F4コンサート 「F4 Forever 4 2006」体験レポート

アジア各国から集ったファンと共に4人の魅力にとろけた夜を、香港コロシアムよりお伝えします。

こんにちは!香港ナビの小桃です。2006年3月22日~25日の4日間、台湾の人気アイドルグループF4が2002年12月以来、約3年ぶりに香港公演を行いました。

F4として4人揃ってのコンサートも久しぶりいうこともり、香港、そしてF4の地元台湾のみならず、アジア全域を巻き込んでの大熱狂の嵐が吹き荒れた香港コロシアム。
F4香港コンサート「Forever 4 2006」公演3日目の24日の夜、そんな嵐の直中に突撃してきました! 
F4って?
今更よけいなお世話とは思いますが、「F4ってカーレースの種類ですか?」というのんびりした方のために、ちょっとご説明を…。

言承旭(ジェリー・イェン)、呉建豪(ヴァネス・ウー)、朱孝天(ケン・チュウ)、周渝民(ヴィック・チョウ/ニックネーム 仔仔)の4人からなるユニット。日本のコミック「花より男子」を台湾でドラマ化した「流星花園」でデビュー。

顔の良さはもちろん全員そろって身長180センチ超、歌って踊って楽器もこなすと、天が二物以上をあっさり与えちゃったイイオトコたちなのです。

熱い思いを込めて
香港ナビ一同も彼らには、熱烈な視線を送らずにはいられません。九龍の紅磡(Hung Hom)にある黄埔(Wham Poa)のジャスコ内B1にあるフローリスト、八王子花壇さんが、そんな思いを代弁するかのような素敵な花束を作ってくださいました。

香港ナビ一同も彼らには、熱烈な視線を送らずにはいられません。九龍の紅磡(Hung Hom)にある黄埔(Wham Poa)のジャスコ内B1にあるフローリスト、八王子花壇さんが、そんな思いを代弁するかのような素敵な花束を作ってくださいました。

コンサートの成功をお祈りしています!」のメッセージと共に、ちゃっかりナビのURLも書き込んでお花に添えました。無事に彼らの元に届きますように…。

コンサートの成功をお祈りしています!」のメッセージと共に、ちゃっかりナビのURLも書き込んでお花に添えました。無事に彼らの元に届きますように…。

八王子花壇:電話852-2765-0968 ファクス852-2765-0786 
【日本語可。予算に応じて各種アレンジ花を用意してもらえます。日本から香港在住の人へお祝い花を贈るなど、細かいオーダーも相談可能です】
日本からのファンもたくさん
昨年「F4@TOKYO」という日本製作の写真集も出しているほど、日本での人気の高いF4。今回のコンサートも日本から押し掛けたファンは数え切れないほど。会場付近で、気分の高揚を隠しきれないかのように盛り上がっている方にお話をうかがいました。
ファンクラブ“F4ever”の2泊3日のツアーに参加していらしたみなさん。F4の魅力を問うてみると「それぞれ全く違う個性なのに、4人揃うと単純に4倍でなく10倍にも20倍にも魅力が増すところ!!」と力いっぱいに語ってくださいました。
応援グッズも手作りで
10歳のお嬢さんと一緒にアイロンビーズを使って作ったというボード。そのお嬢さんはパパと日本でお留守番だとか。

10歳のお嬢さんと一緒にアイロンビーズを使って作ったというボード。そのお嬢さんはパパと日本でお留守番だとか。

朱孝天の「天」を蛍光シールで形作ったうちわ。うちわの骨組みは、「キムタクのものを壊して作りました。ファンの方ごめんなさい~」だそうです。

朱孝天の「天」を蛍光シールで形作ったうちわ。うちわの骨組みは、「キムタクのものを壊して作りました。ファンの方ごめんなさい~」だそうです。

「香港ナビの「食べる」のページをプリントアウトして持って来ました!」とうれしいお言葉をくれたジェリーファンの方。初めての生F4だそうで「彼の魅力はっ、とにかくカッコよくてっ、カッコよくてっ、カッ…(以下、言葉にならず~)」

「香港ナビの「食べる」のページをプリントアウトして持って来ました!」とうれしいお言葉をくれたジェリーファンの方。初めての生F4だそうで「彼の魅力はっ、とにかくカッコよくてっ、カッコよくてっ、カッ…(以下、言葉にならず~)」

いよいよ開演です!

広い香港コロシアムもほぼ満席。観客の九割以上が女性ですね。客席のライトが落ちると、コロシアムの壁がゆがんだのではないかと思うほどの「キャーッ!!」の声。四方に反響してもはや声ではなく、ものすごい音になっています。
待ちかねたF4登場!「Ask For More」を歌いながらドラゴンのライドに乗って、ゆっくり回りながらステージ上部から現れました!
4人そろいの曲よりも、ソロパフォーマンスがメインとなった構成で、ひとりひとりの個性が楽しめて興味深い!
ヴァネスは日本語を連発していました。「ニホンノファンドコ??」と問いかけ、さらに安全地帯の「悲しみにさよなら」の中国語版「向悲哀説再見」の1番を全て日本語で歌いました。日本のファンとの大合唱は感動的! エンディングで「達者でな~」といったのもヴァネス??
仔仔は女性ダンサーと絡むパフォーマンスが多く、そのたびに切り裂くような悲鳴があがっていました。彼の今回の演出はセクシー路線らしく、思わせぶりに白いシャツのボタンをひとつひとつ開けていく様子に、私もすっかりレポを忘れて「キャーッ!!!」
ケンはギターを弾き、ドラムをたたきと楽器のパフォーマンスが印象的でした。冒頭のオールバックは、未見のヘアスタイルだったので、一瞬「誰?」って感じでしたか…。一番私の席側に来てくれる率が高かったのですが、興奮のあまりの手ぶれ写真の数々で申し訳ありません。
ジェリーのソロでは、会場からファンをひとり選んで手をつないでステージを歩く、そして抱きしめるというパフォーマンスがあり、選ばれた女の子は、どうしていいかわからないと言った様子でふるえながら涙ぐんでいるのがモニターで見られました。そりゃそうですよねぇ。
3時間にわたるコンサートも、アンコールのメドレーで総立ちになった中、肩を組んだ4人を花火が包んで終了。コンサートロゴがモニターに映し出され、客席のライトが着くと、崩れるようにドッといすに座り込むファンもたくさんいました。全身全霊で応援したら、やっぱりそうなりますよね。

会場を後にして外に出てみると、そこにはさらなる人混みが。聞けば「F4が楽屋から出てくるのを待っている」とのこと。いわゆる「出待ち」のみなさんでした。「最後にもうひと目!」と気合いみなぎるみなさんのご迷惑になってはいけないと、すごすごと退散した私でした。
F4のパフォーマンスとそれに力の限りの声援を送るファンのパワー、熱が熱を生み出すかのような相乗効果はすごいのひとことです。香港、台湾、日本、中国、フィリピン、タイ、マレーシアetc. アジア各国からここに集った人たちは、ふだん話す言葉は違っても「F4」という素敵な共通語を持っているんですね。以上、キャーキャーいいすぎてのどが痛い、香港ナビの小桃が香港コロシアムからお伝えしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-03-30

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