより細かいマナー等は下記の記事もご参照ください♪

その7:常に骨、殻に注意!

中華料理と日本で食べるお料理の違いは多々ありますが、辛さや素材だけでなく、案外落とし穴なのがお料理の中に入っている骨や殻類。大きくてジューシーなお肉を思い切り齧ったら、中に隠れて骨が入っていてとても痛い思いをしたりします。日本とは違って、たとえ一口サイズに切ってあっても、お肉の中には骨が入っています。小さな破片になって入っている事も多々。怪我しないようにして下さいね。
骨、殻タップリのご馳走たち。ロブスター!

骨、殻タップリのご馳走たち。ロブスター!

白身魚も骨が入ってます。

白身魚も骨が入ってます。

その8:チップは基本的に不要!

アジアだけど、元イギリスの植民地の香港は、チップの習慣となると迷われる旅行者は多いのでは。グッドニュースとして、チップは基本不要です♪さりげなく、レジ隣のチップ箱やクレジットを使った時のレシートにチップの項目が有ったりしますが、基本は任意であって、しなくても失礼にはあたりませんのでご心配なく。サービスに対しての対価が必要な場合はサービス料10%で事前に加算されている事が一般的です。
とはいうものの、慣例的におつりの小銭程度を残すのがスマート。またいいサービスを受けた、店員にわがままを聞いてもらった、などの場合もチップを支払うのがいいでしょう。もちろん不快な思いをした場合はチップは不要です。

その9:食べ切れなくても気にしない!お持ち帰り

お持ち帰り用パッケージはこんな感じ

お持ち帰り用パッケージはこんな感じ

量が分からず、もしくは興奮しすぎてオーダーしすぎた、なんて事があってもご安心下さい。日本とは違い、どんなレストランでもお持ち帰りは対応可能です。持ち帰り用の使い捨て容器などで$1など払う事もあるのですが、是非賢く利用して下さいね。

その10:遠慮は無用、トラブルがあったらしっかりその場で伝えよう!

ハキハキした店員さんが多いですが、勇気をもって言おうね

ハキハキした店員さんが多いですが、勇気をもって言おうね

とてもフレンドリーでエネルギッシュな香港は、常に遠慮は無用、問題を察してはくれません。もし不満やトラブルがあった場合は、その場でしっかりと即お店側に伝えましょう。道理に適う事であれば、多くの場合素直に対応してくれます。後々になっての返金はほぼ不可能です。


超魅力的なローカル料理!けどお腹にも心配りを♪

超魅力的なローカル料理!けどお腹にも心配りを♪

いかがでしたか?食の都香港では、日本ではなかなか味わえない、中国食文化の多様性と深遠さをきっと発掘できるはず。環境が変わると胃腸に問題をきたす可能性もありますので、無理の無い範囲で美味しい思い出を作って頂きたいものです(特になまもの、作り置きは注意しましょうネ)。以上、香港ナビでした。

その他情報

■2015年7月1日 基本情報更新
関連タグ:グルメレストラン

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-02-06

ページTOPへ▲

その他の記事を見る