香港おすすめハイキングコース・油塘編

山に囲まれた香港。誰でも気軽に楽しむことができるハイキングコースがいっぱいです。気持ちいい汗をかいて運動不足を解消しましょう。

こんにちは、香港ナビレポーターの百瑯です。香港は夏真っ盛り、夏バテしないようにおいしいものをたくさん食べたら、スタミナはついたけど、体重計の数字も増えてしまった、なんて人も多いのでは?心配無用、今年はブタ年です。ブタの可愛さをキープしながら、ブタっぽくないフィットさをキープできるように、百瑯おすすめのハイキングコースを皆さんにご紹介しましょう。

今回ご紹介するコースの魅力的な所は、まず歩きやすく、眺めがきれい。そして全行程約5キロと適度な距離なので3時間ぐらいで楽々クリアできます。また山歩きと言ってもアップダウンが激しくないので家族みんなで歩くこともできます。ハイキングの最終地点には、熱いシャワーを浴びることができる更衣室もあり、その上おいしい食事とビールも楽しむことができます。まさに一石二鳥、いや、一石四鳥のコースと言えるのです。

では、コースを実際に歩きながら紹介しましょう。

MTR観塘線油塘(Yau Tong)駅からスタートします。
A1出口を出て、鯉魚門広場に上がるエスカレーターに乗り、上に着くと住宅団地に行く道がありますが、そちらには行かずに、右側の道に入ります。 A1出口を出て、鯉魚門広場に上がるエスカレーターに乗り、上に着くと住宅団地に行く道がありますが、そちらには行かずに、右側の道に入ります。 A1出口を出て、鯉魚門広場に上がるエスカレーターに乗り、上に着くと住宅団地に行く道がありますが、そちらには行かずに、右側の道に入ります。

A1出口を出て、鯉魚門広場に上がるエスカレーターに乗り、上に着くと住宅団地に行く道がありますが、そちらには行かずに、右側の道に入ります。

そのまま道を渡り、ショッピングセンターの横を通ります。 そのまま道を渡り、ショッピングセンターの横を通ります。 そのまま道を渡り、ショッピングセンターの横を通ります。

そのまま道を渡り、ショッピングセンターの横を通ります。

信号を渡り向かい側に行き、今度は右へ曲がってしばらく鯉魚門道を軽く下ります。
そのまま歩いて華人永遠墳場の看板が見えたら、左側の高超道へ入ります。 そのまま歩いて華人永遠墳場の看板が見えたら、左側の高超道へ入ります。

そのまま歩いて華人永遠墳場の看板が見えたら、左側の高超道へ入ります。

道を渡ると、坂道が見えますので、『よっしゃ、行くぞ!!』とちょっと気合を入れて登り始めます。
登りながら、右側にある鯉魚門の景色を楽しんでくださいね。 登りながら、右側にある鯉魚門の景色を楽しんでくださいね。

登りながら、右側にある鯉魚門の景色を楽しんでくださいね。

登りに登ってやっと到着、『Wilson Trail』看板が見えます。ここからいよいよハイキングコースに入ります。

登りに登ってやっと到着、『Wilson Trail』看板が見えます。ここからいよいよハイキングコースに入ります。

道を渡って階段を上がったところにWilson Trailコースのマップがあります。今自分たちがどこにいるのかを確認しつつ、軽くストレッチでもしましょう。

道を渡って階段を上がったところにWilson Trailコースのマップがあります。今自分たちがどこにいるのかを確認しつつ、軽くストレッチでもしましょう。

スタート地点には、左右両方へ行く道があります。どっちへ行っても道は途中で合流するので、好きな方に行ってください。スタートしてからしばらくは上りが続きます。
途中で“355m炮台山”の看板が見えます。最初の休憩まであと少し!ちょっとしんどいけど頑張りましょう。
ようやく到着。昔要塞だった炮台山が見えます。戦争時代を思い起こさせるものは今では何も残っていませんが、ここでいくつかの壮絶な戦いがあったことは間違いないのでしょう。
同じ道を戻り、ハイキングを続けます。しばらくアップダウンがない為、歩きやすい道を気持ちよく進めます。200メートルほどを歩いて階段を降りたところで、突然目の前に広がるもの『え、墓地じゃないの~!?』 そうです、ここは香港人の間では有名な墓場なのです。なぜ有名になったのでしょう?ひょっとしたら、風水が良いのかもしれません。実は有名な芸能人も何人かここに眠っているのです。毎年4月と10月の墓参りシーズンになると、ファン達が一杯お墓参りに来るのです。
墓地を過ぎ、そのまま細い道を約15分歩いたら、左側に下りの階段があります。ここを降りると、いったん車道に戻ります。
車道に出てから右に曲がり、澳景路を軽く上っていきます。約100メートル歩くと、向かい側に上りの階段が見え、道を渡ってまた上ります。注意して頂きたいのは、この車道は交通量が比較的少ないのですが、車が来ていないことをよく確認してから渡りましょう。
コンクリートのまっすぐ伸びた階段できつそうに見えますが、あっという間に上りきることができます。休憩の所に到着したら、水を飲んで足の屈伸運動をしましょう。
『はい、出発!!』今度はちょっと階段を下ってから、一気に上ってしまいましょう。途中で息が上がってしまうかもしれませんが、景色がとてもよいので、周りの風景を眺めながらゆっくり登りましょう。
登りきった場所は、木が多くて天然の石でできた腰かけもあるので、ちょっと休憩しましょう。
道はまだまだ続きます。最初は下りです。段がそれほど高くないですが、足元に注意しながら石の階段を下ります。下りきったら今度は上りです、最後の上りなので、気合入れて頑張りましょう。
ようやく二つ目の頂上に到着。上を見上げると、白くて巨大な物体が見えます。レーダーでしょうか?聞いてみたらそれはヘリなどがぶつからないように設置された反射板だそうです。当然立ち入り禁止。
もうちょっと道を進むと『大家好、避雨亭』という小屋があります。ちょっと覗いてみましょう。石の上に警世の詩が書かれています。作者は『谷月』という方ならしいです。きっと山が好きで文才がある方なのでしょう。
ここまで来て上りはすべて終わり、あとは下りだけです。そのまま歩みを進めると、分かれ道があり右の道に入ります(左にも入っても良いのですが、まだ楽しみがありますので右に入りましょう)。
約100メートルを軽く下ったら、また分かれ道があって今度は左に入ります。
石の階段を下る途中、カラフルで面白い形をした人形や動物の彫像が一杯並んでいます。よく見てみたら神様の彫像もあり、奥に入ると、小さな赤い部屋があってその中には観音様や黄大仙様もいます。
せっかくだから参拝してみては?もうちょっと下ったところには、ものすごく大きい亀が座っています。一体誰がこうものを作ったのか!?不思議…。
さらに50メートル下ると、舗装された道に出ます。それに沿って歩くと『馬油塘村』に出て車道の出口ももうすぐです。これで、一応山歩きの部分が全部終わりですが、汗もいっぱいかいたし、熱いシャワーを浴びて、冷たいビールをグッと飲みたくなっちゃうでしょう。それだったら、もうちょっとがんばって最後まで歩きましょう。
道を渡り翠琳路に入ります。約500メートル歩いていると翠琳邨の看板が見え、道を渡り翠琳商場に入ります。
商場に入ってまっすぐ奥まで行くとエレベーターがあります。エレベーターに乗り地上へ行きます。
外を出たところに翠琳体育館があります。左側にはバスのターミナルがあります。体育館の中に更衣室とシャワールームが設置され、ゆっくりと熱いシャワーを浴びて着替えもしましょう。
すっきりしたところで、同じエレベーターに乗って、商場の5階に戻ります。レストランは出てすぐ左側にあり『任飲任食』(食べ放題、飲み放題)の火鍋屋さんです。夜6時から11時まで営業していて、平日は1人78ドルで、土日でも1人83ドル、こんなに安くておいしいレストランは市街地では見つけることができませんね。
食べ放題の時間は5時間たっぷりあるので、ゆっくり食事をエンジョイしましょう。もう一つこのレストランの特徴は、カレー、山葵、玉ねぎ、大蒜、七味など、調味料が10種類以上あり、自分の好みでミックスできることです。
さて、もうお腹一杯でしょう。そろそろ帰宅の時間です。エレベーターで先ほどのバスターミナルへ行き、ここからはMTR藍田駅行きのミニバスや旺角、油麻地までのバスが出ています。交通もとても便利で、初心者には最適のハイキングコースです。それでは、また次回百瑯おすすめハイキングコースをご紹介します。お楽しみに~!以上で香港ナビレポーター百瑯がお届けしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-07-12

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